東京2020オリンピックは「開催してよかったのか?」の結論は評価軸が一つじゃないから。簡単ではない。
莫大な金額が絡むイベントはもはやエンターテイメントと何ら変わりがなく、純粋なスポーツとはいえない代物になってるのは数十年前から指摘されてること。
それによってスポンサー重視の競技日程になったり競技時刻が突然変更されたり、そもそも酷暑の8月の東京でやったりして全然アスリートファーストじゃないのは2020の問題ではない。
1年間延期したこと、プレイブックを作成したこと、無観客にしたこと。
これらはが新型コロナ感染症が治まらない状態で開催したことによるいつもとの違い。
延期したことでレベルアップを果たして出場できた選手、メダルを取れた選手もいた一方、技術・体力・モチベーションを維持できず出場できなかったり、出場権を争う世界大会が中止になり道を閉ざされたり、コロナ禍での開催に引け目も感じてしまった選手がいるのも事実。
トータルで見たらイーブンでも、個人レベルで見ると得した人・損した人がいるのは仕方ないでしょう。
プレイブックがどこまで効果があったのか?は無かったときと比較できないから評価しようがないけど、何もしないよりマシな効果はあったはず(と思いたい)
問題は無観客。
サッカーではペナルティに相当する開催方法でシーンとしてる空っぽの観客席は確かにいつもとは違う。
新体操のウズベキスタンチームがセーラームーンの衣装とBGMで演技したのって完全に開催国を意識した構成で、もし満員の観客がいたら場内大歓声になって採点も変わってたかもしれません。そうすると予選突破できていたかもしれないしね。
とはいえ大観衆を前にアガることなく試合に集中できた選手もいたわけで、延期と同様に選手目線で見たらトータルでイーブンなのかもしれません。
このように考えていくと、Olympic Gamesそのものについてはまずますだったと結論付けられます。
やっぱり観客を入れる入れないの混乱っぷりや、ギリギリまで決めない優柔不断さ、有観客にしたがる過程がアスリート無視のカネ目当て丸出しなところが、評判を思いっきり下げたことですね。
プロ野球もJリーグも緊急事態宣言・まん延防止を意識した上限の範囲内で開催できているのに、オリンピックがそれに追随できなかったのは、やはり主催者側の問題。
ここまで書いて最初の質問に戻る。東京2020オリンピックは「開催してよかったのか?」
終了後には「開催してよかった」という声が多かったけど、日本選手が活躍してメダルをたくさん取れたところに喜んでいるようで、だったらメダル0だったら「しなくてよかった」という声が大きくなったんだろうか。
YESかNOかを決めろと言われれば、たかだか数万人の発表会のために1億人が我慢することないという理由で「しないほうがよかった」と答えると思います。
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