緑豊かで清涼な空気漂う西武球場前駅を降りてメットライフドームに向い暫く歩きチケット売り場の辺りまで来ると狭山スキー場方面に通じる階段が右側に見えてくる。
この階段を昇り、狭山スキー場を横目に駐車場を突っ切って前へ進むとライオンズの大きな室内練習場と寮が現れる。
室内練習場の脇を通る整備された道を更に進むと丘の上に昇る階段が見えてくる。
この階段を昇りきるとようやく埼玉西武ライオンズの二軍本拠地、西武第2球場にたどり着く。
一軍の試合開催日と二軍試合開催日が重なるとメットライフドーム前の華やかなムードから段々遠ざかる寂しさがなんとも言えない雰囲気を醸し出す
一軍と二軍の差を肌で実感できる野球場でもある。
西武第2球場はお客さんを入れるには設備が貧弱で見せ物にして稼ぐ気がないのだなと思わせる造りだ。
観客を入れるスタンドもなく、ベンチも数えるほどしか設置されていない。
ベンチを確保できなかった観客は立ち見か地べたに座って観るしかない
本当にただの練習場と言った感じだ。
同然、観戦料は無料。
これなら辛うじて観客席が整備されているロッテ浦和球場の方がマシだ
しかも、この球場の金網や柱が太くて非常に見辛い
角度が悪いと金網で選手のプレーや球の行方が見えなくなってしまう……
なかなか落ち着かない球場だ。
しかし、何だかんだ言って選手が近くに感じられる。
ブルペンも目の前にあるし、三塁側ベンチの上から観戦するとベンチに帰ってくる選手の声や会話が丸聞こえでなかなか生々しい
ロッテ浦和球場よりいいなと思う所もちょっとあって、この球場はバックネット裏からも試合が楽しめる。
バックネット裏からの眺めや臨場感は結構楽しめる。
一塁側のベンチの方には観客席は無いが、ベンチの真後ろがお客さんの歩く通路になっているので関係者になった気分にもなれる
お客さんが少ない日ならのんびり楽しめる球場だと思う。
隣で一軍の試合やっていると球場演出の音や応援、歓声の大きさに別次元の世界を覚えてしまうが、第2球場でプレーをしているのも同じプロ。
第2球場でナイスプレーを観ると嬉しさが倍増したりする
一軍の試合がつまらない展開になるとドームの方からお客さんが流れてくるのもこの球場独特の風景かも。
逆に第2球場にいる人たちはスマホで一軍の試合観てたりしてなかなかほのぼのしている
しかし、この観客二の次の球場も今年リニューアルされ、ようやくスタンドが設置されるようだ。
球場の名前もCAR3219(カーミニック)フィールドと命名され大幅に観戦環境が整う。
普段から熱心なファンがカメラを構える野球場だが、スタンドが出来て新たなるファンも増えるかもしれない。
一軍と二軍の球場が隣り合う珍しい二軍球場、この不思議な空間を味わうのもなかなか一興だ。
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