■日本ハム・斎藤佑樹が引退登板 真剣勝負のなか四球、降板後にベンチで涙
(ベースボールキング - 10月17日 17:14)
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日本ハムの斎藤佑樹(33歳)が本拠地・札幌ドームのオリックス戦で引退登板を行った、ですか。4対3で1点リードの場面となった7回表に2番手と打者一人にフルカウントから外角球が外れて四球を出して降板となり、「ファンの拍手に笑顔で手を振り応えていたが、ベンチに戻り栗山監督に声をかけられたあと、堰を切ったように大粒の涙を流した」とのことで、3番手の投手が無失点に抑えてベンチに戻ると再び笑顔を見せたとのことですが、いかにも、低迷を続けたままのNPBでのキャリアに終わったこの人らしいライトマウンドになった印象を持ちました。
NPB入り前の高校、大学時代の活躍の印象があまりにも強く、平成22年のドラフト会議で4球団競合での一位指名で日ハムに入り、NPBで所謂「エースナンバー」とされる「背番号18」で華々しく、颯爽とデビューするも年間20試合以上の出場のシーズンは皆無。近年は「背番号1」に変え、日ハムの“親心”のもと、心機一転を図るべく再起を賭けていたようですが、戦力外になることもなく日ハムに“守られながら”の様相もあり、よくここまで11シーズン現役生活が続いたと思います。今季はファームで11試合に登板して3勝1敗、防御率5.63という成績で、今日の「引退登板」を迎えることとなったのですが、ここまで日ハムに居続け、引退を決断しなかったのは、最早“遅きに失す”感も否めないところ。難しいとなれば、4年目、5年目あたりの段階でどこかにトレードで出してやって一軍登用に足る力を得る手立てを考えることがあっても良かったのではとも思えるところで、MLBみたいにRule 5みたいな制度があったら、適用対象になっていても不思議ではないでしょう。
日ハムとしては“営業上の重要なコンテンツ”(言い換えれば“客寄せパンダ”)を失うことへの恐れでもあったのかもしれませんが、キャリア後半期は半ば“飼い殺し”的な扱いになっていた面は否めず。それに気がついていたなら、もっと早く身を退くことを考えるべきだったと言うことなのでしょうかね。
奇しくも、栗山英樹監督は今季末をもって退任することがリリースされ、再来年には札幌ドームを離れ、新たな郊外の地に本拠地を移転させることが決まっている日ハムですが、日ハムにとって斎藤佑樹と言う存在は何だったのだろうか、斎藤佑樹にとって日ハムでの11シーズンは何だったのだろうか、そういう問いかけが為されたまま、斎藤佑樹の現役生活が終わったと言うことになるのだろうと思います。
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