ギャングに殺し屋、殺人鬼!
マフィアにヤクザにテロリスト!
悪の限りを尽くしていても、何故だか好かれるクズの衆。そんな奴らに拍手を送り、一挙に紹介・リスペクト!
夜のロサンゼルス。柔和なタクシー運転手マックスが乗せた客は、美人検事のアニー。会話を楽しみ、互いに親しくなって嬉しくなったマックスだが、次に乗せた客は酷かった。洒落たスーツでインテリ口調。不動産屋でヴィンセントと名乗った男は、いくつか回りたいからタクシーを一晩貸し切りたいという。高額ギャラに負けて承知してしまったマックスだったが、まさかこのヴィンセントが殺し屋だったとは…
「コラテラル」。トム・クルーズが倫理感のカケラもない非情な殺し屋を演じた作品。トムだからこそ何か憎めず、トムだからこそ徹底的にガンさばきを特訓していてリアルに見えます。しかも老けメイクだから何か不気味。そんなトムに対峙するのがジェイミー・フォックス。この2人、最初からいがみ合っているワケじゃなく、なんとなく気が合いそうなところがあるのが楽しい。
また、2000年代特有の激しくも疲れないカットバック、ケバケバしい色使い、ミュージック・ビデオのような映像がドミニク・セナやトニスコっぽい一本でもあります。いつものマイケル・マンらしくないなと改めて感じていたら、撮影がポール・キャメロンと気づきました。ソードフィッシュと続けて観て、初めて解ることもあるもんだ。
キャストも面白く、刑事役でマーク・ラファロにピーター・バーグ(あのWバーグ映画でお馴染みの映画監督!)、ステイサムがカメオで出ればハビエル・バルデムもチョイ役で出演。
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