クリス『う〜ん…ここは…』
シスター『良かった…目を覚まされたんですね…ここは修道院…神に使える修道女達の修行の場です…』
クリス『ありがとう…おかげで助かったよ…』
シスター『お連れのお二人が起きるまでの間シャワーをお貸ししますよ…』
クリス『良いんですか?それじゃ…遠慮なく…』
3人の中で最初に目を覚ましたクリスは修道院からシャワーと服を借りる事になり
目を覚ましたカズマサは
シスターの服装に着替えた彼女の姿に思わず目を疑った
クリス『ど…どうかな?』
カズマサ『い…意外と似合うじゃん…可愛いよ…』
クリス『もう…意外とは余計だよ!』
カズマサ『……』
クリス『な…なんだよぉ!』
カズマサ『ここ数年…まともな女の子を見てなかったから刺激が強すぎて…』
クリス『さ…さっきまで一緒に樽の中にいたでしょう!?』
カズマサ『え…俺はダクネスを女の子として見た事はないぞ…騎士としては尊敬してるけど…』
クリス『…バカ!!』
クリスは修道服をそのまま貰う事になり
食事と入浴を済ませた3人は
シスターにお礼を告げると
北にある街へと向かった
カズマサ『ここがオラクルベリーの街か…よし…軍資金の調達と行こうぜ!』
ダクネス『軍資金も何も…私達は一文無しだぞ?』
カズマサ『何を言ってるんだ…クリスは光の教団で盗賊のお頭をやっていたんだぞ?少し貸してくれるよな?』
クリス『良いけど…ちゃんと返してよ?』
オラクルベリー…
サンタローズから南の橋を渡った所にあるこの街は
世界でも有数の大きさであり
カズマサはクリスから300ゴールドを借りると
カジノへと突撃していた
カズマサ『くそぅ…スライムの顔なんて同じにしか見えん…』
クリス『苦戦してるみたいだね…』
カズマサ『クリス!?なんだその格好は!?』
クリス『さっきスロットで7が5つ揃ったんだよ!軍資金なら十分揃ったからそのレースが終わったらいくよ!』
カジノにてクリスの運の良さが爆発し
大量のコインを換金したクリスは
2人に貴族の服と鋼の剣を買い与え
自らも鋼の剣を購入…
修道院の服を動きやすいように改良していた
クリス『さすがにあのドレスは借り物だよ…しばらくはこれを着ていくよ!』
カズマサ『おいおい…そんな短いスカートで大丈夫なのか?』
クリス『大丈夫って…何が?』
カズマサ『何がって…男装してた頃の癖で見えたら困るだろ?』
クリス『あのねぇ…あたしはこう見えてもラインハットの王女なんだよ…そんなはしたない事しません!』
ダクネス『しかし…この後はどうするのだ?』
カズマサ『当然ラインハットにクリスを送り届けるがその前にサンタローズとアルカパに寄りたい…いいかな?』
クリス『あたしは構わないよ…そもそもラインハットに寄っても城に戻るつもりはないけどね?』
カズマサ『おいおい…』
装備を整えた3人はクリスのお金で購入した馬車にてサンタローズへと向かい
6年ぶりに訪れた街は
ラインハットからの侵略を受けており
まるで廃墟のようになっていた
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