昨年の秋、まなにゃーさんが「温泉に行きたいんだよ」と言い出した。
関西でも近くに良い温泉は多数ある。
有馬温泉辺りなら交通費も掛からないからその分、旅館のグレードを上げられる。
白浜温泉なら、アドベンチャーワールドでパンダや皇帝ペンギンさんにも会える…
等と、色々とプランを練っていた。
何か良い企画の乗車券でもないかと思い、ネットをさ迷っていたら、「松山・広島割引きっぷ」なる物を発見。
https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/matsuyama_hiroshima_waribikikippu/
往復に特急「しおかぜ」や新幹線は使えるし、自由周遊区間は4日間乗り放題。
これは良いとばかりに、一泊二日の温泉旅行が、三泊四日の旅行にグレードアップしてしまった。
宿等も予約を入れて、仕事も何とか調整出来たので、本日、無事に旅立つ事が出来た。
四条発5時33分の地下鉄に乗車。
普段は阪急の始発だから、30分ほど遅く出られる。
慌ただしく準備をする必要もなくゆっくりと汁パレスを出る。
京都で、5始発43分発の快速網干行きに乗り換え。
既に朝のラッシュが始まろうとしている。
快速の車内も、立ち客がちらほら出ている。
辺りはまだ暗闇が覆っている。
灯りの付いていない家々が影絵の様にうっすら浮かんでいる。
山崎を通過する辺りで、東の空が白み始めて来た。
すっかり明るくなった新大阪で、新幹線に乗り換える。
6時25分発の「さくら541号」鹿児島中央行き。
https://twitter.com/sylvian3/status/1502046571340382209?t=vsh6WtQplDEf9ZwJnyPonA&s=19
8号車4番CD席、指定席だからゆったりとした2×2列のシートである。
新大阪から山陽新幹線に乗るのも随分とご無沙汰している。
車内販売のサービスが無いと案内していたので、ホームでお茶を購入する。
新大阪を出て兵庫県に入ると、トンネルに入る。
トンネルとトンネルの狭間にある新神戸を過ぎ、トンネルが続く。
明石の手前でトンネルから解放される。
先日も仕事で来た西明石を通過する。
採石場のイベントで何度か訪れた宝殿の岩山を眺めて姫路に到着。
竜野を抜け相生を通過すると、再びトンネルの連続。
朝靄が川面を覆っている。
片上辺りでトンネルから解放される。
そうして岡山に到着。
岡山を出ると、以外にもトンネルが続く。
矢張り山陽新幹線はトンネルが多い。
列車に乗車している時には基本、駅メモをやっているが、新尾道も三原も取れなかった。
新幹線は速度が速すぎるし、すぐにトンネルに入るから位置の補正が出来た時には既に遠く離れてしまっているからだ。
駅メモのお陰で、また新幹線が嫌いになった。
尤も、移動時間が速いのは有難い。
広島に到着。
隣に停車している8時発「ひかり591号」博多行きに乗り換える。
車内は空いており、13号車1番ABC席、2番ABC席を陣取る。
そして、僅か12分で新岩国に到着。
岩国に来るのは2011年5月以来。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1718202335&owner_id=5677348
この時も新幹線で広島乗り換えで新岩国まで来た。
新岩国から錦川鉄道に乗り換えるのも、当時と同じ。
しかし、いつの間にか「御庄」と云う駅が、「清流新岩国」へと変わっていた。
そして、今回は岩国行きでは無く、8時45分の錦町行きを待つ。
8時45分、NT3000形気動車「せせらぎ号」「ひだまり号」の2輛編成が到着した。
「せせらぎ号」に乗車。
どちらも乗客は無く、清流新岩国でうちらの他、もう一人乗車しただけである。
車内に、記念スタンプが設置されていた。
実に萌えるスタンプで、まさに萌え鉄。
錦川鉄道は、その名の通り錦川に沿って走る。
かつては国鉄岩日線であり、終着の錦町から先、山口線の日原までが建設中であったが、岩日線が特定地方交通線に指定された為、建設が凍結された。
南河内で、うちらの他に乗車してきた客が降りてしまい、2輛の列車は貸し切り状態になってしまう。
北河内で岩国行きNT3000形気動車「こもれび号」と交換。
段々と川幅が狭くなり、山が迫って来る。
左側に清流の滝があるとの案内があり、徐行する。
しかし、案内でもあったが、残念ながら水不足で余り滝らしくはなかった。
椋野を過ぎると今度は、かじかの滝の案内が入る。
また、徐行で滝の脇を通過する。
南桑の手前で錦川が大きく蛇行して、川の向こうに立派な学校があった。
そして、南桑で始めての乗客があった。
小学生女児二人と引率の先生らしい。
臨時駅の清流みはらしを徐行で通過。
駅の向かいにある清流みはらしの滝を眺める。
根笠を出ると、右下に沈下橋があるとの案内が入る。
河山で小学生と先生が下車して、再び貸し切りに。
発車する錦町行きを手を振って見送ってくれた。
錦川を渡り9時37分、終着の錦町に到着した。
構内には栃木県の烏山線で活躍していたキハ40が留置されていた。
2007年9月に、烏山線に初乗車した時に乗車した、キハ40だ。
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この七福神のラッピング、忘れてはいない。
錦町から先、岩日北線の完成した路盤を利用し、「とことこトレイン」と云う遊覧車が雙津峡温泉駅まで走っている。
時間があれば乗車したかったのだが、そのまま折り返す。
ここで「せせらぎ号」を切り離す。
「せせらぎ号」の運転手さんが、降りる私に会釈してくれた。
良い鉄道だ。
構内には錦帯橋を世界遺産に、と訴えるポスターが貼られていた。
9時54分、NT3000形気動車「ひだまり号」岩国行きが発車。
乗客はうちらを入れて5人。
もと来た道を、走って行く。
河山で先ほどの小学生女児と先生、あともう一人が、乗車して来た。
多分、向こうさんもさっきの列車に乗ってた人だと思った事
河鹿蛙の里、南桑で
小学生女児と先生が下車。
また、手を振って列車を見送ってくれた。
北河内で錦町行きNT3000形気動車「こもれび号」と交換。
行波を出ると、土地が拓けて来る。
川幅も広がりゆったりとして来る。
川西で岩徳線と合流、西岩国に到着。
西岩国は昭和4年の開業で、当時は岩国駅を名乗っており、レトロな洋風の駅舎が美しい。
駅前に、以前に乗車した木炭バスが停車していた。
ここはから、東錦見バス停へ移動し錦帯橋へと向かうのだが、バス停が幾つかに分かれて設置されているからかなり迷った。
そしてようやく、11時10分頃に錦帯橋へ向かうバス停に到着した。
乗車予定のいわくにバス24系統は11時11分発。
しかし、7分程遅れて到着した。
錦帯橋に到着。
先ずは昼食。
錦帯橋たもと、安政5年創業「平清」へ入る。
名物の岩国寿司と蓮根を使った、じゃのめ御膳を頂く。
更に、岩国の地酒利き酒おまかせ三種。
「五橋」「雁木」「村重」の三種がやって来た。
御膳の内容も、なかなかのものだ。
蓮根はさみ揚げ。
お造り。
蓮根三杯酢。
大平。
岩国寿司。
茶碗蒸し。
お吸物。
大平と云うのは岩国の郷土料理で、里芋・蓮根・人参・ごぼう・こんにゃくなど新鮮な野菜や山菜、鶏肉を煮込んだもの。
追加で村重純米吟醸を頂く。
窓の外は、錦帯橋の大パノラマ。
何とも贅沢だ。
昼食を終え、良い気分で錦帯橋を渡る。
写真をお願いされたから、快くシャッターを押す。
お返しに、シャッターをお願いして貰った。
錦帯橋は、言わずと知れた日本三名橋、或いは日本三大奇橋。
延宝元年に、岩国藩主吉川広嘉が建造した世界的に見ても珍しい木造アーチ橋である。
錦帯橋を渡るのも、11年振り3回目。
渡った先に、「吉香 鵜の里」と云う施設が出来ていた。
鵜飼の鵜を飼っているのである。
暫く眺めて、13時のロープウェイで岩国城へ。
関ヶ原の後、吉川広家が米子から岩国に転封され、岩国城の築城が開始された。
麓に平時の居館となる「土居」と、戦時の城「横山城」が横山山上に築かれた。
しかし、築城から7年後、一国一城令により破却され廃城となった。
現在の天守は、昭和37年に再建されたものである。
天守の中は、武具等か展示されており、特に日本刀のコレクションが凄かった。
最上階の展望室から眺めていたら、錦川を渡る錦川鉄道や岩徳線の列車の汽笛が流れて来た。
13時45分のロープウェイで下界へ。
2011年に来た時には、白蛇観覧所だったのが、「岩国シロヘビの館」にリニューアルされていた。
しかも、停電しているとかで、入館無料だった。
白蛇は、青大将が白化した、所謂アルビノ。
岩国の白蛇は、天然記念物に指定されている。
シロヘビの館の後、かつて「土居」跡鎮座する吉香神社に参詣。
同じく「土居」跡に建つ錦雲閣を眺めて、錦帯橋を渡る。
14時35分の、いわくにバスで岩国へ。
岩国発14時56分の広島行きに乗車。
乗ると同時に扉が閉まった。
227系の3輛編成で、車内は空いていた。
岩国の工業地帯を抜けて広島県に入り、宮島口で下車。
ここからは、駅メモのイベント「路面電車の街 広島を巡ろう」に参加する。
チェックポイントのettoに行く
温泉むすめがいた。
厳島神社の大鳥居は、解体修理中だった。
続いて広電宮島口の案内所へ。
一日乗車券や、駅メモグッズを購入。
JRの宮島口へと戻り、15時53分の広島行きに乗車。
227系の6輛編成で、割りと空いていた。
西広島で下車し、広電西広島へ。
KOI PLACEにチェックインして16時23分の広島行きに乗車。
広電も西広島から先は路面電車。
併用軌道を走り、原爆ドーム前で下車。
目の前には、廃墟と化した広島県産業奨励館、原爆ドームが原子爆弾の恐るべき惨状を今に伝えている。
原爆ドームをに一礼して、旧燃料会館、平和公園レストハウスへと向かう。
爆心地でほぼ唯一残った建物である。
元々は大阪に本店のあった「大正屋呉服店」として昭和4年に建てられた。
大東亜戦争勃発後に繊維統制令が強化された影響で1943年末に閉店。
広島県燃料配給統制組合に買い取り、組合事務所として使用されていた。
チェックインして、原爆ドーム前16時44分発の江波行きに乗車。
道も混んでいるから結構、遅れている。
込み合った電車が、のろのろと進む。
舟入町に停車。
ここは、2011年12月、BUCK-TICK「THE DAY IN QUESTION」アステールプラザ大ホール公演の時に、下車した。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1806761880&owner_id=5677348
アステールプラザの最寄駅。
舟入町から先は、全く未知の区間。
江波に到着。
17時15分発の横川行きに乗車。
元京都市電900形、広電1900形であった。
京都市電の、吊り掛け式の重厚なモーター音に感動する。
横川から山陽本線。
17時46分発の糸崎行きで、8輛編成。
なので何とか座る事が出来た。
広島に到着。
駅の工事をしている。
駅前の東横INN広島駅前大橋南、507号室にチェックイン。
広島と云えばやはり「酔心」
広島に来る度にここで呑んでる。
穴子の造りにワニ(サメ)の造り。
江田島産牡蠣のフライ。
江田島産牡蠣の酒蒸し。
そして、江田島産牡蠣の土釜飯。
酒は西城の亀齢純米原酒。
まなにゃーさんも、ご満悦。
〆に、穴子の酒盗和え。
まさかの、まなにゃーさんの「あ、美味しい」
こんな酒の肴を…
一旦、ホテルに戻り
的場町20時31分発の広島港行きに乗車。
そして、広島港から市役所前経由の広島行きに乗車。
紙屋町東駅で、広島電鉄全線走破及び駅メモのイベントの一つをクリアした。
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