香港に建てられた240階建てビル「ザ・パール」。その96階で突如火災が発生し、完璧であるはずの消火システムもダウンしてしまう。これは、最上階に住むビルオーナーを狙ったテロリストの犯行だった。たまたま98階に家族を滞在させたまま昔馴染みとプロレスに興じていた我らがロック様は、取り残された家族を救うべく「ザ・パール」突入を試みる…
という「スカイスクレイパー」を観た。
以下、ネタバレの9割は再起動で直る。


「ダイハード」や「タワーリングインフェルノ」の模倣と揶揄されて巷では低評価、とのことですが、そりゃちょっとフェアじゃないなぁ。「ダイハード」の模倣なら「ホワイトハウスダウン」のほうが遥かに露骨だし、「タワーリングインフェルノ」の模倣だったら、韓国映画の「ザ・タワー」なんかそのまんまですよ。いいじゃない、両方のいいとこ取りで。だってドウェイン・ジョンソンですよ。あのマッチョが大活躍してくれたらそれだけで充分です。でも、本作はかなりマシだと思いますよ。スマホ修理の伏線も効いてるし、奥さんが軍人上がりだからそれなりに戦えるというロジックもあるし。前半で思わせぶりに見せつけたパールの装置もちゃんと機能するし。ロック様に義足のハンデをつけたのもグッドです。脇も良くて、ネーヴ・キャンベルなんて「スクリーム」以来久々に見たなぁ〜って懐かしくなったし、香港警察警部補のバイロン・マンなんか、セガールから浮気して次はロック様か(笑)とジャンル映画好きはニヤリとするキャスティング。オススメとは言えませんが、いま娯楽大作を映画館で観たければ唯一と言っていい一本です。
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