日本アーチェリー男子団体で銅メダル 3位決定戦でオランダ下す
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オリンピックで行なわれる競技はヨーロッパで人気のものが多いですから、こうやってアジアの国がメダルを獲得すると、競技の裾野の広さを実感できます。あとアジア人としても喜ばしい。
さて、ヨーロッパで人気と言えば、代表例には自転車ロードレースが挙がるかと。と言うわけで本題はアーチェリーではなく、昨日の自転車ロードレース女子。
女子は男子の半分くらいの距離。これはいくつか理由があり、その1つは、「トイレタイムをなくす」。自転車ロードレースは長丁場なので、1レースにつき1回はトイレ休憩があります。しかしさすがに女子の競技でそれははばかられる。と言うわけで、トイレタイムが要らないよう、距離が130キロになりました(それでも十分長丁場ですが)。
コースは富士スピードウェイまで男子と同じです。と言うわけで中盤登り基調の過酷なコース。ましてこの蒸し暑さ。男子同様大変です。
是政橋のアクチュアルスタート直後、5人の選手が逃げました(これも男子と同じ)。しかし現代の自転車ロードレースでは逃げ切りは非常に困難。メイン集団の中で強い選手を擁しているチームがコントロールして、逃がさないように集団を引っ張るからです。今回もそうなるはずでした。そしてそうなったように見えました。最初に逃げた5人のうち、4人を吸収するまでは。
しかし、今回集団を支配したネーデルラント(通称オランダ)は、大きな誤りを犯していた。「最初に逃げた5人のうち、4人を吸収するまでは」と書きました。そう、もう1人残っていたんです!
その選手が、今回金メダルを獲得した、アナ・キーゼンホファーさん。オーストリア人です。実はプロの自転車選手ではなく(過去にプロチームに所属していたことはあるようですが)、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で数学の研究をやってます。選手としてはオーストリアのタイムトライアルチャンピオンという程度で世界ランキングも90位台。まあ無名と言っていいでしょう。
そんな選手が、130キロを最初から最後まで逃げ切った。しかも最後の40キロはほぼ1人でです。競馬で言う「大逃げがハマった」ですが、先述の通り今の自転車ロードレースでは逃げ切りはかなり難しい。彼女にとっては計算通りだったようですが(大会前に自身のツイッターでシミュレーションしてました)、ファンにとっても予想外ですし、有力国は大誤算。
特にネーデルラントはひどかった。中でも、アンネミーク・ファン・フリューテンさんは、自分が金メダルを獲ったと勘違いして、両手を高々と掲げてゴールしたほど。ネーデルラント国民も「絶対我が国の誰かで金メダル取れる!」と確信していたらしく、金メダルを逃したことが決まった直後はお通夜状態だったそうです。
一方イタリアは冷静だったようで、銅メダルを獲得したエリーザ・ロンゴボルギーニさんは「うちら銀メダル争いなのに、ネーデルラントは何やっとりゃあ?」と不思議がっていたそうです。まあ、そんなことライバルに教えるわけはありませんけどね(笑)。
これで僕のオリンピックは一休み。次は馬術です。
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