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2020年11月01日03:24

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ニュース(NHK九州(長崎以外)・山口)(10月23日〜10月24日)

工場の鎮火確認 旭化成が謝罪
10月24日 16時30分

宮崎県延岡市にある旭化成グループの工場で起きた火災は、発生から丸4日近くがたった24日昼すぎに完全に鎮火したことが確認され、旭化成の支社長が会見して近隣住民などに謝罪しました。
今月20日、延岡市にある半導体集積回路の工場「旭化成マイクロシステム」で起きた火災は、火元とみられる4階から5階や屋上へと燃え広がり、23日、ほぼ消し止められました。
消防は、24日、改めて内部の確認を行い、午後0時25分に完全に鎮火していることを確認しました。
24日、初めて会見した旭化成延岡支社の濱井研史支社長は「近隣住民の方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしました」と謝罪しました。
工場の3階には爆発のおそれのある物質が保管されていましたが、会社側は火災発生の翌日の25日夜まで、この事実を公表していませんでした。
これについて濱井支社長は「火災が起きた場所と、爆発物の保管場所は防火壁で区切られているため、大丈夫だと思っていた」と釈明したうえで、今後、情報提供のあり方を見直す考えを示しました。
火災の原因はまだ分かっていませんが、従業員が集積回路を製造する場所の付近で、火柱が上がっているのを見ているということで、警察と消防は今後、現場検証を行って詳しく調べることにしています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201024/5060007723.html

トライアスロンの強化施設 改修
10月24日 15時34分

宮崎市にある、東京オリンピック・パラリンピックに向けた、トライアスロンの強化拠点の施設がリニューアルされました。
宮崎市の大型リゾート施設シーガイア周辺は、国から東京オリンピック・パラリンピックに向けたトライアスロンの強化拠点施設に指定されています。
このうち施設の一部がリニューアルされ、24日、県などの関係者にお披露目されました。
このうち選手用のジムは、一般者用から離された場所に新たに設けられ、気圧の低い状態でバイクやランのトレーニングができます。
プールは気圧の低い状態で、流れる水に向かって泳ぐものや冷たい水で筋肉を冷やすものがあります。
さらに酸素の濃度を高くすることで、けがや疲労の回復を促すカプセル型のベッドなど選手の体調管理の施設も充実させました。
古谷純平選手は「ここで強化すれば必ずレベルアップが図れると思う。東京オリンピックでメダルを獲得して恩返ししたい」と話していました。
またパラトライアスロンの秦由加子選手は「障害のある私たちにとってリカバリーの施設が充実しているのはありがたい。東京パラリンピックで結果を残して宮崎の皆さんに喜んでもらえるようがんばりたい」と話していました。
新しい施設はトライアスロン以外の競技でも、東京オリンピック・パラリンピックに向けた強化指定選手であれば使用できるということで、スポーツの合宿地としての宮崎県の魅力アップにも一役買いそうです。
https://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201024/5060007722.html

田川 パラスポーツの体験会
10月24日 15時01分

来年の東京パラリンピックを盛り上げようと、福岡県田川市でパラスポーツの体験会が開かれました。
この体験会は、東京パラリンピックの車いすフェンシングで、ドイツとベラルーシのチームの事前キャンプ地になっている田川市が、障害者スポーツについて多くの人に知ってもらおうと開き、地元の子どもたちなどおよそ150人が参加しました。
体験会では4種類の競技が用意され、このうち車いすフェンシングでは子どもたちが競技用の車いすに座り、選手からルールや剣の突き方などを教わっていました。
また、車いすラグビーの体験では、参加者が乗った車いすを勢いよくぶつけあって競技の激しさを体験していました。
車いすフェンシングを体験した小学4年生の女の子は「剣で突くのは難しかったです」と話していました。
車いすラグビーを体験した中学2年生の女子生徒は「ぶつかったときの衝撃がすごかったです」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20201024/5020007249.html

信号機ない横断歩道の一時停止率
10月24日 14時41分

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に車が一時停止した割合をJAF=日本自動車連盟が調べたところ、島根、広島、鳥取の3県が全国平均を上回った一方で、山口、岡山の2県では平均を下回ったことがわかりました。
JAFは、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止する車の割合を毎年、全国で調べていて、ことしは8月に各都道府県で2か所ずつ調査しました。
その結果、一時停止した車の割合は、全国の平均が21.3%で、中国地方では島根県が43.2%広島県が27.9%鳥取県が22%で全国平均を上回った一方、山口県が18%岡山県が7.1%と平均を下回りました。
このうち島根県は去年より2ポイント割合が上昇して、全国で5番目に高くなりました。
また広島県では、おととしの調査で一時停止の割合が1%と全国で2番目に低くなりましたがその後、2年連続で改善され、去年より10.4ポイント上昇しました。
一方、岡山県は去年の調査結果の13.4%からほぼ半減し、全国で3番目に低い結果となりました。
JAF広島支部は「信号機のない横断歩道での歩行者優先は、ドライバーのマナーではなくルールなので、道路標示などを意識して、きちんと止まって欲しい」と呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/20201024/4020006877.html

信号機ない横断歩道の一時停止率
10月24日 12時35分

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に車が一時停止した割合をJAF=日本自動車連盟が調べたところ、島根、広島、鳥取の3県が全国平均を上回った一方で、山口、岡山の2県では平均を下回ったことがわかりました。
JAFは、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止する車の割合を毎年、全国で調べていて、ことしは8月に各都道府県で2か所ずつ調査しました。
その結果、一時停止した車の割合は、全国の平均が21.3%で、中国地方では島根県が43.2%広島県が27.9%鳥取県が22%で全国平均を上回った一方、山口県が18%岡山県が7.1%と平均を下回りました。
このうち島根県は去年より2ポイント割合が上昇して、全国で5番目に高くなりました。
また広島県では、おととしの調査で一時停止の割合が1%と全国で2番目に低くなりましたがその後、2年連続で改善され、去年より10.4ポイント上昇しました。
一方、岡山県は去年の調査結果の13.4%からほぼ半減し、全国で3番目に低い結果となりました。
JAF広島支部は「信号機のない横断歩道での歩行者優先は、ドライバーのマナーではなくルールなので、道路標示などを意識して、きちんと止まって欲しい」と呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201024/4060007465.html

信号機ない横断歩道の一時停止率
10月24日 12時32分

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に車が一時停止した割合をJAF=日本自動車連盟が調べたところ、島根、広島、鳥取の3県が全国平均を上回った一方で、山口、岡山の2県では平均を下回ったことがわかりました。
JAFは、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとした際に一時停止する車の割合を毎年、全国で調べていて、ことしは8月に各都道府県で2か所ずつ調査しました。
その結果、一時停止した車の割合は、全国の平均が21.3%で、中国地方では島根県が43.2%広島県が27.9%鳥取県が22%で全国平均を上回った一方、山口県が18%岡山県が7.1%と平均を下回りました。
このうち島根県は去年より2ポイント割合が上昇して、全国で5番目に高くなりました。
また広島県では、おととしの調査で一時停止の割合が1%と全国で2番目に低くなりましたがその後、2年連続で改善され、去年より10.4ポイント上昇しました。
一方、岡山県は去年の調査結果の13.4%からほぼ半減し、全国で3番目に低い結果となりました。
JAF広島支部は「信号機のない横断歩道での歩行者優先は、ドライバーのマナーではなくルールなので、道路標示などを意識して、きちんと止まって欲しい」と呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/hiroshima-news/20201024/4000009436.html

ホークスのリーグ優勝などを祈願
10月24日 12時20分

福岡市の神社でプロ野球、ソフトバンクのリーグ優勝や日本シリーズ制覇を祈願する神事が行われました。
福岡市西区の愛宕神社には、地元、ソフトバンクを応援しようと、チームの名前を示す文字が入ったバットを右手に持つ「勝ち地蔵」がまつられています。
ソフトバンクが3年ぶりのリーグ優勝へマジックナンバーを「4」まで減らしている中、チームの必勝を祈願する24日の神事には熱心なファンなどが訪れました。
神事では神職が、祝詞を読み上げたあと参拝者が玉串を捧げ、ソフトバンクのリーグ優勝や4年連続の日本シリーズ制覇を祈りました。
訪れた男性は、「4年連続日本一に向け、がんばってほしいです。まずはあしたにもリーグ優勝を決めると信じています」と話していました。
冨田楊裕権禰宜は「ソフトバンクが優勝すると福岡の街が盛り上がるのでぜひ活躍してほしい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201024/5010009794.html

岩国基地に第2の戦闘機部隊設立
10月24日 07時50分

アメリカ軍岩国基地が進める、最新鋭のF35B戦闘機の配備計画をめぐって、アメリカ海兵隊は、予定していた2つ目の部隊を設立したと発表しました。
アメリカ海兵隊は岩国基地に配備されている戦闘機の機種の変更を進めていて、今いる最新鋭のステルス戦闘機、F35Bの部隊に加え、今月以降、F35B、16機を段階的に配備する計画です。
これについて岩国基地の航空機部隊を統括するアメリカ海兵隊の第1海兵航空団は、「F35Bは海兵隊の航空戦術の未来型であり、将来的にはFA18戦闘攻撃機など3つの機種に取って代わる機体だ」とした上で計画に基づいてF35Bの2つ目の部隊を設立したと発表しました。
さらに、この部隊の司令官は「世界のほかの地域よりも早くF35Bを日本に配備していることは偶然ではない。日本とその周辺地域におけるアメリカの関与の証しだ」というコメントを出しました。
NHKの取材では、岩国基地にはすでに新たな部隊名が書かれたF35Bが確認されていますが、さらにアメリカ本土からも配備されると見られています。
岩国基地をめぐっては、2年前、神奈川県から空母艦載機が移転されてから、周辺地域での騒音が増え住民から説明を求める声が出ていて、今回の追加配備によってさらに負担が増えないか懸念されています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201024/4060007464.html

奮闘!水族館の獣医師
10月23日 21時10分

彼女の患者は海の生き物たち。
魚たちはもちろん、イルカやアザラシ、そして時にはナマコを相手に診察・治療を行うかごしま水族館の獣医師の女性の奮闘を取材しました。
(取材 NHK鹿児島放送局 村吉大阿)
【多様な海の生き物の命を守るお医者さん】
小さいころから生き物が大好きで、獣医師になることが夢だったという大塚美加さん。鹿児島市のかごしま水族館に勤務する獣医師です。大学卒業以来、24年間、かごしま水族館で数多くの海の生き物たちと向き合ってきました。
いったいどんな仕事をしているのか。水族館での仕事の様子を見せてもらうと、意外な役割を担っていることに気づきました。
それは、薬の調合です。人間が相手の医者とは異なり、獣医師は薬の調合も自分で行うのです。かごしま水族館では、770種類14000匹もの生き物がいますが、種類や病状に合わせて、薬の調合をしなければなりません。イルカやアザラシなどは体調不良の時だけでなく毎日、健康を維持するために、エサだけでは不足しがちな栄養を補給するためのサプリメントを投与します。時には人間用の薬を使うこともあります。症状にあった動物用の薬がない場合など、ほかの水族館の治療例などを参考にしながら、試行錯誤を重ねています。
【早期発見で病気を未然に防ぐ】
大塚さんの最も大事な仕事は病気を未然に防ぐための健康管理です。そのために、大塚さんはイルカへのトレーニングも行います。お腹を上に向けたままの姿勢をキープできるようにして、お尻の穴で体温を測定したり、尾びれから採血したりできるようにします。そのほかにも鼻から出た息や、胃液、便なども採取できるようにするためのトレーニングもします。こうして、9頭のイルカの健康を毎日きめ細かくチェックしています。大塚さんは「早く見つけて早く治療に入れば、早く治るので、できるだけ早期発見を心がけてます」と話していました。
【イルカの死で学んだこと】
獣医師は時には、悲しい出来事にも向き合わなければなりません。いまから18年前、肺の病気にかかった1頭のイルカが懸命の治療のかいなく、命を落としてしまいました。大塚さんは自分の無力さを感じたといいます。「治療に全然反応しなくて、もう本当に無力だなと思った」と振り返ります。
しかし、大塚さんはそのとき、生き物の死を決して無駄にはしないと決意しました。そんな大塚さんが大事にしている仕事は、死んだ生き物たちを解剖して、その記録を残すことです。写真とともに解剖して調べたことをノートに詳しく記しています。できるだけ多くのことを学び、生き物たちの健康維持に生かそうとしているのです。
大塚さんは、「生死に関わるところから逃げたくなることはありますが、それ以上に使命感を持って向き合う、命をしっかりとつないでいくというところに責任を感じています。やはり、人間の都合でここに来てもらっているので、申し訳ないなという気持ちももちろんありますし、だからこそ元気でいてほしい、楽しい毎日を送ってほしいなと思ってます」と海の生き物たちへの思いを話してくれました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201023/5050012414.html

保育園でノロウイルス集団感染
10月23日 21時07分

ノロウイルスの集団感染が福岡市内の保育園で相次いで報告され、市は食品の加熱や手洗いなど予防策を徹底するよう呼びかけています。
福岡市によりますと、今月19日以降、博多区の保育園で0歳から2歳の園児11人と職員2人のあわせて13人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち園児2人からノロウイルスが検出されました。
また、東区の2つの保育園でも、おう吐や下痢などの症状を訴える園児が相次ぎ、あわせて7人の園児からノロウイルスが検出されました。
市によりますと、3つの保育園に関連性はないということですが、保健所が感染拡大防止にあたるとともに、感染経路を調べています。
福岡市は「食品は十分に加熱し、調理や食事の前、トイレの後には手をよく洗うなどの予防策を徹底してほしい」と呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201023/5010009791.html

警察が事前相談に十分対応せずか
10月23日 21時07分

太宰府市で、当時36歳の女性の遺体が見つかった事件で、事件前、女性の家族が佐賀県の警察署にたびたび被害を相談したにも関わらず、警察が十分に取り合わなかったことが関係者への取材でわかり、佐賀県警察本部は事実関係を確認していることを明らかにしました。
去年10月、太宰府市で、高畑瑠美さん(当時36)の遺体が見つかった事件では、山本美幸被告(41)ら3人が高畑さんに暴行を加えて死亡させ車に遺棄した罪などに問われ、一部で裁判が進められています。
関係者によりますと、事件が起きる前、高畑さんの家族が佐賀県の鳥栖警察署を訪れ高畑さんの周辺で起きている被害やトラブルについてたびたび相談したにも関わらず、警察は十分にとりあわなかったということです。
これについて、佐賀県警察本部の鈴木知広警務部長は23日の会見で、「ご遺族に対して心からお悔やみを申し上げたい」と述べた上で、事実関係を確認していることを明らかにしました。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201023/5010009790.html

米軍機隊長「感染防止対応だ」
10月23日 21時04分

今月26日からの日米共同訓練に参加する在日アメリカ軍の戦闘機が、23日宮崎県の新田原基地に到着しました。
県などが反発するホテル宿泊の問題について、戦闘機部隊の隊長は「基地内の施設に泊まると50人の隊員で1つのシャワールームを共用することになる」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対応だと理解を求めました。
新富町にある航空自衛隊新田原基地には、沖縄のアメリカ軍嘉手納基地に所属するF15戦闘機12機が午前11時半すぎから次々に到着しました。
今回の訓練では、およそ200人のアメリカ軍の軍人が宮崎市内のホテルに宿泊する計画で、すでに先遣隊の宿泊も始まる中、宮崎県などは基地内にある米軍のための宿泊施設を使うべきだと強く反発しています。
取材に応じた戦闘機部隊の隊長を務めるクレイグ・バンビュースカム中佐は、「基地内に宿泊すると50人の隊員が1つのシャワールームを共用することがわかり、基地の外に泊まることが唯一の安全策だと判断した」と説明しました。
そのうえで「期間中はバーやクラブに行かないなど、感染防止のための米軍の厳しい制限を守って過ごします」と述べて理解を求めました。
新田原基地での日米共同訓練の期間は、今月26日から来月5日までで、今回は共同訓練では初めて土曜や祝日にも訓練が行われる予定です。
https://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201023/5060007720.html

カナダ3冠挑戦!福元大輔騎手
10月23日 21時02分

海を越えたカナダで活躍する鹿児島育ちのジョッキーをご存じでしょうか?今週末のレースに勝てば3冠達成という目覚ましい活躍を見せている福元大輔騎手です。大勝負を前に、レースへの思いやカナダへと渡った理由などをリモートインタビューで聞きました。
(NHK鹿児島放送局神慶佑記者)
【カナダ2冠達成のDAISUKE】。
「ダイスケ・フクモトとマイティーハート!圧倒的なパフォーマンス。8馬身差の圧勝だ!」
先月12日にカナダ・トロントで行われた、「カナダ版ダービー」とも呼ばれる「クイーンズプレート」。会心の走りで初優勝したのは、23歳の福元大輔騎手です。福元騎手は、ことしすでにカナダ2冠を達成。今週末のレースに勝利して、現地では17年ぶりとなる3冠達成となるのか注目を集めています。トロントにいる福元騎手は、自分でも予想以上だったと、今シーズンの活躍を振り返っていました。
福元騎手「この短期間の間で、カナダの主要レースを2つも勝ったので、ちょっと、なんていうのか、早すぎるって感じです」。
海外競馬に詳しい専門家の合田直弘氏もその活躍を絶賛しています。
「カナダの競馬のレベルの高さは世界でも最強クラスの国と言っていいと思います。初戦・2戦と勝ってという事でほかの競技に例えると、例えばアメリカのゴルフの、グランドスラムのとりあえずマスターズと全米取っちゃったぐらいな、それぐらいの快挙だと思います」
【JRA不合格苦しい過去も】
福元騎手が馬に出会ったのは3歳のとき。引っ越した南九州市の父親の実家で、代々、馬が飼われていたのです。練習場は収穫が終わったサツマイモ畑。
地元の草競馬の大会はすべて優勝。福元騎手が中学生のころにはNHKの取材も受け、「ことばではいえないぐらい馬が大好きです」と熱い思いを語っていました。
しかし、満を持して受験したJRA=日本中央競馬会の競馬学校の入学試験は、最終選考まで残ったもののまさかの不合格でした。当時の福元騎手は「頭の中が真っ白で、どうすればいいんだろうって。ずっと騎手しか考えたことなかったので、10何年分の思いがするりと逃げていった」と話していました。
失意の福元騎手を支えたのが、霧島市の長命信一郎さんでした。長命さんは、自らの厩舎に福元騎手を受け入れ朝から晩まで練習に打ち込める環境を与えたのです。
長命信一郎さん「部屋を借りるよりも馬の近くがいいということで、大輔は1年間休憩室で寝泊まりをしました。本当に馬が好きで、とにかくジョッキーになりたいという気持ちは十分伝わってきていました」。
ところが、高校進学を諦めてまで臨んだ2回目の挑戦も不合格。ジョッキーとして日本の主要レースで活躍することは事実上、不可能になりました。
【単身カナダへ】
それでも、夢をあきらめきれなかった福元騎手が目を向けたのが、カナダでした。英語も話せず、人脈もないまま現地の厩舎の扉を叩きました。
福元騎手「当時やっぱり経験も無かったですし、何の実績もあったわけでもなかったので、トロントだったらアメリカからもオファーが来たりとか、世界的な競馬場があったので、まずトロントでスタートして、アメリカ行くなら行こうと思っていました」。
福元騎手は、持ち前の粘り強さで受け入れ先をみつけ、下積みを経て、19歳のときについに騎手免許を取得。夢のジョッキーになりました。
福元騎手「もう本当に嬉しかったです。うれしくて走りました。これまで簡単に行かなかったので『ああ、良かった』って本当に思いました」。
【隻眼の馬と3冠へ挑戦】
さらに運命の出会いが待っていました。福元騎手と2冠を達成することになる「マイティーハート」。
実は過去の事故で左目がありません。しかし、ハンデをものともしない走りに、惹きつけられたと言います。
福元騎手「これまでの成績とかいろいろ見た感じだと、やっぱりマイティハートが一番いいんじゃないかなって思っていて、チャンスはあるんじゃないかなって思っていました。まさかあそこまで走るとは思わなかったですけど」
17歳でカナダに渡ってから5年。数々の困難を乗り越えてきた福元騎手は、3冠というチャンスを前にしてもあくまで自然体です。
福元騎手「そんな簡単にはいかないと思うけど、こんな大舞台のプレッシャーを味わえることはなかなかないだろうから、重圧とかもあると思うけど、そういうのも楽しんで、勝てたらラッキーって感じでいきたい」
【日本で騎乗も?】
3冠がかかる「ブリーダーズステークス」のレースは日本時間で25日の早朝に予定されています。
解説者の合田直弘さんは、レースのポイントを次のように予想しています。
▽血統的にダートが得意なマイティーハートが芝を攻略できるか。
▽初戦と同じ先行逃げ切りができるか。
▽これまでの2戦で福元騎手とマイティーハートの相性は良好で、3冠は十分ありうる。
また合田さんによると福元騎手が来年、招待選手として日本のレースにも出場する可能性があるということです。
カナダの地で大きく飛躍した福元騎手が、日本に凱旋する日がいまから楽しみでなりません。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201023/5050012415.html
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