投手陣厚い仙台育英優位か 下関国際は終盤勝負に勝機 決勝見どころ
8/21(日) 15:00 朝日新聞デジタル 配信より
https://news.yahoo.co.jp/articles/454113b4ee5974a2fb82eb522fc72ac71cea6906
朝日新聞デジタル
大勢の観客が集まった阪神甲子園球場=白井伸洋撮影
第104回全国高校野球選手権大会の22日の決勝の見どころをお伝えします。
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【画像】仙台育英・須江監督が身につけているオレンジ色の腕時計。「仙台南とともに戦っている気持ちでいたい」。
疲労が蓄積するなか、投手層が厚い仙台育英が優位とみる。
仙台育英は5人の投手を擁して、準決勝までの4試合すべてを継投で勝ち上がってきた。
聖光学院(福島)との準決勝を2年生の3投手によるリレーで乗り切れたことで、決勝はともに左腕の斎藤蓉(よう)、古川翼の3年生コンビで臨むことになりそうだ。
背格好は、ほぼ同じ。最速145キロの直球を軸とした投球スタイルも似ている。
愛工大名電(愛知)との準々決勝はこの2人の継投で2失点に抑えた。
ここまでの投球数は斎藤蓉が113球、古川は124球。中3日での登板で、休養も十分だろう。
打撃陣は4試合で39得点と好調を維持する。チーム最多7打点を挙げる遠藤太胡(だいご)が6番に座るのも心強い。
聖光学院戦は二回に打者14人の猛攻で一挙11得点したが、印象的だったのはその後の攻撃だ。
決して雑になったり、大振りになったりせず、低く、強い打球を打つことを最後まで徹底した。
対する下関国際は、勢いそのままにぶつかりたい。
準々決勝で優勝候補本命の大阪桐蔭を、準決勝で選抜準優勝の近江(滋賀)を破り、試合を重ねるごとに着実に成長してきた。
気がかりは、ともに最速147キロを誇る左腕・古賀康誠と右腕・仲井慎の疲労だ。
古賀、仲井の順で継投するのが勝ちパターンだが、近江戦は古賀が立ち上がりから制球に苦しみ二回途中で降板した。救援した仲井は130球を投じ、終盤は球速が落ちた。
ここまでの通算の投球数は古賀が356、仲井が273。
決勝前の中1日で、どこまで回復できるか。
中軸を中心に積極的にスイングしてくる仙台育英の打者に対し、球威のある直球で懐を突かないと、組み立ては厳しくなる。
攻撃の持ち味は、徹底力としぶとさだ。
各打者がバットを短く持ち、ノーステップ打法からどんな球にも食らいつく。
本塁打こそゼロだが、野手の間にうまく転がしたり、落としたりして、大阪桐蔭の前田悠伍、近江の山田陽翔ら好投手から点を奪ってきた。
4試合で8安打の1番赤瀬健心を中心に、大一番でもその嫌らしさをとことん発揮したい。
耐えて、粘って、小差で食らいつく。得意の終盤勝負に持ち込めば勝機が見えてくる。(山口裕起)
朝日新聞社
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最終更新:8/21(日) 21:42 朝日新聞デジタル
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