謎の腹痛に悩まされているクロエ。婦人科では何ら異常がなく、精神的なものだと診断された。そこで彼女は精神科医ポールの診療所を訪ねセラピーを受けることになるが、互いに惹かれあってしまい、2人は患者と医師ではなく、恋人同士になっていく。やがて同棲することになるが、ある時クロエは、ポールと瓜二つの精神科医ルイと出会う。ルイはポールの双子の兄であった。双子に抱かれたいという秘めた欲望を抑えられなくなったクロエは、ルイとも肉体関係を結んでしまうが…
「2重螺旋の恋人」観ました。フランソワ・オゾンです。
以下、2重螺旋のネタバレ。


これ、料理のメニューで表すと
「フランソワオゾンのクロネンバーグ和え(デパルマ風味)」
ってなりますかね。
「追想」という処女の映画を観たあとに、3P願望とペニパン願望の炸裂する女子を観るとなると、なかなかアタマがついていかなかったんですが、楽しかったですよ。妄想と現実がシームレスで混乱する眩暈感も良かったな。眩暈と言えば、もちろんヒッチコックの「めまい」は意識して螺旋階段のショットはあるし、螺旋階段から2重螺旋という発想でDNAを表す邦題も見事。ヒロインの脱ぎっぷりの良さにも感服です。
1941年から、1945年のソ連進軍まで、ベルリンには多数のユダヤ人が潜伏していた。彼らは収容所送りになる運命から逃れるも、息を潜め、ただひたすら終戦を待った…
「ヒトラーを欺いた黄色い星」。
劇映画というよりは、ドキュメンタリー&再現ドラマでしたね。実際に「潜伏」を体験した4人のユダヤ人たちのインタビューと、それに基づくドラマを交互に見せる構成。中身は当然、〈教科書が教えてくれなかった〉歴史の真実です。ドイツ人に化けたはいいけど、ソ連兵にユダヤ人だと信じてもらえず銃を向けられるというシーンは見ていてヒヤヒヤしましたな。
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