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2021年10月17日17:46

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小田急の“成功例”があるのだから、そのやり方を参考にやれば良いよね。

■「京都市地下鉄に近鉄特急を乗り入れては」研究者が大胆提案 数十億円の凍死必要…実現性は?
(まいどなニュース - 10月17日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6706229
「『京都市営地下鉄の烏丸線に近鉄特急が乗り入れないのはもったいない』。そんな意見が、関東の大学研究者から京都新聞の双方向型報道『読者に応える』に寄せられた。」ですか。記事によると、江戸川大学の大塚良治准教授(経営学)が「特急乗り入れは地下鉄線のみの利用も見込め、市交通局にメリットがある」として、コロナ禍に伴う経営難に直面し、京都市交通局として経営健全化団体となったと言う京都市営地下鉄烏丸線の活性化策としての提案を寄せたようですが、観光を通じた地域の発展や鉄道経営を維持する方策などを研究分野とし、鉄道系のメディアへの寄稿や著書もあるこの研究者は、なかなか良い提案をしているなと感じましたね。開業から40年以上経過し、スタートしたばかりの初期の車両の新型車両への置き換えに市民からの批判も少なからずあると言われる京都市営地下鉄烏丸線ですが、リニューアルのタイミングに合わせての活性化策であり、一考に値すると思います。
近鉄(近畿日本鉄道)については、9年前に三重県四日市の内部線・八王子線(当時)のBRT(バス高速輸送システム)への転換と言う当初の計画に対し、存続案の策定と行政への意見書を提出、四日市あすなろう鉄道としての存続に道を拓いた経験がありますが、大塚良治准教授は値上げによる収支改善策が検討されている京都市営地下鉄について「市交通局の経営努力は十分なのか」と疑問を抱き、「奈良や伊勢志摩とを結ぶ近鉄の特急電車が地下鉄烏丸線に乗り入れ、国際会館駅(京都市左京区)とつなぐ」プランを提案しており、利用客の想定については「近鉄京都線では京都(下京区)―近鉄丹波橋(伏見区)駅間という10分程度の短い距離でも特急の利用客が一定おり、約20分を要する京都―国際会館(左京区)駅間はさらにニーズが見込める。そのうえ、烏丸線各駅から奈良・伊勢志摩方面へのアクセスも向上する」との見通しを立てていますね。
記事も言うように、首都圏で13年の実績を持つ小田急電鉄の特急ロマンスカー「メトロはこね」「メトロホームウェイ」と言う先例があり、東京メトロ千代田線との乗り入れでは「小田急の特急は、都心部の地下鉄駅から郊外の小田急沿線の自宅まで確実に座って帰りたい、という都心勤務者の心をつかんだ」との大塚良治准教授の言葉の通りに、特に平日夕刻の東京メトロ千代田線からの「メトロホームウェイ」の利用者が結構おり、何回か千代田線の大手町駅での利用客の多さを見たことがあります。
乗り入れのための費用について、大塚良治准教授は、近鉄の特急車両乗り入れのためには安全装置やホームドアの改修に数十億円程度が必要と見込まれるとした上で、「仮に地下鉄線内の特急券を400円とした場合、1日上下計10本程度の乗り入れ特急を走らせると10年あまりで回収できる見込み」と試算、特急券販売システムの構築については「スマートフォンで購入する場合は割引料金とし、紙の切符は窓口でのみ発売とすれば、投資額はかなり抑えられるはず」としていますが、恐らく、小田急が60000形MSEと言う乗り入れ対応の車両を投入して対応し、西武鉄道も秩父特急の置き換え車両に投入した001系「Laview」を地下鉄(東京メトロ有楽町線・副都心線)直通にも対応する設計としたことを考えるなら、近鉄が地下鉄烏丸線のホームドアに対応する乗り入れ対応の新型車両(12400系などの「サニーカー」あたりの置き換え車両にもなろう)を投入して国際会館―近鉄奈良、国際会館―鳥羽・賢島などの系統を設定することになると思います。
大塚良治准教授が「京都市交通局はコストカットばかりしている印象だ。経営状況が厳しい今こそ、攻めの姿勢が大事。特急乗り入れのような前向きなプランでイメージアップが必要だ」と主張する一方、京都市交通局は現状について新型コロナウイルスの感染拡大による利用減で近鉄が京都―近鉄奈良間の特急を約9割減便していることを挙げ、「鉄道の利用が落ちている中で、特急を乗り入れたとしても乗ってもらえるか分からない。現時点で実現は難しい」としていますが、コロナ禍の沈静化となった際には利用状況にも変化があるでしょうし、烏丸線自体のイメージアップの一助にもなると思います。
難しいとなれば、東京メトロ日比谷線と東武スカイツリーラインを結ぶ「THライナー」のような列車でも良いでしょうし、短距離利用中心を想定して、系統は国際会館―近鉄奈良や国際会館―橿原神宮前とするのも一案でしょう。近鉄は「L/Cライナー」を大阪線や奈良線に導入し、東武東上線の「TJライナー」のヒントになった存在でもあります。
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