今日は朝から雨。
何せ、予報がこれだから。
あす16日(日) 梅雨の嵐 北日本を直撃!
https://newspass.jp/a/e1oje
自然災害に弱いJR北海道なだけに、一度何かあれば立往生。
下手をすれば札幌まで戻れないかも知れない。
まあ、心配しても仕方が無いし、時間もあるので松屋で朝食。
有線か何か知らぬが、1910フルーツガム・カンパニー「Simon Says」が流れている。
なかなか、珍しい選曲である。
因みに、1910フルーツガム・カンパニーの「Bubblegum World」は、このバンドを知らずとも、聞いた覚えにのある人は多いはず。
「サザエさん」のエンディング・テーマ「サザエさん一家」の元ネタになった曲であるので。
札幌発9時7分発の臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス3号」に乗車。
車輛は、リゾート列車用の、キハ183系5200番台「ノースレインボーエクスプレス」
実に5年振りの乗車だ。
座席は1号車4番A席。
3号車の1階はフリースペースになっているが、残念な事に、売店営業は無くなっていた。
札幌から暫くは、フリースペースでのんびりしていた。
滝川から根室本線に入る。
ここからは、空知川に沿って進む。
ここから新得迄の区間、乗車するのは21年振り。
根室本線も、元は石炭輸送の為に建設されている。
赤平では、駅の真裏にズリ山が聳えている。
ズリ山とは、石炭ガラが貯まって出来た山の事。
要するにボタ山の事である。
旧住友赤平炭鉱立坑跡も見えた。
芦別で列車交換。
石北本線や宗谷本線の様な、人跡未踏の地を走ることもなく、意外な程に沿線は拓けている。
21年前の記憶があまり定かでは無い。
もっと山の中だったような記憶もあるのだが。
当時は、やはりリゾート列車である「フラノエクスプレス」で、根室本線を楽しんだ。
野花南を過ぎ、山越えに入る。
トンネルに入り、富良野盆地へと抜け出る。
風景が拓けて、富良野線が合流してくる。
富良野に到着し、乗客はほぼ富良野で下車。
これから富良野観光を楽しむのだろう。
こちらは、11時15分の普通東鹿越行きに乗り換える。
キハ40の単行で、車内はほぼ、鉄しかいない。
場所だけ取って、駅前を散策し、記念入場券を買う。
天気は、晴れたり曇ったり、時に雨がぱらついたり。
安定していない。
東鹿越行きは定刻に発車。
富良野盆地を淡々と進む。
狩勝峠までは空知川に沿って進む。
布部を過ぎ、山部に停車。
どの駅も、ちゃんとした駅舎があり、列車交換出来る様になっている。
下金山も、金山も立派な駅舎がある。
駅前もちょっとした町になっている。
それでも金山を過ぎると山越えの区間に差し掛かった。
右手側に金山ダムを眺める。
結構長めのトンネルを抜けると、ダム湖たる「かなやま湖」を渡る。
広大なかなやま湖が広がる。
その、ダム湖の近くに、東鹿越駅がある。
駅に入線する際に、気動車の音に驚いたのか鹿が山の方へ逃げて行った。
東鹿越も、人家の無い駅にしては駅舎もしっかりしている。
宗谷本線みたいに車掌車を駅舎代わりにしてはいない。
そして、かなりの鉄らしき人が折り返し列車に乗車して来た。
ここから先は、新得まで不通区間。
なので列車代行バスに乗る。
日高本線と違い、フラノバスに委託している。
バスも、観光タイプの立派なものだ。
12時5分、代行バスが発車。
国道38号線で新得を目指す。
国道38号線は、旧根室本線に沿って走るから、駅も国道からすぐ近くにある。
日高本線の時みたいにややこしい道で駅前へ行く必要も無い。
東鹿越からすぐ、幾寅駅がある。
この駅舎は映画「鉄道員」でロケ地となった。
なので駅名板の、映画のものになっているし、登場した車輛も展示してある。
キハ10に似せたキハ40が。
次の落合を過ぎると、根室本線最大の難所、狩勝峠超え。
ただし、根室本線は、落合を出ると長大な新狩勝トンネルに入り石勝線と合流するルート。
昭和41年に、急勾配の連続する旧線から切り替わった。
輸送力増強には大いに貢献したが、その代わりに日本三大車窓と謳われた狩勝峠の車窓は失われた。
国道38号線も、かなりの勾配を上っていく。
そして、頂上を過ぎると眼下に十勝平野が見渡せた。
まさに値千金の風景で、なるほど、日本三大車窓と呼ばれることはある。
願わくは、根室本線の旧線時代に乗りたかった。
新得行きの代行バスは、フラノバスが運行している都合からか、十勝サホロリゾートを経由する。
この、サホロリゾートの近くに旧根室本線新内駅があった。
新得駅に到着。
お昼は、私が勝手に「北海道四大駅そば」と呼んでいる、新得駅の「せきぐち」のそば。
名物の「かしわそば」を頂く。
駅前のスーパーでお茶等を購入。
駅構内の土産屋には、旧根室本線グッズもあり、鉄には嬉しい。
そして、ドラマ「なつぞら」主演の、広瀬すずのサインもあった。
再び根室本線列車代行バス東鹿越行きに乗車。
今回は、普通の旅行者らしき人や、地元の人も乗車している。
新得を出て暫く行った国道沿いに、旧根室本線の跡だろうか蒸気機関車が展示していた。
十勝サホロリゾートを過ぎ、再び、狩勝峠を越える。
狩勝峠を越えて、落合に到着。
3分ほど時間調整をする。
駅もホームも立派だが、夏草に覆われた姿は、廃駅のそれだった。
東鹿越に到着。
滝川行きの普通列車に乗り換える。
再び、金山ダムを眺めながら富良野を目指す。
富良野からは「富良野・美瑛ノロッコ6号」旭川行きに乗車。
3輛編成で、1輛が指定席。
残りは自由席である。
私の座席は1号車6番A席。
指定席には4人しかいない。
自由席も5〜6人程度で、「釧路湿原ノロッコ号」とはえらく違う。
発車まで20分ほどほど時間があるから、駅周辺を廻ってみる。
富良野線も、21年振り。
ごく僅かな乗客を乗せ、発車。
中富良野で一組、下車。
そして列車交換。
キハ150と行き違う。
まだ、ラベンダー等には早いのか、沿線に彩りが少ない。
天気も悪い。
それでも、中富良野やラベンダー畑から乗車して来る。
ラベンダー畑の駅は、取って付けたかの様な簡易なホームであった。
美馬牛で再び列車交換。
雨が酷くなって来た。
逆に、よくここまで持ったものだと思う。
美瑛を過ぎると、次は旭川まで止まらない。
「ノロッコ」らしからぬ速度で走る。
旭川から「ライラック40号」に乗車。
乗り換え時間に余裕が無いから、指定席を取っておいた。
札幌迄は、睡眠時間。
札幌到着後、ススキノに出る。
晩飯を兼ねて羅臼料理の居酒屋「はちきょう」に入る。
日高産 本シシャモ。
ホッキ造り。
ザンギ。
コマイ一夜干し。
ツブ貝塩辛。
鰊の切り込み。
北海道らしい肴で呑む。
酒は、国士無双に國稀。
よく呑んだ。
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