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2020年10月20日20:10

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読んでる本もデカ祭り日記:夜と昼

〈第1部 ナイトシェード〉
10月の土曜、深夜0時。87分署の夜勤組は多忙を極めていた。11番街にある劇場楽屋口の裏路地で若いストリップダンサーが刺し殺され、キャレラとホースが臨場した。被害者の名はマーシー・ハウエル。未使用の拳銃をポケットに忍ばせ、午前2時にクラブで「ハリー」と会う約束だと手帳に書き残していた。
同じ頃、分署で酔っ払いや非行少年の相手をしていたクリングは、カルヴァー街での爆弾事件の通報を受け飛び出していった。マイヤーは、煙ヶ丘に住む婦人の訴えに耳を傾けていた。午前2:45きっかりに男女の幽霊が現れて、金庫の宝石をちょいちょい盗んでいくので捜査してくれというのだ。バカな話だが、婦人の父が著名な判事と聞いては動かざるを得ない。

深夜2時半過ぎ。マイヤーが煙ヶ丘の屋敷で幽霊を目の当たりにして仰天している頃、キャレラとホースはハリーのアリバイを確認し、新たな手がかりを追っていた。殺されたマーシーは、何者かに脅迫状を送られ、怯えてハリーから銃を買ったらしいのだ。脅迫状には「服を着ろ!」と書き殴られていた。ホテルの名入り便箋を使っているので、脅迫者はすぐに割り出せそうだ。一方、87分署に残っていたオブライエン刑事は、家出した娘を案じるブレア夫人の応対に手を焼いていた。クリングは爆弾犯が乗っていたワーゲンを特定すべく、管内の情報屋を当たっている。もうすぐ午前3時、87分署の夜はまだこれからなのだ…

引き算引き算引き算

〈第2部 デイウォッチ〉
10月の日曜、午前6時過ぎ。87分署日勤組のハル・ウィリスと新人刑事ジェネロは、安アパートの裏庭で裸のまま死んでいる男を見下ろしていた。身元は4階に住む青年ルイス・スコット。飛び降り自殺か他殺か、検死の結果待ちだ。同じ頃、連続食料品店強盗事件を担当するパーカーは、被害店の奥に陣取り張り込みを開始する。分署のデスクに座っていたブラウンは、エリンガム夫人の届け出を受理していた。彼女の夫ドナルドが、一週間前から行方不明なのだ。

午前7時過ぎ。4階から落下して死んだスコットの部屋をウィリスたちが検分していた頃、食料品店にハロウィンマスクを被った強盗が乱入し、パーカーを撃って逃走した。バーンズ警部はブラウンにこの事件の捜査を担当させ、刑事部屋の人手不足解消のため夜勤が明けたばかりのキャレラに呼び出しの電話をかける。ヒスパニック系のデルガド刑事はプエルトリコ人街で発生した暴行事件の捜査で忙しく、ウィリスたちはスコットの部屋にいた若い男の行方を追っていて手が離せない。昼になり、カペック刑事が海兵隊員の巻きこまれた傷害事件の捜査でバーに赴いた頃、休暇中だったメリウェザー刑事らも応援に駆けつけ刑事部屋が活気づいた。夕方、ブラウンは食料品店強盗が捨てていったマスクから指紋を得て、すでに犯人の目星をつけていた。それは前科者ゴールデンタール。出勤してきたキャレラと組んで、ゴールデンタールのヤサにむかったブラウンだったが…



「夜と昼」


フォト



ブラウン刑事単独主演作品の次は、分署刑事課オールキャストの異色作。デルガドやカペックといった、これまであまり登場していなかった刑事たちも活躍します。休暇返上で刑事部屋に来たのに、ブラウンとキャレラがあっさり日勤シフト内で事件を解決してしまい、やることなく帰宅する刑事もいるのが笑えます。暴行・爆破・強盗致傷・殺人といった多くの凶悪事件が連続する87分署の日常が、深夜0時から翌日の午前0時まで描かれた、87分署版の「24 TWENTY FOUR」ですね^_^




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