カズマサ『さすがに遠いな…みんな疲れてないか?』
ラム『既に疲れたから馬車で休んでいるわ…』
カズマサ『姉様はメイドなんだからもう少し頑張ってくれ!』
ゆんゆん『ごめんなさい…少し休みます…』
めぐみん『これだからお嬢様は!体力が無くて困りますねぇ!』
カズマサ『お前は途中から一歩も歩いてないだろうが!』
クリス『そろそろ前衛変わるよ?君も限界でしょ?』
カズマサ『助かるよ…危なくなったらすぐ呼べよ?』
グランバニア西の洞窟…
サラボナからグランバニアへの旅は2週間以上にも及ぶ長旅になっており
疲労したメンバーが馬車で休むなか
カズマサとクリスはほぼ無休で外番をこなしていた
めぐみん『ゆんゆん…顔色が優れないようですけど大丈夫ですか?』
ゆんゆん『わ…私なら…大丈…夫…』
めぐみん『カズマサ!ゆんゆんの様子がおかしいのです!クリスの援護は私がしますので見てあげてください!』
カズマサ『わかった…すまない…』
ラム『そろそろ洞窟の中間地点…確か宿屋があったはずよ…』
カズマサ『ゆんゆんの事を考えたら宿屋までは行きたいな…クリス!後少し…闘えるか?』
クリス『あたしは別に平気だよ!任せて!!』
洞窟の中間地点にある宿屋…
この宿屋はグランバニアへと向かう旅人が休めるよう
その昔グランバニアの王が設立したものであり
何とか宿屋に到着したゆんゆんに
驚きの事実が発覚した
宿主『おめでたですね…』
ゆんゆん『おめ…でた?』
カズマサ『ゆんゆん…ごめん…』
めぐみん『カズマサ…まさか貴方…無理矢理…』
クリス『カズマサ!今晩はゆんゆんさんの側にいてあげて!』
めぐみん『く…クリス…』
クリス『これは2人で解決すべき問題だよ…あたし達は隣の部屋にいるから…ね?』
ゆんゆんの妊娠が発覚すると
クリスは2人きりになれるよう
部屋割りをしてくれていた
めぐみんの言うとおり
カズマサは結婚式の夜に
ゆんゆんを無理矢理犯してしまい
この事態を激しく後悔していた
ゆんゆん『私…まだ嫌だって言ったのに…』
カズマサ『ゆんゆん…』
ゆんゆん『カズマサさん…ごめんなさい…』
カズマサ『悪いのは俺だろ…どうしてゆんゆんが…』
ゆんゆん『私…こうなるのがわかってたから嫌がったんです…クリスさんやめぐみんに迷惑かけたくなかったらから…ちゃんとこの事を…貴方に伝えられていたら…』
カズマサ『そんな…』
ゆんゆん『勘違いしないでくださいね…私は貴方が大好き…怖くなかったって言ったら嘘になるけど…そういう事は…グランバニアに着いてからが良かったな…』
2人は無事に和解…
この夜を最後に
ゆんゆんの彼に対する口調が敬語ではなくなり
これ以降
クリスはカズマサから女神のような待遇を受ける事になった
ゆんゆんの体調が落ち着いたのは2日後の事になり
ラムが要請したグランバニアからの援軍が到着すると
ゆんゆんに負担がかからないよう
スローなペースでグランバニアへと出発した
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