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2021年09月15日23:18

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貴景勝、勝ったよ!

■目の前の地位より万全の体を 3連敗カド番大関・貴景勝へ休場の勧め
(朝日新聞デジタル - 09月14日 21:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6667516
大相撲九月場所四日目、新横綱の照ノ富士は北勝富士を引き落としに退け四連勝、大関正代も隆の勝を突き落としで制して初日黒星のあと三連勝とし、昨日まで三連敗中だった角番大関の貴景勝も豊昇龍を突き落としに仕留めて四日目にして漸く初日を出しました。
さて、先場所首の怪我で途中休場し、今場所が自身4度目の角番となっている大関貴景勝ですが、昨日の小結逸ノ城戦は両手突きの立ち合いから不得意の四つ身で前に出ながら土俵際で逸ノ城の上手投げに屈する展開でしたが、先月下旬になって漸く稽古ができるほどの首の怪我の状態の中、激しいぶちかましもできず、圧力も出せない。やはり負傷した首の状態は思わしくないようで、今場所もまた途中休場を余儀なくされる事態になるのではと思えるほどでした。
そんな中で迎えた今日四日目の土俵ですが、新進気鋭の若手で、今場所は三役目前の東前頭筆頭に番付を上げた豊昇龍が相手。今日も立ち合い押し込めず、逆に豊昇龍に押し返されて右を差されて追い込まれながら、左からの小手投げで何とか凌いで下がりながらの左からの突き落としで勝負あり。取組後、八角理事長(第61代横綱北勝海)は報道陣の電話取材に「必死さだよね、必死さ」とまず一言。続けて、調子が戻っていない中での今日の一番については「万全ではないね。当たりが弱いし重さがない。稽古不足が出ているから。本場所でこういう相撲を取っていけば、重さが徐々に出てくる。我慢しながらというのが大事。光が見えてきたんじゃないかな」とコメント。その上で、「大変だけど、これだけ動ける。軽いけど」と続け、下がりながらの突き落としについては「必死。前に持って行けないから、ああしか出来ない。大きい相手には馬力がないと苦しいだろう」と、解説、「こういう何とか必死に動いて勝つのは大事。1つ勝って全然、気持ちも違ってくる。今場所は大変なことは大変だけど、明日どんな相撲を取るのか見てみたい」と、この一番が巻き返しのきっかけになることを期待していましたね。NHKのラジオ解説の錣山親方も「これが薬になれば」と話していますが、あくまでも「一つ勝っただけ」であり、本来のぶちかましの強さが戻った訳ではないのは確か。ですが、何であれ、「貴景勝、勝ったよ!」がすべてな、今日の一番でした。明日は初めての大関戦となる琴ノ若との対戦ですが、今日の白星が生きるのか、注目となるでしょう。
一方、新横綱照ノ富士は、これまで金星7個を獲得している東前頭二枚目の北勝富士が相手。今日は立ち合い廻しは奪えなかったものの、右のはず押しから往なしで崩し、前のめりにさせて引き落としで勝負あり。その強さについて、ラジオ解説の錣山親方は「前傾姿勢が保てるようになった」とコメントしていましたが、やはり「負けない相撲」「横綱相撲」をしっかり探究できていることも、連日の土俵の好調さに繋がっているのでしょうね。
そして、大関正代ですが、今日は西前頭筆頭隆の勝が対戦相手。立ち合い、隆の勝の喉輪攻めで土俵際に後退するも、逆転の突き落としで勝負あり。「相手の圧力で押し込まれたのがよくなかった」と反省しつつも「押し込まれても何とか勝てているので体の動きはいいかな」とも語っており、手応えもあるようではありますが、昨年の同じ九月場所の初優勝から1年、翌十一月場所で大関に昇進を果たしてからは優勝争いに絡むこともなく、皆勤で負け越して角番を経験したこともあった正代であり、星一つ差で横綱照ノ富士らを追いかける展開につけている状況をキープできるのか、注目したいところです。
その他。西前頭十三枚目の剣翔が休場し、対戦予定だった東前頭十七枚目の千代の国が不戦勝。日本相撲協会広報部によると発熱があり、新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を行ったとのことで、協会広報部長の芝田山親方(第62代横綱大乃国)はNHKのテレビ正面解説者として出演中に「陰性」の結果を受け取っていました。休場は今日だけで、明日(16日)に再出場、東前頭十六枚目千代丸との対戦が組まれました。陽性だった場合、大栄翔、翔猿、遠藤といった追手風部屋の幕内力士などが濃厚接触者となり、休場を余儀なくされる可能性がありました。
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