渋谷駅 なぜ埼京線のホームは遠かったの? 駅開業からの歴史をたどるとわかるその理由
https://trafficnews.jp/post/96572
いよいよ渋谷駅の埼京線・湘南新宿ラインホームの移設が行われ、悲願ともいえる山手線ホームとの並列化が実現します。
今夜から工事を開始し、土日はこの区間で埼京線と湘南新宿ラインを全て運休し、月曜日の始発に間に合うように工事を終わらせるとのことで、これが一連の渋谷駅改良工事の中で最も大きい仕事になるのではと思います。
そして、この記事では触れられていないながら実際に当時のニュースで見た記憶があるのですが、埼京線の営業運転区間を新宿から恵比寿に延伸しようとした当初に途中駅を一切設けない、つまり渋谷は通過するという計画もあったのですよね。
山手線に隣接して新しいホームを設置するスペースがないというのが理由でしたが、当然「渋谷を通過させるとはけしからん」と利用客や地元経済界からの反発が起きたし、さすがにJRとしても他路線への乗り換えが多く乗降客数も多い駅を通過させるというのは営業施策上好ましくないとすぐ気付いたようで、この記事に書かれている通り山手線ホームからずれた場所にあった貨物ホーム跡を利用してなんとか埼京線ホームを作るということで落ち着いたとのことです。
ホーム位置のせいで山手線をはじめ他路線への乗り換えが不便だし、大宮寄りの車両に混雑が集中するという問題も起きるなど(これは新宿駅の階段位置など他の事情も重なりますが)、こういうホーム配置になってしまったことで決して評判はよくないと思いますが、もし本当に埼京線や湘南新宿ラインを渋谷通過にしていたら、ただでさえ狭い山手線ホームが余計に混雑してパンクしたでしょうから、結果としては思いっきりずれて変な位置になっても最初から渋谷にホームを設置していてよかったのではと思います。
また、山手線のホームは元々内回りと外回りで同じホームを使う島式だったのが、利用客の増加により後から外回り専用のホームだけを増築したために現在のような独特の配置になっていますが、今後はこれも改築し、内回りと外回りを統合した島式ホームになるそうです。
そして、銀座線のホーム移設当初も混乱が生じてしまっただけに、今回も慣れるまでは多少の混乱が生じるかもしれませんが、完成すれば今までに比べたら移動しやすく分かりやすくもなるので、あと少しの間だけ辛抱が必要ですね。
なお、今までの埼京線ホームに直結していた新南口は、ホーム移設と同時に廃止されるとも言われていましたが当面は存続するそうで、今までのホームを連絡通路にして残すそうです。
また、あくまで個人的な意見なのですが、旧ホーム跡地に空きができたらそこに1線だけでもいいから引き上げ線とかを設置することはできないものでしょうか?
湘南新宿ラインの登場などで広範囲の直通運転が行われるようになり利便性は向上するも、一度遅延が発生することで影響も広範囲化し、直接関係のない路線まで巻き添えを食らうことも近年増えていますよね。こういう遅れが発生した際には折り返しのできる駅で直通運転を打ち切ることで対応し、埼京線及び湘南新宿ラインだと新宿か大崎で折り返しが可能ではありますが、線路容量の関係もあるのか大崎駅に入れず急遽品川に逃がすということもあったりするし、新宿駅でも直前で電車が詰まって入れずに足止めを食らうということがよくあるのですよね。
そこで途中にもう1か所折り返しができる設備を作っておけば、万が一のトラブル時によりスムーズな対応やより早くダイヤを回復させることが可能になるのではという気がするのですよね。
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