『ちびまる子ちゃん」作者さくらももこさん、乳がんで死去 享年53
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【 見舞い 】
最近は病院に見舞いに行く事が多い。
お見舞いにお伺いする先は大概、会社の同期や、
大学の同期などの同年代の世代の人々である。
心臓発作に見舞われて、緊急入院した大学の同級生に
始まり、会社関係、取引先カンケー、また研究室時代の友人やら
心筋梗塞、癌、ALS(/筋ジストロフィー)、くも膜下出血他
病院も、虎ノ門、東京医科歯科、聖路加、昭和大医学部付属や
千差万別あるものの、明日は我が身であり、
まんもちゃんもいつ入院するか?他人事ではないのである。
骨折や、胃潰瘍くらいスグ治る病気なら、
つまんないモノでも持ってってバカ話でもして
早く治せよなんていいながら帰ってくればいい。
心筋梗塞の友人も幸いに動脈カテーテル手術で事なきを得て
その翌週には退院できたが、癌も現在では、早期に発見できて
何度でも手術する体力と重粒子線治療や良い治療法も確立され、
決して治らない病気ではない。
治る病気はまだ良い。
問題は、現在でも難病と指定され、直る見込みの無い病気の見舞いだ、、
大学の研究室時代の友人は、国の指定の難病【ALS/筋ジストロフィー症候群】
に見初められてしまった。
彼女は、若い時から優秀で週刊ザ・テレビジョンの編集長までやった
所謂、キャリア・ウーマンの一人である。
同期では、リクルートで現在のアプリ「 i 」を開発した松永真理と双璧をなすほど
優秀で出来た子だった。
治る見込みの無い病に冒された患者の見舞いにかける言葉は見当たらない。
もう、声も出ないから話も出来ないし、体も指一本動かせない、
眼がホンの少し動くくらいで
オレのことすら認知してくれてるのかすら定かでない。
見舞いに行くたびに、いつもコレが最後の別れだと、こころのなかで
思いつつ、「また、来るよ」と言い残して病室を後にする。
病院の帰りは、いつもどっかで一杯引っかけずにはいられない。
こないだは親族もちょうど出ていたときにブチ辺り、病室で他に誰もいない
彼女と二人きりだった。
昔話を問わず語りで十五分ほど話せば、もう何も語るべき言葉も失くしてしまう。
後は、台風が迫り雨が打ちつける窓を眺めて15分。
その十五分が永劫とも思われるように長く感じる・・・
そして、いつもの「また、来るよ」
今度も今生の別れと思いつつ。
こんな辛い見舞いは、他には無い。
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