アクア『ベターエンドってところね…』
カズマサ『ベターなもんか…エリーゼは守れたけど…犠牲者は増えちまったよ…』
アクア『どうする?ハッピーエンドを目指してもう1周するか…暗夜王国でエリーゼと暮らすか…貴方の自由よ?』
カズマサ『エリーゼ…俺は…』
エリーゼ『私なら大丈夫だよ!お兄ちゃんが居なくても平気!もう立派なレディになったんだから!』
カズマサ『エリーゼ!?聞いていたのか!!?』
エリーゼ『お兄ちゃんなら…きっとみんなを幸せにできると思う…私…応援してるから!!』
カズマサ『でも…』
エリーゼ『選べる妹は…1人だけじゃないんだよ?』
カズマサ『!?』
アクア『……』
カズマサ『アクア…時間を戻してくれ…エリーゼ…ありがとう!!』
エリーゼの言葉を受けたカズマサは3周目を決意し
彼は再び運命の国境へと移動した
カズマサ『戻ってきてしまったか…』
アクア『で…どうするの?白夜王国についてマークスとエリーゼの生存ルートを探すのかしら?』
カズマサ『俺はどちらの陣営にもつかない…俺は国を捨て…いや…第3の国を建国する!!』
アクア『はぁ!?あんた何言ってるの!!?』
カズマサ『この物語…全ての謎を解明する為には特定の陣営についてはダメだ…』
リニス『両軍を敵に回すおつもりですか?それでは…この魔剣をお使いください…』
カズマサ『ありがとう…2人は拠点を守っていてくれ…俺はお姫様を迎えに行ってくる…』
アクア『いやいや…それって…』
カズマサは単身で暗夜軍の中に突撃しエリーゼの元へ駆け抜けた
3週目という事もあってカズマサは兄弟達の位置を全て把握しており
エリーゼと接触したカズマサは彼女を強引に連れ出した
エリーゼ『お兄ちゃん?』
カズマサ『エリーゼ…俺は第3の国…カズマサキングダムを建国する!そこのプリンセスになってくれ!』
エリーゼ『え…えぇ…』
アクア『さすがにドン引きなんですけど…』
カズマサ『エリーゼはここで2人と雑談でもしててくれ!』
アクア『ふぁ!?』
カズマサのやりたい放題にさすがのアクアもドン引きしており
限りなく拉致に近い方法で連れて来られたサクラは
恐怖で涙目になっていた
サクラ『お…お兄様…なにを…』
カズマサ『サクラにはカズマサキングダムのプリンセスに…』
アクア『この男…まだ言うの!?』
エリーゼ『ちなみにジョーカーさんは不在だよ!』
カズマサ『他の兄弟達は交戦中…下手に手を出すのは危険かな…』
アクア『情けない王様ね…』
カズマサ『それにそろそろ追手が来るはずだからな…主を拐われた家臣が黙ってるわけあるまい…』
サクラ『私…やっぱり拐われたんですか!?』
カズマサの読み通り
サクラを拐われた事でカザハナが拠点に押し掛けており
信じていたカズマサに裏切られた彼女は
凄まじい殺気を彼にぶつけていた
カザハナ『カズマサ…あんた…どうしてサクラを!!』
カズマサ『待て落ち着け!サクラなら無事だから!!』
カザハナに斬りつけられたカズマサは傷を負いながらも冷静に彼女に状況を説明し
サクラの無事な姿を確認したカザハナは
剣を納めた
カザハナ『とりあえずあんたが重度のシスコンだって事は理解したよ…』
カズマサ『シスコンにだってなるさ…色々あったんだ…』
カザハナ『色々ねぇ…』
カズマサ『それともう1人…隠れてないで出てこいよ!』
オーディン『この俺に気づくとは…さすがは親愛なる我が魔王よ!』
カズマサ『オーディン…レオンには話してあるんだろうな?』
オーディン『話す?俺は魔界のプリンスとしてカズマサ様に忠誠を誓うべく参ったのだ!』
カズマサ『うわあああ!何してくれてんだよ!!』
キングダムの初期メンバーに抜擢された最後の1人はオーディン…
レオンの家臣である彼はカズマサを兄の様に慕っており
カズマサとエリーゼの会話をたまたま目撃したオーディンは
そのまま2人の後を着けていた
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