バブル経済時代に一世を風靡(ふうび)したディスコ「ジュリアナ東京」が26日、大阪・梅田で復活した。人気絶頂期を知る40〜60代が再び踊れる場をつくろうと、大阪府内の男性経営者が手掛けた。元祖と同じお立ち台も再現。踊りながら振る「ジュリ扇」と呼ばれた羽根付きの扇子も先着100人に無料で配られ、駆け付けた客らは往時の雰囲気を楽しんだ。
ジュリアナ東京は1991年5月、東京・芝浦で誕生し、最盛期は1日約2000人が詰めかけた。「ボディコン」と呼ばれる、体のラインを強調する派手な服装も話題になったが、バブル崩壊後の94年夏に閉店した。
今回、阪急東通商店街(大阪市北区)のビルで開業した「ジュリアナ東京in大阪」は、大阪府松原市の不動産会社社長で、過去に別のディスコを経営した経験を持つ神田健二さん(47)がオープンさせた。「子育てが一段落した世代が再び踊れる場を提供したい」。ディスコの代名詞といえるジュリアナの名にこだわり、商標権を持つ東京のレジャー会社とのライセンス契約を結んだ。
延べ800平方メートルの店は最大で1000人収容。メインホール中央に幅5メートルほどのお立ち台を備え、床もシンボルカラーの紫色にした。入場料は男性3500円で、女性は無料。開店初日の26日夜、「ダンシングクイーン」など、懐かしいダンスナンバーがホールに流れ始めると、集まった女性客らは踊り始め、熱気に包まれた。
ジュリアナで踊るため20代の頃に初めて上京したという兵庫県西宮市の永田律子さん(47)は、「お立ち台で踊るあの高揚感が忘れられず、今日を待ちわびていた。これから金色の服に着替え、思いっきり踊ります」と笑顔だった。
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