お世話になっております。世界連邦運動協会の塩浜と申します。
世界連邦運動協会が、本年8月6日で創設70周年を迎えました。これを機に以下のような宣言を行いましたことをご報告いたします。
世界連邦運動協会創設70周年宣言
私たち世界連邦運動協会は、1948年8月6日に広島被曝3周年を機として創設された。本年8月6日は創設70周年にあたる。
世に平和運動を行なっている団体は多いが、私たちの運動は戦争の必要のない仕組みをつくることを提唱している点に大きな特色がある。すなわち、世界連邦を創設し、武力ではなく世界法によって国際紛争を解決する仕組みを提唱している。日本では150年前、廃藩置県を行うことにより、藩と藩の戦いは終わり、統一国家による国内裁判所で紛争が解決されるようになったのと同一の趣旨である。
いわゆる経済のグローバル化によりヒト・モノ・カネは国家を超えて移動するようになった。にもかかわらず、統治機構のみ主権国家の枠組みを超えられないのでは、グローバル化に伴う課題が解決されないのは当然である。地球温暖化、感染症の拡大、難民問題、タックスヘイブン利用の税逃れ問題など、国家の枠組みを超え、世界全体で対処すべき課題がますます増加している。国家を超えた統治機構「世界連邦」なくしてこれらの問題は解決しないであろう。
この70年の運動の中で、1都2府25県208市区町村において世界連邦自治体宣言がなされ、2005年には衆議院、2016年には参議院において世界連邦国会決議もなされた。
私たちは、政府がこの決議に基づいて早急に世界連邦実現の道の探求にとりかかることを求める。また、地球温暖化対策・軍縮不拡散・難民問題・SDGs(持続可能な開発目標)などの地球規模問題に対応するにあたっては、世界連邦国会決議を意識し、決議を持つ国としてふさわしい行動をとることを要請する。
世界連邦は一朝一夕で実現するものではない。しかし、藩を超えて国ができたように、主権国家を超えて世界連邦ができるのは歴史の必然である。グローバル化の恩恵とともにその負の側面も現れている今、私たちは新しい世代の国民に世界連邦の理想が的確に理解されるように尽力し、世界連邦実現の条件を整える運動を力強く推進する。
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