原発負担金上乗せで国を提訴
10月15日 21時00分
福島第一原子力発電所の事故の賠償に備えた費用の不足分などを、電気料金に上乗せして回収することが国の省令により決定されたのは違法だとして、福岡県などの電気の小売事業者が、国に対して決定の取り消しを求める訴えを起こしました。
15日、福岡地方裁判所に訴えを起こしたのは、福岡県など15の府県で電気の小売事業を営む「グリーンコープでんき」です。
国は、9年前の福島第一原発の事故を受け、▼賠償に備えた費用の不足分にあたる「賠償負担金」と、▼原子力発電所の円滑な廃炉に備える費用にあたる「廃炉円滑化負担金」をそれぞれ算定しました。
2つの負担金について、経済産業省は、電気の小売事業者が徴収した電気料金の一部から、送配電の事業者に支払う「託送料金」に上乗せして回収するよう省令で決定し、今月から回収を始めています。
訴えによりますと、▼電気事業法にそのような規定は存在せず、▼負担金は原子力発電事業者が負担すべきだなどとして、省令による決定は違法だとして、国に対して決定の取り消しを求めています。
原告の代理人の小島延夫弁護士は「2つの負担金は、一般の消費者ではなく、本来は原発事業者自らが負担すべきものだ」と述べました。
「グリーンコープでんき」は、今後、九州電力に対して、託送料金に上乗せして徴収された負担金の返還を求める訴えも起こす方針です。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201015/5010009704.html
詐欺被害防ごうと声かけ訓練
10月15日 19時10分
詐欺の被害を防ごうと、大牟田市のコンビニエンスストアでは、高額の電子マネーカードを購入しようとする客に対し、事前に知らされていない店員の対応を試す、抜き打ちの訓練が行われました。
訓練は、詐欺グループに電話で指示された高齢の女性が、10万円の電子マネーカードを購入しようとしているという想定で行われました。
防犯協会の女性が被害者役となり、店側は訓練について事前に知らされていない抜き打ち形式で進められました。
一部の店では、店員が詐欺を疑って、カードを何に使うのか繰り返し状況を確認した一方、別の店では、疑うことなく販売しようとするなど、日ごろの意識によって対応が分かれました。
販売しかけた店に対しては、警察官が、▼電話やメールで購入を指示されていないか確認をすることや、▼警察への通報の徹底を店員に指導していました。
声かけを繰り返した店員は、「金額が高く、カードの購入枚数が多い場合は詐欺を疑いますが、プレゼント用だと言われると信じるしかないこともあります」と話していました。
疑わずに販売しかけた店員は、「正直、警戒心がなかったです。明らかに高額の場合は、積極的に声かけをしていきたい」と話していました。
大牟田警察署の若山慶生活安全課長は、「金融機関やコンビニは犯人に現金が行き渡るのを阻止する最後のとりでなので、一緒になって被害を防ぎたい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201015/5010009700.html
高校生が自作みそでクッキー作り
10月15日 18時23分
石垣市の高校生が、自分たちで造ったみそを使って、クッキー作りに取り組みました。
石垣市の県立八重山農林高校では、生徒たちが育てた米から作った米麹に地元の塩などを加えてみそを造っています。
15日は、アグリフード科の19人の3年生が、このみそを使ったクッキー作りに取り組みました。
生徒たちは、みそを加えた生地をクッキーの形に仕上げたあと、20分ほど焼き上げて、完成させました。
このみそクッキーは16日学校で行われる催しで販売されるということです。
男子生徒は「自分たちで作った米から加工品ができるのは素晴らしいことだと実感した。農高生がいちから作っていることをみんなに知ってもらいたい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201015/5090012062.html
県内のあおり運転の現状と注意点
10月15日 18時11分
県警察本部によりますと、あおり運転に関する通報は、ことしに入ってから9月末までに55件にのぼります。
このうち、あおり運転が厳罰化された6月29日以降も、16件寄せられているということです。
県警察本部では、「万が一、あおり運転にあってしまった場合は、駐車場などの安全な場所に移動して、決して車の外に出ることなく110番通報して欲しい」としています。
そして今回の裁判でもドライブレコーダーの映像が物証として使われていますが、客観的な証拠になるだけでなく、トラブルの抑止力にもなることから、対策の1つとして利用するよう呼びかけています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/oita/20201015/5070008185.html
球磨村から対馬へ 看板が漂着
10月15日 18時07分
7月の豪雨で被害を受けた球磨村の消防団の詰め所に掲げられていた木製の看板が、およそ300キロ離れた長崎県の対馬の海岸に流れ着いていたことが分かりました。
今回見つかったのは、縦およそ120センチ、横およそ30センチで「球磨村消防団第四分団詰所」と書かれた木製の看板です。
長崎県対馬市上対馬町比田勝の飲食店「ひでよし」経営、岡部浩二さん(64)が、14日の朝8時30分ごろ、対馬市の北部にある三宇田浜海水浴場のトイレの壁に立てかけられているのを見つけました。
看板には貝などが付着し、周囲が少し丸くなってはいるものの大きな破損はなく、文字も判別できるということです。
球磨村によりますと、看板は災害の前までは詰め所の入り口に置かれていて、豪雨のあと行方が分からなくなっていたということです。
村でも、SNSなどで看板が対馬市に流れ着いていることを確認し、海水浴場の管理者に連絡して、村役場に送ってもらう手はずを整えたということです。
球磨村から対馬の海岸までは直線距離で300キロほどありますが、球磨村では「奇跡的に生き残った看板なので、消防団の分団長と相談し、今後活用していきたい」と話しています。
看板を見つけた岡部さんは「すごく長い距離を旅してきたんだと驚きました。とてもきれいな状態なので、再び詰め所に掲げてほしい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20201015/5000010303.html
高齢者の車店突っ込むけが人なし
10月15日 18時01分
15日午前、大分市のドラッグストアに77歳の女性が運転する車が突っ込み、入り口付近の窓ガラスが割れましたが、けが人はいませんでした。
警察は女性が駐車場に止めていた車を発進させる際に、ギアを入れ間違えたとみて当時の状況をさらに詳しく調べています。
15日午前11時45分ごろ、大分市皆春のドラッグストア「ドラッグセイムス 大分皆春店」で大分市に住む77歳の女性が運転する車が、店の出入り口付近に衝突しました。
警察によりますと、この事故で出入り口付近のガラスが2枚割れたということですが、店内にいた従業員や客などにけがはありませんでした。
この店で買い物をしようと、女性が入り口付近の方向に前向きに車を止めたところ、障害者専用のスペースだったため車を移動させようとした際に、急発進してそのまま突っ込んだということです。
調べに対し、「バックしようとしたがギアを入れ間違えてしまい、前進してしまった」などと説明しているということで、警察は当時の状況をさらに詳しく調べています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/oita/20201015/5070008184.html
避難生活でも運動を 教室開く
10月15日 17時59分
ことし7月の記録的な豪雨の影響で避難生活を続けている人たちに、運動を通じて日ごろのストレスを和らげてもらおうと、15日、人吉市の避難所でボランティアのインストラクターによる教室が開かれました。
この教室は、避難所になっている人吉市の中原小学校の体育館で開かれ、7月の豪雨で3か月以上避難生活を余儀なくされているお年寄りなど11人が参加しました。
講師を務めた運動インストラクターは、はじめに心身をリラックスさせる呼吸法やストレッチを実演しました。
また、腰痛を抑える効果があるとされるストレッチや、血の流れを改善するストレッチなども行われ、参加した人たちも講師の動きに合わせて実践していました。
このグループでは、今後も避難所や仮設団地で活動を続けていくということです。
避難生活を送る70代の女性は「手のひらがポカポカしてとてもよかったです。こうした支援もあって、最近では少しずつ前に向けるようになってきました」と話していました。
指導をした簑田由希子さんは「避難生活が長期化する中、運動を通じた心のケアや運動不足の解消をはかり、被災者の方々が前に進む力が持てるよう活動していきたい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20201015/5000010305.html
中曽根氏葬儀 佐賀大半旗で弔意
10月15日 17時51分
去年亡くなった中曽根・元総理大臣の合同葬にあたり、文部科学省が、国立大学などに弔意の表明に関する通知を出したの受けて、佐賀大学は当日、半旗を掲げて弔意を示すことを決めました。
17日に実施される中曽根康弘・元総理大臣の内閣と自民党の合同葬にあたり、文部科学省は閣議了解を踏まえ、当日の黙とうなど弔意の表明について、10月13日付けで国立大学などに通知を出しました。
これを受けて佐賀大学は当日、半旗を掲げて弔意を示すことを決めました。
NHKの取材に対し、佐賀大学は「半旗は文部科学省の通知を受けての対応だ。学内でどのように決定されたかは答えられない」と話しています。
国立大学などへの通知について加藤官房長官は15日の記者会見で「特定の政党を支持するための政治的活動にあたらず、文部科学省として、教育の中立性を侵すものとも考えていない」と述べています。
一方、政治学が専門で佐賀大学の畑山敏夫名誉教授はNHKの取材に対し、「かつては『大学のことは大学で決める』という自治の精神があったが、今では国との間に上下関係ができてしまっている。今回の佐賀大学の決定は無難な選択をしたのだろうが、国の顔色をうかがうような姿勢では、自由な学問・教育を追求する雰囲気が失われてしまうのではないかと危惧する」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20201015/5080007223.html
ニセ電話詐欺の被害防止呼びかけ
10月15日 17時32分
相次ぐニセ電話詐欺の被害を防ごうと、北九州市門司区で警察官がチラシを配ってお年寄りなどに注意を呼びかけました。
この取り組みは年金の支給日に合わせて門司警察署が開いたもので、15日は警察官とボランティア合わせて13人が、門司区にある福岡銀行の支店と郵便局の前に集まりました。
そして、銀行にお金を下ろしにきた高齢者や通りかかった人に、「電話でお金はすべて詐欺!」「すぐに相談・110番!」などと書かれたチラシを配って注意を呼びかけていました。
こうした中、15日も高齢者がうその電話でおよそ13万円分の電子マネーをだまし取られる詐欺事件が明らかになりました。
警察によりますと今月9日、小倉南区の70代の男性の携帯電話に、「パソコンのセキュリティの期限が切れているので契約しませんか」と男からうその電話がかかってきました。
男性は男の指示に従って契約料として2回にわたって合わせておよそ13万円分の電子マネーを購入して番号を伝え、だまし取られたということです。
警察は、詐欺事件として捜査しています。
後を絶たないニセ電話詐欺。
警察によりますと、ことしに入って8月末までに県内では138件のニセ電話詐欺が起き、被害の総額はおよそ2億5000万円に上っています。
被害に遭った人のうち7割は、65歳以上の高齢者だということです。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20201015/5020007187.html
久保田宇部市長体調不良で辞職へ
10月15日 17時30分
宇部市の久保田后子市長は、体調不良を理由に「市政の停滞は許されない」として、市長を辞職する考えを明らかにしました。
先月、検査入院したあと、今月8日からは、自宅などで公務を行っていた宇部市の久保田后子市長は、15日記者会見を開き、みずからの健康状態について説明しました。
このなかで久保田市長は、「ことし8月後半から体調不良が続き、さらに今月に入ってからはリハビリ中に右腕を骨折し、治療が長期にわたると診断された」と述べました。
そのうえで、「治療と市長職の両立は難しいと判断せざるを得ないと決断した。市政の停滞は許されない」と述べ、15日午前、市議会議長に辞職願いを提出したことを明らかにし、今月22日付けで市長を辞職する考えを示しました。
久保田市長は、東京都出身の65歳。
宇部市議会議員や山口県議会議員を経て、平成21年の宇部市長選挙で初当選し、現在3期目です。
宇部市では、旧「山口井筒屋」宇部店の建物を改修して複合施設を設置するための議案が先の市議会で否決され、まちのにぎわいづくりに向けた計画が暗礁に乗り上げた状態となっています。
久保田市長は、来年7月の任期満了を待たず重要な課題が山積するなかでの辞職となり、「新しいリーダーにゆだねるべきと考えた。市民の皆さんに心からお礼申し上げる」と涙ながらに述べました。
市議会は、近く久保田市長の辞職を認める見通しで、後任を選ぶ市長選挙は、議長が選挙管理委員会に市長の辞職を通知した翌日から50日以内に行われることになります。
【宇部市民に驚きの声も】
宇部市の久保田市長が、体調不良を理由に辞職する考えを表明したことについて、市民からは驚きの声が上がる一方、3期11年あまりの取り組みを評価する声も聞かれました。
このうち、30代の男性会社員は、「急なことだが体調不良ならしかたがない。『ときわ公園』の集客など、いろいろなことにチャレンジしてきたと思う」と話していました。
60代の主婦は、「女性ならではの視点も持って取り組んでいたと思う。辞職するのは残念だったと思う」と気持ちを推し量っていました。
一方、新しい市長を決める選挙は年内に行われることになりますが、子育て中という30代の女性は、「子どもを連れて気軽に出かけられるまちづくりを進めてほしい」と話したほか、飲食業を営む40代の男性は、「さまざまな課題はあるが、とにかくまちの活性化に期待したい」と話していました
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201015/4060007393.html
米軍岩国基地の海兵隊員を不起訴
10月15日 17時22分
広島市の住宅に侵入したとして住居侵入などの疑いで逮捕されたアメリカ軍岩国基地に所属する22歳の海兵隊員について、広島地方検察庁は、不起訴処分にしました。
岩国市のアメリカ軍岩国基地に所属する22歳の海兵隊員の男性は、今月3日、広島市西区の住宅に窓ガラスを割って侵入したとして、器物損壊と住居侵入の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、逮捕当時、酒に酔っていて、調べに対し「覚えていない」などと容疑を否認していたということです。
今月5日に処分保留で釈放され、広島地方検察庁は、任意で捜査をしていましたが、15日付けで不起訴処分にしました。
不起訴処分の理由について、「情状全般を考慮した」などとしています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201015/4060007400.html
尖閣沖で中国海警2隻が領海出る
10月15日 17時16分
沖縄県の尖閣諸島の沖合で15日午前、日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻は、日本の漁船に接近する動きを見せるなどしたあと、およそ1時間半後に領海を出ました。
第11管区海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
海上保安本部によりますと、15日午前11時前、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻のうち2隻が、尖閣諸島の大正島の沖合で日本の領海に侵入しました。
2隻は日本の漁船に接近する動きを見せるなど、およそ1時間半にわたって領海を航行し、午後0時半までに領海を出たということです。
この2隻は、13日夜まで、8年前に尖閣諸島が国有化されて以降、最長となる57時間余り領海に侵入し、同じように日本の漁船に接近する動きを見せるなどしていました。
15日午後3時現在、この2隻を含めた4隻は、大正島の南西およそ29キロから南南東およそ35キロの接続水域内を航行しているということで、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201015/5090012059.html
「ななつ星」が感謝の特別列車
10月15日 17時14分
JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」が運行を始めてから15日で7年です。
JRはおもてなしを続けて来た地域の人たちに感謝を伝えようと、特別列車を運行しています。
九州各地をめぐる「ななつ星」は、7年前の10月15日に運行を始め、沿線の地域の人たちは列車を見送ったり乗客を歓迎したりして、列車とともにおもてなしを続けてきました。
JR九州は7周年を記念して感謝を伝えようと、地域の人たちを招待して特別列車を運行することになり、15日は霧島市の隼人駅から鹿児島中央駅へ向けて、およそ10人を乗せて出発しました。
このうち、運行開始当初から毎週のように隼人駅で旗を振って乗客を楽しませてきた霧島市の日高憲子さんは、友人とともに乗車すると、クルーの案内でDXスイートに移動し、ソファーに座って部屋の調度品を見つめたり友人と写真を撮ったりしました。
そしてラウンジカーへ移動すると、沿線から手を振る人たちへ手を振り返したり鹿児島湾や桜島の風景を眺めたりして、およそ1時間の旅を楽しんでいました。
日高さんは「想像していた以上に調度品が立派で、部屋に入れてうれしかったです。今夜は眠れないと思います。沿線から手を振ってもらったのもうれしかったので、これからも出迎えを続けます」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201015/5050012343.html
秋の星空を名曲とともに鑑賞
10月15日 16時41分
鹿児島市立科学館のプラネタリウムで、クラシック音楽の名曲を聴きながら秋の星空を楽しんでもらおうという催しが開かれました。
鹿児島市立科学館では、少しでも多くの人に天体や宇宙に関心を持ってもらおうと、毎月「おひるのプラネタリウム」と題して、クラシック音楽の名曲と一緒に星空を楽しんでもらう催しを開いています。
今月取り上げたのは、19世紀に活躍したロシアの作曲家、チャイコフスキーです。
バレエ組曲『白鳥の湖』を代表する曲の『情景』などが流れる中、秋の星空のアンドロメダ座やカシオペア座が映し出されました。
また、フィナーレでは、バレエ組曲『くるみ割り人形』のクライマックスを飾る『花のワルツ』とともに、四季折々の星座が映し出されました。
上映中は音楽と星空の両方を楽しめるよう、職員が解説する通常の方法とは異なり、字幕で星座の名前や見つけ方などが紹介されました。
姶良市の30代の女性は「初めて参加しましたが、落ち着いた雰囲気で楽しめました。また来たいです」と話していました。
鹿児島市立科学館の石原寛信主事は「11月はリスト、12月はベートーヴェンの音楽を用意しています。これからも多くの人に、気軽にプラネタリウムで天体観測を楽しんでほしいです」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201015/5050012342.html
空き家放火事件 男に実刑判決
10月15日 16時35分
ことし2月、宇部市で、空き家に火をつけたなどとして放火や窃盗の罪に問われた32歳の男に対し、山口地方裁判所は、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
宇部市東岐波の建設作業員、三好馨被告(32)は、ことし2月、自宅近くの空き家に侵入して火をつけ、この空き家を全焼させたほか、3月には車の中から財布などを盗んだとして、非現住建造物等放火や窃盗の罪に問われました。
これまでの裁判で、三好被告は、起訴された内容を認め、検察側が懲役4年を求刑したのに対し、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めていました。
15日の判決で、山口地方裁判所の小松本卓裁判長は、放火の罪については、「被告はストレスを解消したいという思いなどから考えたもので、近くの民家に延焼する危険性も大きかった」と指摘しました。
そのうえで、「被告は被害者と示談が成立し、反省の態度を示していることなどを考慮しても、執行猶予を付けることはできない」として、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決のあと、三好被告の弁護士は、「本人と協議して控訴するかどうか決めたい」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201015/4060007399.html
球磨焼酎輸出拡大目指し蔵元視察
10月15日 16時28分
人吉球磨地方の特産品、球磨焼酎の輸出拡大を図ろうと地元の酒造組合とJETRO=日本貿易振興機構などが連携することになり、15日は海外展開を手がける会社の社長が蔵元を視察しました。
球磨焼酎酒造組合とJETRO=日本貿易振興機構、そしてヨーロッパ向けに食品の輸出などを手がける東京の販売促進会社の3者は、球磨焼酎の輸出拡大を目指して今年度から連携して事業を行っています。
この一環で東京の会社の社長、上野建太郎さんが14日から6つの蔵元を視察していて、15日は午前中、あさぎり町の創業118年の高田酒造場を訪れました。
酒造組合によりますと、7月の豪雨で11の蔵元が被災したということで、高田酒造場でも豪雨による土砂崩れで焼酎を貯蔵していたタンクが2つ壊れ、中身が流出する被害が出たということです。
上野さんは創業当時からある蔵や、かめの中で仕込んでいるもろみを見学したあと、球磨焼酎などを試飲して味を確かめていました。
上野さんは「球磨焼酎はコメが原材料なので海外にもストーリーが受け入れられやすく、ポテンシャルがある。蔵にあった販路を作りたい」と話していました。
高田酒造場の企画開発部長高田恭奈さんは「新型コロナウイルスや水害の影響が厳しかったが、輸出をして明るい話題を提供し、復興の活力になりたい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20201015/5000010302.html
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