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2023年12月06日16:39

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ロジャー・ブノア の雑感(すごい長文)

サージェントの契約が決まった背景とは? アルボンとの予選対決は0勝22敗・・・ウィリアムズF1の「勇気」の欠如を示していると続投に厳しい意見のベテラン記者たち
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8a89e559a7fe3aa18c981303aae5a5f0c2fa23

まるで批判しているベテラン記者が何人もいるかのような見出しだけれども、記事読む限りでは 明言しているのはロジャー・ブノワだけな件。ブノワは十年以上前にちょっとした話題になっている人。

最近お騒がせの可夢偉のネガキャン元記事を出したロジャー・ブノワとは(2012/10/14)
http://f1jouhou2.com/blog-entry-1606.html
>小倉茂徳氏がジャーナリストのロジャー・ブノワについて語る
>「その新聞は全く社会的に信用されていない新聞」
>「ゴシップしか書かない人」
>「30年やっているベテラン記者だが、本当にくだらない事しか書かない人」
>「昔、広報をやっていた時、何度も迷惑をかけられた」
>「ゴミ以下です」

ブノアの所属していたのは、スイスのドイツ語新聞「ブリック」。小倉は「全く信用がない」と言うし、大衆紙に多いタブロイド判ではあるのだけれども、実際のところは不明。スイス国内のシェアはかなりある。

広報云々は、小倉はホンダの広報を務めていた時期があって、その際にブノアに好き勝手書かれて迷惑をかけられたみたいな話。基本的に人当たりのよい小倉がここまで言うのだから、なにか余程嫌な目にあったのだろうと。

小林のネガキャン記事というのは、小林が当時所属していたザウバーから 年度いっぱいで契約打ち切りになる見込みというもの。

12年のザウバーは小林60ポイント(最高順位3位)ペレス66ポイント(最高順位3位)と、正ドライバー2人が十分に活躍していて、そのうちのペレスがマクラーレンへの移籍が決まっていた。開発の継続性などを考えると小林を残すのは当然 と思われていた中での打ち切り報道であったため、日本のネットではネガキャン報道扱いされた。

結論を言うと、ブノアの報道は正しくて、小林の契約は打ち切られ、代わりにヒュルケンベルグとグティエレスが起用された。ヒュルケンベルグはザウバーの本拠であるスイス&ドイツ枠で、グティエレスは大スポンサーだったテルメックスによるメキシコ人推薦枠。資金難にあえいでいたザウバーにとって、ドイツ人でもなければスポンサーが太くもない小林は旨味がなかったという話。

まぁ当初から海外メディアの間では「ブノアはペーター(当時のザウバーのオーナー)と個人的に付き合いあるし、ザウバーの財政がヤバいのは明らかなので、かなり信憑性は高いだろう」と言われていたのだけれども、日本のファンはそのへんを見ないふりしていたという感じ。

その後、小林は別チームのシートを獲得したが、競争力のないチームであったため結果を出すことはできず、そのままF1からフェードアウトしていった。テルメックスがねじ込んできたグティエレスも、ブレイクしきれないままフェードアウトしていった。少しでもカネを引っ張ってこれるドライバーを…と声をかけまくっていたザウバーは、数年後にデルガルデなどとの間で多重契約騒動を引き起こすにまでいたり、創設者のペーターが全役職を下りて、体制が刷新された。

ザウバーはここ数年アルファロメオを名乗っていたけれど、アウディが株式取得してF1参戦する方針であるため、アルファロメオとの契約を打ち切ることになった。もっともアウディのF1参戦もなかなか微妙で、元フェラーリのビノットにチーム代表就任を要請したら、プロジェクトの推進状況の酷さをみたビノットが逃げ出した とか、つい2カ月前にも「やっぱり参戦取り止めになるのではないか」みたいな記事が出たりしてる。どうなるだろうか。

話は最初に戻ってブノアの「ウィリアムズは勇気が足りない」という主張。…いや、スポンサーマネーがなければやっていけないのだから仕方ないだろうと。それ言い出したら、スポンサーマネー欲しさに小林を放り出したザウバーだって、勇気や我慢が足りてなかったという話になるよなと。

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