カズマサ『ゆんゆん…結婚するならさ…自分の好きな人とするべきだと思うぜ?』
ゆんゆん『カズマサさん…無理なのを承知でお願いします…私と…結婚してください!!』
カズマサ『おいおい…』
めぐみん『何を言ってるんですか?カズマサは…』
クリス『結婚か…この際決めた方がいいかもね…』
レム『カズマサと結婚するなんてやめた方がいいわ!どうしてもと言うなら私が犠牲になりましょう!』
カズマサ『犠牲って…』
レム『カズマサ…明日の夜まで時間をあげるわ…誰か1人…想い人を選びなさい!!』
カズマサ『え…えぇ…』
ゆんゆんの告白から話は拗れ
カズマサは翌日までに誰か1人と結婚する事になった…
その夜
寝つけないカズマサは悩みながら外を歩き
そんな中
ベンチに腰かけていためぐみんを
発見し
彼は声をかけた
カズマサ『こんな時間にどうした?夜道を1人で歩くのは危ないぜ?』
めぐみん『ちょっと眠れなくて…こちらで涼んでいました…』
カズマサ『……』
めぐみん『こうして夜に2人で居ると…レヌール城に行った時を思い出しますね…』
カズマサ『そうだな…』
めぐみん『あの時…貴方は震える私を守ってくれました…本当に感謝しています…』
カズマサ『めぐみん…何泣いて…』
めぐみん『カズマサ…ちょっと宿に来て貰えますか?』
カズマサ『おいおい…さすがにそれは…』
めぐみん『反則なのは承知です…でも…貴方にどうしても伝えなくてはならない事があるんです!』
カズマサ『めぐみん…』
泣きながら頼むめぐみんに
彼の心は落ち
彼女の部屋に到着すると
めぐみんは胸元にある黒い痣を泣きながら見せてきた
カズマサ『なんだよこの痣…誰に…』
めぐみん『この痣は…私が魔族の一員となった証です…パパスさんが行方不明になったあの日…私はレヌール城のベルディアに連れ去られました…』
カズマサ『な…なん…だと?』
めぐみん『ベルディアは私が魔族の仲間になるなら侵略しないと約束してくれました…ベルディアはパパスさんの様子を見るために派遣され…居なくなった途端に大陸全域の侵略命令が出たそうです…』
カズマサ『めぐみん…』
めぐみん『魔族の刻印を押されたあの日…私はベルディアの物にされてしまいました…だから…カズマサ…貴方は私以外の人を選んでください…私はもう…人間ではありませんから!!』
その告白は一週目とは比較にならない重さであり
カズマサの迷いは無くなっていた…
ラムの言う通り
彼は100%めぐみんを選ぶ流れとなり
翌日
彼は結婚相手にめぐみんを指名した
めぐみん『本当に…私でいいのですか…?』
カズマサ『あぁ…』
めぐみん『私にはクリスやゆんゆんのような財力はありません…戦闘だって足を引っ張るかもしれません…それでも良いのですか?』
カズマサ『余計な心配だな…金も戦闘も…俺が何とかしてやるよ…』
めぐみん『カズマサ…』
その夜
2人の結婚式は盛大に行われる事となり
クリスとゆんゆんは複雑な表情で準備を手伝っていた
サラボナとラインハットからのバックアップでめぐみんは普通はまず着る事のないようなウェディングドレスを纏い
カズマサはその姿に赤面していた
めぐみん『な…何を赤くなっているのですか?これから私達は夫婦になるのです…これくらいで緊張していてはまともに暮らせませんよ?』
カズマサ『いや…こんな綺麗なめぐみん…見た事なかったから…』
めぐみん『では…普段からお姫様のような姿でいましょうか?』
カズマサ『いつもの服でいてくれよ…普段の可愛いめぐみんだって…俺は大好きだから…』
ラム『ふっ…』
2人の結婚式はアクアの宴会芸によって大いに盛り上がり
その夜
宿屋を貸し切りにした2人は
初めて同じベッドに入る事になった
クリス『ゆうべはお楽しみでしたね?』
カズマサ『クリス…』
クリス『知ってたよ…君があたしを女として見てない事くらいさ…』
カズマサ『ラインハットへは俺が送るよ…クリスには世話になったから…』
クリス『何言ってるのさ…伝説の勇者を探してるんでしょ?君とめぐみんだけじゃその辺の魔物にやられて終わりだよね?』
カズマサ『いやしかし…』
めぐみん『クリスとゆんゆんには着いてきて貰う事になりました!後ダクネスとラムにも以前と変わらず同行して貰います!』
カズマサ『ゆんゆんも?』
ゆんゆん『はい!よろしくお願いしますね!』
結婚式を終えたカズマサとめぐみんはいつもの2人に戻り
翌朝
ゆんゆんをパーティに加えた一行は
勇者の手がかりを探すべく
グランバニアを目指して出発する事になった
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