東中野署刑事、鬼貫八郎。専業主婦にコンプレックスを抱く女房と肥満傾向の娘、そして持病の糖尿を抱え、クラシックと太極拳と甘い物が大好きという風采のあがらない中年だ。
バーテンの斎藤という男が殺された。斎藤は、探偵に服部香織という女の身辺調査を依頼していたが、香織は斎藤のことを全く知らないという。捜査の過程で、香織のアリバイは親友・野上恭子の証言で裏付けられ、さらに斎藤が実は偽名で、本名が久道だということが判る。久道は16年前の強盗殺人事件で容疑をかけられた男だった。鬼貫は16年前の事件を洗い直し、香織が被害者の娘であることを知る。さらに、その事件の犯人として逮捕された柏木という男の息子が医師となっており、香織の元恋人と判明した。被害者の娘と冤罪被疑者の息子が真犯人・久道に復讐したのか?
「16年目の殺人」。鬼貫さんが少々感情的になる6作目。京本さんがいい味出してました。高畑淳子はもはや常連ですねー。
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