女子寄宿学校タナーホール。優等生で物静かな17歳、フェルナンダは、新学期が始まりケイトやルーカスタと再会して喜びあう。ケイトは年よりも大人びたセクシー系。既婚の男性教師に興味がある素振りを見せてからかっている。ルーカスタはフェルナンダのルームメイトで、化粧ケがなく絵を描くのが好きな暗め女子。タイプがバラバラの3人だが、互いに親友同士であった。しかし新学期初日、転校生ビクトリアがやってきたことで彼女たちの生活に暗雲が立ちこめる。ビクトリアはフェルナンダの幼馴染だが、とにかくトラブルを起こし相手をやりこめる性格最悪女子なのだ…
という「タナーホール」をシネマカリテで鑑賞。およそ9年前の作品。
以下、 胸騒ぎのネタバレ。


寝食を共にする、個性がバラバラな女子たちの青春群像劇…
ま、この手のジャンルの映画はいくつもあるでしょうが、私が思い浮かべたのは「17歳のカルテ」。フェルナンダとビクトリアのキャラは、この作品のウィノナ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーに似ているかなぁと。しかし「タナーホール」は、別に2人の関係が変化していくガール・ミーツ・ガールものではありません。いや、それっぽい終わり方はするんだけど、綺麗な着地とは言えない感じ。ケイトやルーカスタの抱えた問題の解決も、何だか消化不良です。音楽のミスマッチ感や感情移入の難しさもあって、どうにもノレない一本でした。「キャロル」以前の瑞々しいルーニー・マーラ(フェルナンダ)と「ルーム」以前の美しいブリー・ラーソン(ケイト)を観る分には、まあまあだったかなと。
香港警察爆弾処理班刑事チョン・チョイサンは、爆弾テロリスト・ホンの組織に潜り込むが逮捕に失敗、ホンを取り逃がしてしまった。数年後、ホンが再び香港に現れ、香港島-九龍を結ぶ地下トンネルをジャックし、大量のC4を仕掛けて政府を脅迫する。トンネルに閉じ込められた市民の命と引き換えに、別トンネルの政府による買い上げを要求してきたのだ。そして交渉人にチョンを指名する。果たしてチョン刑事は、大規模なトンネル爆破を阻止できるのか?
「爆弾処理班」。アンディ・ラウのアクション映画ですね。アジア系ジャンル映画の聖地、シネマート新宿で鑑賞。
以下、ネタバレウェイブ!


アンディ・ラウって、香港のトム・クルーズだよねー(笑)。50過ぎて、まぁよくあんなキビキビ動くものだよ。
さて本作、いわゆる爆弾処理映画の金字塔である「ブローンアウェイ」とプロットはよく似ています。爆弾処理班の主人公に復讐する爆弾魔(もっとも、ホンが爆弾製造に長けているという描写は皆無ですが)の話ですからね。仲間を襲い、恋人も狙われるという展開も同じ。爆弾ベストが解除できない泣け展開もちゃんとあります。しかしブローンアウェイよりも劣るのは、ジェフブリよりもラウさんがあまりにスキルが低い点。だってね、本編で
・タクシー爆弾
・不発弾
・水銀仕掛け
・裁判所前の小型爆弾
・爆弾ベスト
・トラック二台
とまあ、6回ラウさんは爆弾と邂逅するんですが、うち、ちゃんと解除したのは不発弾と水銀式だけですよ。解除成功率33%ですよ。野球の打率じゃないんだから(笑)低すぎでしょ!とにかく爆弾は爆発させなきゃいけないっていうサービスが、逆にラウさんを貶めていますよ。爆弾映画と爆弾処理映画は別物だってことが解っていない作品でした。裁判所前の爆弾を川に投げて吹っ飛ばす前、わざわざスマホで写真撮ってたから、これが伏線で最後の大爆発を食い止めるのかと思いきや、間違った線を切ってラウ爆死って…なんだそりゃ⁈
ネズミの話だけがいい余韻を残す、イマイチなド派手映画でした。勿体無い。
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