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2019年01月14日03:21

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透魔ルート9

ハイドラ『カズマサよ…遂にここまで来たか…』

カズマサ『透魔王ハイドラ…残るは貴様1人だ…』

ハイドラ『1人ではない…兵ならそう…無限にいる…』

カズマサ『また屍兵か…今更相手にならんわ!!』

ハイドラ『むっ!?』

エリーゼ『この程度ならアリシアさんやプレシアさんの方がよっぽど強かったよ!!』

サクラ『タクミお兄様!』

タクミ『ああっ!!』


透魔王ハイドラ…

仮面を着けた大男は屍兵を呼び寄せて交戦状態になったが

屍兵はエリーゼのライトニングによって一掃…

本人もタクミの風神弓とサクラのシャイニングボウの連携攻撃を受け

瀕死の重傷を負っていた


タクミ『これで…全てが終わるんだ!!』

ハイドラ『……』

タクミによるトドメの一撃が迫ると

ハイドラは巨大な龍の姿へと変身し

次の瞬間…

恐るべき敵の増援が姿を表した


マークス『あれは…私か!?』

タクミ『どうして僕が屍兵になっているんだ!?』


増援として現れた屍兵は

タクミやマークス…リョウマと言ったカズマサの兄弟達であり

生きている人間の屍兵が出現した事で同盟軍はパニックに陥った


カズマサ『屍兵に居ないのはヒノカ姉さんとカミラ姉さん…謎は解けたぜ!!』

ハイドラ『!?』

カズマサ『俺が1周目と2周目で殺してしまった人達…それがこの屍兵か!!』

タクミ『1周目とか2周目とか…何を…言っているんだ…』

エリーゼ『……』

カズマサ『屍兵はどんな姿をしていても敵だ!迷わず撃て!!』

サクラ『そんな…私…お兄様達を撃つなんて…』

カズマサ『迷ったら殺されるぞ!ガンズにマクベス!とりあえず死にさらせ!!!』

アクア『その2人はリニスに操られてた被害者なのに…』

エリーゼ屍『オニイ…チャン…タスケ…テ…』

カズマサ『エリーゼぇぇ!!』

レオン『駄目だこいつ…早く何とかしないと…』

エリーゼ『ムーンライト!!!』

エリーゼ屍『ア…リ…ガ…ト…』

エリーゼ『確かに死なせてしまった罪は消えないよ…でも…みんなこんな形で駒にされるなんて望んでないよ!!』

カズマサ『でも…』

サクラ屍『オニイ…サマ…』

カズマサ『俺には出来ない…エリーゼやサクラを攻撃するなんて…』

タクミ『だったら…僕の屍兵を処理してくれよ!あれは君が殺してくれたんだろ?』

カズマサ『タクミ!なぜそれを!!?』

タクミ『やっぱりそうか…おかしいと思ってたんだ…君は僕達の事を知りすぎていた…頭はあまり良くないみたいだけどね!』

カズマサ『大きなお世話だ!』

タクミ『何となくわかったよ…君がサクラやエリーゼを必死に守る理由がさ…』

カズマサ『ありがとう…でもなタクミ…エリーゼを狙撃した2周目のお前を許すつもりは断じてないからな!!』

エリーゼ『もう許してあげてよ!』

ハイドラの召喚する屍兵は別の時間軸から召喚された者であり

カズマサは前の世界で殺してしまった

タクミやエリーゼの屍兵との交戦を強いられた


勘のいい仲間からは

カズマサと屍兵の関係が推測されてしまったが

それでも仲間達はカズマサを信じて戦闘を続行した


カズマサ『カザハナ…お前は…この世界の…カザハナなのか?』

カザハナ屍『ヨウ…シャ…ナイ…ネ…』

エリーゼ『カザハナさん…』

リョウマ『これで屍兵は一掃した!全軍!透魔王…いや…透魔龍ハイドラを叩くのだ!!』


最後に残ったカザハナの屍兵を倒した同盟軍は

透魔龍となったハイドラに総攻撃をかけた

そして…

カズマサ『我が魔剣の前に散れ…透魔龍ハイドラ!!』

ハイドラ『ぐおおおお!!』

カズマサ『フレイムセイバー!!!』


闘いの果て…

魔剣ガングレリの一撃によって

透魔龍ハイドラは倒れた


長かった闘いも終わり

暗夜王国と白夜王国…

2つの国に永遠の平和が訪れ

多くの者が戦勝を喜ぶなか

カズマサは1人寂しく涙を流していた



カズマサ『アリシア…リニス…カザハナ…』

カザハナ?『全く…どうせ泣くなら…私だけにして欲しかったな…』

カズマサ『カザハナ!?まだ屍兵が残っていたのか!!?』

カザハナ?『もう…これで信じてもらえる?』

カズマサ『!?』

カザハナ?『私の身体…ちゃんと暖かいでしょ?』

泣き崩れていたカズマサの前に現れたのは死んだはずのカザハナ…

彼女に抱きしめられたカズマサはカザハナが屍兵でない事を確認し

結局のところ

涙は止まらなかった…


















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