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2022年10月11日08:23

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京都旅行記2022・2日目

2日目の朝は、前日に早朝から夜まで歩き回って疲れたこともあり遅めの起床。
安いホテルながら朝食バイキングがあり、ここで食べてからチェックアウトぎりぎりまでゆっくり過ごしました。
そして10時にチェックアウト。目的地は京都鉄道博物館で、天気が良ければここから歩いて行くつもりだったのですが、雨が激しく降ってしまったので電車を乗り継いで移動。電車だと京阪本線→JR奈良線→山陰本線(嵯峨野線)と短いながら2度の乗り換えを要します。
ホテルは京阪の清水五条駅のそばなので、ここから地下の入口に入りました。
この駅は特急などは通過し、各駅停車(この区間で各駅に止まる準急含む)しか止まらないので通過列車だらけで本数は少なめです。
ここから大阪の淀屋橋行きに乗車し、東福寺で下車。京阪本線の京都口は鴨川沿いの区間が地下化されていて、東福寺から地上に出ます。
また、東福寺駅はJRとの乗換駅なのでもっと大きい駅を想像していたのですが、各駅停車しか止まらないというのもあるのか思ったよりは小規模な駅でしたね。構造は全く異なりますが、京急とJR南武支線の乗換駅である八丁畷駅に近い雰囲気を感じました。
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ここから京都まで1駅だけ奈良線に乗車。来た電車は水色帯の205系でかつて京浜東北線を走っていたものを思い出させますが、JR東日本では大部分の車両がリニューアルされることなく廃車になったのに対しこちらでは車内表示器が設置させるなど時代の変化に合わせて車内設備がアップデートされており、まだまだ十分使えそうな様子でした。
あと、奈良線は103系時代は山手線と同じウグイス色だったので、本来であればそれに合わせて帯の色を塗り替えるべきなのではと思うのですが、何故か旧所属先の阪和線時代のままの水色帯ですね。
そして京都からは嵯峨野線(山陰本線)に1駅だけ乗って梅小路京都西に移動。
普通列車は日中約20分おきで需要の割に少ない気がし、通勤ラッシュの終わる時間帯くらいの混雑具合でしたね。
そして梅小路京都西駅で下車。この駅は京都鉄道博物館へのアクセスなどを目的に設置された新駅で、改札を出れば目の前が博物館の入口です。
また、新駅ということもありホームドアが設置されており、これは嵯峨野線(山陰本線)では初採用とのことです。
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そして京都鉄道博物館に入館。平日ということもあって比較的空いていて、園児や小学生の団体客はいたものの家族連れなどの個人客は少なく展示物を見るのに並ばなくてはいけないということはほとんどありませんでした。
まずは入口で、C62、80系、新幹線0系と、それぞれの時代を代表した車両群を撮影。
0系の車内はオリジナルの転換クロスシートですね。在来線特急などでリクライニング機構付きが当たり前になってからは不評だったようですが、この座席の廃車やリニューアルに伴う発生品が気動車や50系客車(快速海峡向け車両)の改造などに転用され、ローカル線などの普通列車のグレードアップにも寄与しています。
後ろにはグリーン車とビュッフェ車も展示されています。
中央に展示されている80系は電車による急行列車の元祖的存在で、車内にはずらりとボックスシートが並んでいますが、車端部にはごく僅かにロングシートがあり、普通列車としての使用も考慮していたようですね。
そしてC62の後ろには戦前の1・2等寝台車マロネフ59-1があり、こちらは半分がのちのA寝台相当のプルマン式の開放型寝台、半分が個室になっています。
個室は現代の水準に照らし合わせてもかなり豪華な仕様ですが、この手の個室寝台は今や定期旅客列車だとサンライズ出雲・瀬戸のみで、あとは団体専用のクルーズ列車のみですね。コロナ禍でこういう他者との接触を避けて移動できる移動手段として個室寝台がもっと見直されてもいい気がするのではと思うのは、私だけでしょうか?
その後ろは食堂車のスシ28-301になります。
そしてC62の反対側に展示されているディーゼル機関車はDD54で、山陰本線で活躍した機関車ですが、故障多発で非常に短期間で全廃されてしまったという歴史があります。
その隣には大阪環状線を最後に引退した103系のトップナンバーのクハ103-1が展示されています。
更新工事は行なわれていないためか内装は原型に近いのに戸袋窓は埋め込まれているという何とも中途半端なリニューアルを施されていたようで、登場時の姿に復元されることなく引退時の姿のままでの保存となっています。
あと、数年前に大宮の鉄道博物館で101系か103系を見た親子が揃って「この電車知らない」と言っていてジェネレーションギャップを感じたことがあります。はるか昔に全廃になった東日本とは異なり、西日本管内だと近畿圏でも今年まで103系が現役だったし地方路線では今も走っているので、まだ親子揃って「この電車知らない」と言う人は少ないはずですが、やがてはそうなるのでしょうね。
次いで屋外にあるブルートレイン展示コーナーを見学。
機関車は国鉄時代の特急牽引機の代表的な存在であったEF58と、トワイライトエクスプレスの牽引で活躍したEF81が展示されています。
後ろにはそれぞれ昭和のブルートレインの20系客車とトワイライトエクスプレス仕様の24系客車が展示されています。
その後は建物内に入り、新幹線500系、寝台車の581系、国鉄特急の代表的存在の485系の並びを見ました。
次いでワットの蒸気機関の模型、初の国産の量産型蒸気機関車230形を見ました。
その後は初の国産電気機関車のEF52を見てから、鉄道の歴史に関するパネル展示を順番に見ました。
鉄道開業初期の国有化以前の展示では、当時の各私鉄が駅舎などの建物に使用していた瓦が展示されているのですが、社紋や社名が刻まれていたり形もそれぞれ異なっていたりというのが興味深かったです。
次いで連絡船や国鉄バスの展示のところには模型が展示されていますが、戦時中の木炭ガスで走るボンネットバス、戦後のワンマン化以前のツーマン時代のバスなどの模型が印象的でした。
次いで新幹線100系などを見てから、昭和の駅を再現したコーナーを見学。駄菓子店があって昔の軽三輪トラックのミゼットが置かれた駅前風景が再現され、そのホームに止まっているのはキハ80系です。
同系で後年まで残ったものは貫通型先頭車のものばかりでしたが、最初期に製造されたものに限り特急電車に近いデザインのボンネット型で、西日本エリアだと「くろしお」で使われていたとのことです。
車内はリクライニングしない回転式シートで、今の水準から見ればかなり簡素な座席ですが、背もたれが直角のボックスシートが主流だった時代ではこれでも豪華な設備だったと思われます。
その後は隣のEF66、DD51等の機関車を見学。
これらは車両の下に見学通路があって床下の構造を見られるようになっています。
1階を一通り見終えた後は2階に移動し、模型を運転できるコーナーや新幹線の指令室を再現した展示室を見学。
100系の2階建て車両4両組み込み編成の通称「グランドひかり」デビュー当時のポスターがありました。この頃までは新幹線に食堂車があり今とは違った魅力もありましたが、今は移動を楽しむという要素がだいぶ薄れ、より早く移動するだけの手段になってしまった感があります。
次の展示室には関西の他の私鉄の車両の模型、京都の鉄道の歴史、昔の平安京と現在の街並みの位置関係のパネル展示がありました。
昔の地図と現在の地図を重ね合わせた展示を見ると、今の山陰本線の京都市内ルートは大部分が平安京の中央を縦断していた朱雀大路とほぼ一致するというのが印象的でした。
次いで昔の貨車の模型、客車のモックアップなどを見学。牛や鶏などの家畜を輸送する家畜車、家禽車の模型は中の牛や鶏も再現されていてリアルなのですが、そもそも今だと家畜の輸送はトラックがメインなので列車で運ぶなんて想像もつかないのは当たり前で、そのせいか列車の中に牛がいるのを気味悪がっている小さい子供がいたのが印象的でした。
次いで昭和中期頃の修学旅行列車の模型や寝台車、観光キャンペーンのチラシの展示を見ました。
2階の展示の最後は新幹線などの座席を見学。
現在のグリーン車やグランクラスの座席が各種展示されていましたが、その端に昔の151系パーラーカーの座席も展示されていました。
左右1列ずつしか座席がない豪華仕様で、今のグランクラスの先祖ともいえるものですがその活躍期間は非常に短く、1960年(昭和35年)に登場するも、4年後の東海道新幹線開業でお役御免となってしまいすぐに普通車に改造されてしまったそうです。
約60年前の車両だし、その当時でこの実物に乗車できる人は限られていたでしょうし、これに乗れる地位があるとなればこの当時の時点で年齢もそれなりでしょうから、乗車経験者は今存命しているかも微妙ですね。まさに「幻の座席」ではないかと思います。

2階の展示エリアを一通り見終えた後は、昔の自動改札を模した出口から展示室を出てレストランに向かいました。
13時頃でピークは過ぎていたし平日ということもあって席はすぐに取れましたね。
色々なメニューがあって迷いましたが、ごく無難な「まかないハチクマライス」にしました。ハチクマライスは大宮の鉄道博物館にもあるだけに定番メニューですが盛り付けはたびたび改定されているのか様々なパターンがあるようで、今は目玉焼き、ミートボール、ハム、さつま揚げ、サラダ、福神漬け、海苔が乗った丼になります。海苔には「義経号」とプリントされていました。
これは名前の通り元々は食堂車職員の賄い飯だったようで、本来は単純に目玉焼きが乗っただけの丼だったとかハムエッグ丼だったとも言われているだけに、もっとシンプルだったと思われます。
また、鉄道150周年記念の黒ごまプリンパフェもあったのですが、残念ながら売り切れで食べることはできませんでした。数人前で売り切れだったようで食べている人がいて、もう少し早ければありつけただけに無念です。そしてこれがまた売っているうちに再訪し、その際にはプリンが○○な某所の篠田麻里子とMay J.を合わせたみたいな人か、某劇団の篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人をお誘い(以下略)
フォト

食後は京都鉄道博物館のメイン展示であるSLの扇形機関庫を見学。その前に「SLスチーム号」の乗車券を購入し、時間が来るまで機関庫を見学しました。
前身の梅小路蒸気機関車館時代から続く施設で、多くのSLがここで実働可能な状態で展示されています。
一番左側には小型の機関車があり、これは7100形「義経号」です。北海道に初の鉄道が開業した当時にアメリカから輸入したもので、最初に導入された6両には主に北海道に縁のある歴史上人物に因んだ愛称が付けられ、これは「義経号」と命名されています。
その横ではC56-160、C62-2、C57-1の3両が整備中でしたが、全て後ろ姿しか撮れませんでした。
この隣は9633、D51-1で、この辺は大量に製造されて全国で幅広く活躍した代表的な機関車ですね。
その隣にはB20-10という小型の機関車があり、入換専用機で製造両数も少なかったため動態保存機はこれだけで、あともう1両が北海道で静態保存されているだけだそうです。
その後ろにはC11-64があり、C11といえば小型機関車の代表的なもので、東武鉄道だけで3両保有しているなど動態保存機も多いですね。
この隣はC55とC58のそれぞれトップナンバーがありました。
その隣には貨物機のD50-140とD52-468があります。
その隣にはお召列車仕様のC51-239があり、専用のヘッドマークがついているほか側面に鳳凰のマークも入っていました。以前訪れたときはC58-1にお召列車のヘッドマークがついていましたが、最近になってこちらがお召仕様に改装されたとのことです。
扇形機関庫の一番右端はC53-45とC59-164になります。
また、中央の転車台にはC61-2と1080の2両が置かれていました。
そして時間が来たので「SLスチーム号」に乗車。牽引機は8630、客車はマイテ49-2とスハフ12-129の2両で、戦前の展望車マイテ49はこの運行をもって現役引退となり博物館での静態保存になってしまうので、引退前の最後の乗車機会ということで人気を集めていましたが、展望車のチケットは事前購入限定、しかも各回25名限定ということで日によっては早くから完売していたそうで結局そちらには乗れず、12系客車の方に乗ることに。
12系客車も今や数少ないボックスシートがずらりと並んだ昔ながらの急行列車の雰囲気だけに貴重な存在ですが、マイテ49の車内も見てみたかったのは言うまでもありません。
そしていよいよ発車。往路は機関車を最後尾のバック運転になり、約500mほど走って折り返して戻り往復約1kmというコースです。
ゆっくりの移動ではありますが、実走するSLの音や煙を間近で楽しめる数少ない機会ですね。
戻って下車した後は次の回の列車の発車シーンを撮影。

SLは噴出する水蒸気の量が天候によって左右されますが、悪天候な時ほど蒸気の量が多くなり、撮影時には雨が止みかけていたとはいえ今回は動画撮影中に離れて撮っていても煙に巻かれてしまうくらいの大量の蒸気が出ていましたね。
撮影後は休憩室になっている50系客車に入って休憩。
こちらが驚くほど空いていて、先客が一人いるだけでしたし、その後も数人しか来なかっただけに車内は撮影し放題でしたね。
最後はここに移築された二条駅の旧駅舎内にあるSL模型などの展示を見て京都鉄道博物館を後にしました。
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京都鉄道博物館を見終えた後は、隣接する梅小路公園を見学。
公園入口には京都市電2000形の車体を利用した案内所がありますが閉鎖中で無人でした。
また、公園内でイベント用のテントなどの設営作業が行われており、何だろうと思ったらこの週末に「京都音楽博覧会2022 in 梅小路公園」というイベントが開催されるためでその準備作業でした。
音楽イベントのステージの他にフードコーナーも設置されるようで、国内外のご当地グルメのブースが設営中でした。
そして公園の奥の方に進んで市電ひろばを見学。
市電で活躍した車両が4両保存されていて、このうち700形703が売店、500形505がカフェ、800形890と1600形1605が休憩室として一般公開されています。
売店になっている車両は車内がだいぶ改造されてしまっていますが、休憩室扱いの車両はほぼ原形を保っていますね。
そして引退当時のままと思われる路線図も掲出されています。
また公園内には線路があり、明治時代の開業当初の車両を復元した車両に乗ることができるのですが、残念ながら土休日のみの運転となるし、その乗り場にある資料室も閉鎖されていたため見ることはできませんでした。
この線路の横に、割と新しめで以前来たときはなかったホテルのようなものがあり、何だろうと思って表に回ってみたら、「梅小路ポテル京都」というホテルでした。
単なるホテルではなく、敢えて銭湯を設けたり、ボードゲームやレコードや本などを設置したコミュニケーションスペースを設けるなど体感型を売りにしているそうです。外にもカフェなどが設置されていました。気になるところではありますが、コンセプト的には子供連れなどの宿泊を想定しているそうですね。
そして電車で京都駅に向かいましたが、帰りの電車は鉄道博物館帰りというよりはさらに手前の方から乗ってきた客で混んでいて、夕方とはいえまだ明るい時間なのに首都圏の通勤ラッシュ並の混雑でしたね。
梅小路公園の音楽祭の日には時間帯によって臨時列車を出すなどするそうですが、やはりそれなりの需要がある路線なのに約20分間隔では本数が少な過ぎないでしょうか。
京都駅到着後は新幹線の発車時刻まで1時間強と中途半端に時間が余ってしまったので、充電も兼ねて駅の中にあるミスドで休憩し、それからお土産などを買って、17:10発の新幹線「こだま744号」で京都を後にしました。
帰りの新幹線は、交通費を少しでもケチりたいために安いプランの「ぷらっとこだま」を利用。各駅停車で途中で「のぞみ」などに抜かれまくるため新幹線ながら3時間半ほどかかってしまうのですが、通常より大幅に安いだけに敢えてこれを利用する人も多いようで、私が予約した時点で窓際の席が埋まっていましたし、車内も自由席は空いているのに指定席は満員に近いくらいの乗車率です。
帰りの道中は長いですが、乗る前に買った駅弁のタルタルチキン南蛮弁当を途中の適当なところで食べました。
特に京都駅限定の商品ではないようですが、こうして移動中の車内で食べると何故か美味しさが増します。
あと、車内で一つどうしても腑に落ちないことがあったのですが、満席近い車内で座席をリクライニングさせている人が何故かあまりいなく、少なくとも私の周囲では誰もリクライニングさせていませんでした。
最近は「リクライニングさせるときに声を掛けるべきか」とか、リクライニングさせたら後ろから押すなどの嫌がらせをされたなどとマスコミが変に煽るせいなのか知りませんが、何だかリクライニングさせたらいけないような無言の圧力があるようですね。
ただ、私はこういう著しく合理性に欠ける暗黙の了解的なシステムが大嫌いで、こういう不条理はぶっ壊さなければいけないとも思っているのですが、いざこういう場に遭遇したら結局何もできませんでしたね。

あと、後ろにメロンのような柄のパーカーを着た横澤夏子みたいな人がいて、多分直接文句を言ってはこないだろうけどインディードのCMみたいに露骨に嫌な顔をしてきそうな雰囲気だったので、余計にリクライニングさせずらかったです。
新幹線はその後ほとんどの駅で通過待ちのため長時間停車しながら東京へと向かい、20:48に東京駅に到着。今回は品川で降りた人が多く、最後の1駅だけはガラガラでしたね。
そんな訳で、シーズンオフのせいでもあるけど全体的に空いていて落ち着いて観光ができたし、2日目に雨に降られるも大きなトラブルはなく、無事に旅を終えることができました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(2日目その1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/16098990.html
(2日目その2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/16099129.html
(2日目その3)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/16099182.html
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