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2019年01月14日17:23

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Netflixでネタ振り日記:鋼鉄の雨




「分断国家の国民は分断の事実よりも、分断を政治利用する者により苦しめられる」

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北朝鮮・開城工業団地…偵察総局のスパイ、オム・チョルウは、スナイパーライフルを抱えて狙撃の準備を整える。もうすぐ〈将軍様〉が視察にやってくる。今日は中国企業が参入する工場の開所式があるのだ。オムのターゲットは、護衛司令部長のパク・グァンドン。将軍様の付き添いでやってくる筈のこの男、秘密裏にクーデターを画策しているらしい。そこで偵察局長リ・テハンじきじきに、オムに暗殺命令が下ったのだ。しかし将軍様が到着してみると、そこにパク・グァンドンの姿は無かった。既にパクは平壌に身を隠し、兵を動かしクーデターを開始していたのだ。その第1作戦として、韓国内で米軍のロケット発射装置MLRSを奪取、開城めがけて発射し、炸裂弾スティールレインの雨を降らせるのだった。そして攻撃で生き残った工場職員、中国関係者、北朝鮮の役人などは、駆けつけたクーデター兵たちに皆殺しにされていく。オムは2人の女工と、彼女たちが庇った負傷したデブを連れ、何とか現場を離脱する。そして気がつくのだった。自分が助けたデブこそが、あの〈将軍様〉であることを…


ソウル…大統領府安保室長クァク・チョルウは、北で勃発したクーデターの対応に追われていた。MLRSによる先制攻撃であると北朝鮮が韓国・米国を非難し、開戦寸前の状況のなか、イルソンの病院で銃撃戦があったとの情報を得る。北から逃げてきた何者かが負傷し、北のクーデター兵に追われているのではと考えたクァクは、その生存者を保護する。それはオムと〈将軍様〉であった。クァクはこの事実をトップに上げ、何とか戦争を一時回避。そしてオムの上司リ・テハン局長との韓国内での面会をセッティングする。リ・テハン局長が〈将軍様〉の無事を確認すれば、彼がパク・グァンドンのクーデター軍を抑えこんでくれるはずだ。しかし面会場所にやってきたのはリ・テハンではなく、クーデター主謀者パク・グァンドン本人だった。しかもクーデター軍が突如現れ発砲、応戦したオムがパクを射殺してしまう。これを受けた韓国大統領は、混乱する北朝鮮を信用できず、平壌への核攻撃を含む先制攻撃にゴーサインを出してしまう…


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「鋼鉄の雨」。韓国以外ではNetflix配信となったポリティカルスリラー。北朝鮮と韓国の核戦争危機を描いた骨太な作品で、北朝鮮工作員と韓国官僚の友情を描いたバディピクチャーでもあります。そのリアルな開戦シナリオには唸りました。日本もぜったに無傷じゃ済みませんね。主演は「アシュラ」のチョン・ウソンと、「コクソン」のクァク・ドウォン。日本では〈それなり〉のポリティカルスリラーといえば名探偵コナンやパトレイバーでしか描いていません。実写では「外事警察」が健闘した程度です。しかし韓国は今の南北間の温度を取り入れながら、確実にこの分野を進化させています。やはり韓国映画は侮れませんね…
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