遠州には冬の時期にはほとんど雪は降りませんが、周辺の高い山にぶつかって雪を降らせ
た後の、冷たい空っ風が吹き荒れます。この風を除けるために屋敷の周りに植えてあるの
がイヌマキの防風囲いです。丁度11月から12月頃にイヌマキの実が成ります。この実を「
やぞうこぞう」と遠州地方の人は呼んでいます。実は赤い部分と緑の部分に二つに分かれ
ます。赤い実の部分が果肉で昔は食べました。緑の色の部分が種子です。母からは「やぞう
むぞう」と教わりましたが、各地で色々な呼び方があるようです。静岡県内でも大井川以西
では「サル小僧」とか「ランカン小僧」と云うところもあるようです。槙の木でも成る木
と成らない木があります。栄養状態の良否なのか、雄メスの木があるのかは知りません。
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