土砂崩れで寮から避難…卓球部の危機に集まった500万円の寄付
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榊原織和
2022年3月18日 、朝日新聞 11時21分 配信より
https://www.asahi.com/articles/ASQ3K6TRNQ1KPTIB00H.html?iref=sp_liftop_feature2_list_n
松徳学院卓球部の練習=2021年11月8日、松江市上乃木1丁目
昨年夏、島根県東部を記録的な大雨が襲った。松徳学院中学・高校(松江市)では、卓球部の寮前で土砂崩れが起こり、部員たちは避難を余儀なくされた。全国から選手が集まる強豪とはいえ、住環境が整わないと存続すら危うい……。そんな選手たちを救ったのは、全国から寄せられた善意の寄付だった。
避難は突然だった。7月12日朝、降り続いた大雨の影響で、寮の前を走る市道そばの斜面が土砂崩れを起こした。土砂は道沿いの住宅の半分を埋め、市道は通行止めになった。
寮の選手21人は、取るものも取りあえずその日のうちに寮を出て、移った先は学校法人の保育園だった建物。教室に段ボールベッドを置いて寝ることになった。寮母さんが作ってくれていた食事は毎食弁当になり、シャワーや洗濯は毎日別の建物へ移動。大事な大会が重なった時期にもかかわらず、大きな生活の変化で体の痛みを訴えたり、疲れが出てきたりした選手も多かった。
土砂崩れの復旧には時間がかかると聞き、数年前まで寮だった「松徳ハウス」を再び寮として使うことになった。だが、屋根や風呂の修繕などで学校の資金が足りなくなった。寮として使うには、少なくとも調理室の整備とエアコンの設置は必要だった。
住むところが確保できなけれ…
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