菅氏、政府対応に不満 安倍氏国葬に理解広がらず
9/8(木) 7:06 時事通信 配信より
https://news.yahoo.co.jp/articles/18cc3ed96cf41e919646609540590f5d70c82345
時事通信
銃撃現場で手を合わせる菅義偉前首相(中央右)=7日午後、奈良市(代表撮影)
菅義偉前首相が安倍晋三元首相の国葬をめぐる政府対応に不満を募らせている。
国葬への世論の批判が強まったのは、岸田文雄首相をはじめとする政府の説明が十分ではなかったことが一因とみているからだ。首相は8日に国会で国葬の意義などを説明し、国民の理解を得たい考えだが、不首尾に終われば、首相と菅氏の距離感にも微妙な影響を与える可能性がある。
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菅氏は7日、奈良市を訪れ、安倍氏が参院選の遊説中に銃撃された現場で手を合わせた。7月8日の事件から2カ月を前に、菅氏は記者団に「胸に迫るものがあった。本当に無念で、残念で、悲しい気持ちでいっぱいだ」と語った。
菅氏は第2次安倍政権以降、7年8カ月にわたり官房長官として一貫して支えた経緯があり、国葬への思いは人一倍強い。首相が7月に国葬実施を決断すると、菅氏は「よかった」と周辺に安堵(あんど)の表情を見せた。5日には、首相が衆院議員会館の菅氏の事務所を訪問。菅氏は首相から国葬で友人代表としての弔辞を求められ、快く引き受けた。
ただ、報道各社の世論調査では、以前は国葬への賛否が拮抗(きっこう)していたが、次第に反対論が強まっている。野党は国会で首相が説明するよう求めていたが、政府・与党は当初応じなかった。また、費用の全体像もようやく6日に明らかにしており、菅氏はこうした「小出し」の対応が世論の反発を招いているとみている。
関係者によると、菅氏は「経費総額などの全体像を初めから国民に示せばよかった」と周辺に漏らしているという。7日には記者団に「(国葬の)賛否両論あることは承知しているが、友人代表として追悼の辞を述べさせていただくので、安倍元首相に感謝をお伝えしたい」と語った。
首相と菅氏は長く良好と言えない関係にある。国葬問題などで世論の風当たりが強まる首相は、菅氏を引き寄せ、政権を安定させたいのが本音。5日に菅氏を訪ねたのもそうした思惑とみられるが、菅氏は首相の助言などの求めには応じつつ、一定の距離を保っている。
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最終更新:9/8(木) 11:30 時事通信
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