ニューヨークの片隅で質屋を営む老人ソル・ナザーマン。ヘスースというヒスパニックの若者を雇ってはいるが、会話も少なく感情も見せず距離を置いていた。そんな孤独な彼は、ハーレムの顔役ロドリゲスの売春のあがりをロンダリングし、常に5000ドルの現金を金庫に入れている。カネこそ全てという哲学で過去を葬り生きてきたはずのナザーマンだったが、次第に昔のトラウマに心が侵され始め…
シドニー・ルメットの「質屋」。ナザーマンの過去とはホロコーストのこと。愛する家族も友人も全てを奪われ、ナチの暴力に怯え、サバイバーズギルトに悩み苦しんだ思いが襲いかかってくる日々をドキュメンタリータッチで描いた秀作。老けメイクのロッド・スタイガーがとんでもない名演技で、圧倒されますね。エキストラのモーガン・フリーマンは確認できなかったけど、質屋の客役でレニ・サントーニは視認。ダーティハリーの相棒チコを演じた人ですね。
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