13日。
朝、いつも通りにゲームのデイリー消化中だった。
珍しく父が部屋に来た。
聞けば近所に住む叔母(母の妹)が倒れたので見てこいとのこと。
雨の中、数分の距離にある叔母の家に向かう。
微かに救急車のサイレンが聞こえる。
勝手知ったる叔母の家とあがる。
そこで見たのは台所で倒れている叔母と心臓マッサージをする叔父、
そして一足先に来ていた母が叔母の名を必死に呼び続ける姿だった。
ワシは何もできなかった。
程なくして救急車が到着。
蘇生処置を引き継いで搬送の準備。
が、なかなか搬送されない。
コロナの影響で受け入れ先が見つからないとのことだった。
ようやく、長岡の順天堂への受け入れが決まりって叔母は搬送された。
叔母の訃報が届いたのはその1時間後だった。
心臓近くで起こった大動脈解離による心破裂、即死だったそうだ。
昼過ぎ、無言の帰宅をした叔母を座敷に運ぶのを手伝い、それから先の事はよく覚えていない。
夜、父から通夜と告別式の受付を頼まれた。
15日が友引なので、15日が通夜で16日が告別式。
14日。
礼服やら香典やら受付係の所作をネットで調べたりと準備に費やす。
気が付けば1日が過ぎていた。
15日。
昼頃、叔母を式場へ移動させるため、座敷から車へ運ぶのを手伝う。
出発時、大雨の中、近所の方々が見送ってくれていた。
夕方、受付のため少し早めに式場へ向かう。
メインの受付は叔父方の頼れるお姉さんが行い、ワシは香典の金額をチェック・金種ごとにまとめて集計する係。
通夜は粛々と行われた。
通夜の後、ワシにはもう一つやる事があった。
初めて知ったのだが、翌日の告別式まで線香を絶やさないようにしなければならないとのこと。
そこで、叔父、従弟、そしてワシでその番をすることになった。
夜、叔父と従弟とワシ、男3人で本当に、本当にたわいもない話をして過ごした。
16日。
告別式も粛々と行われた。
沢山の花に囲まれた叔母はとても、とても綺麗だった。
ただただ、『ありがとう』という言葉しか出なかった。
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