「双子」
カナダ・ケベック州。双子のジャンヌとシモンは母ナワル・マルワンを亡くした。公証人に呼び出された2人は、ナワルが遺した二通の手紙に困惑する。母は遺言で、「1通をあなたの父に渡して」とジャンヌに託し、「もう1通はあなたの兄に渡して」とシモンに託したのだ。しかし2人は、父や兄の存在を全く聞かされていなかった。
「ナワル」
中東のある国…若きナワル・マルワンは異教徒の子を身ごもったため、大学進学という形で村から放逐される。生み落とした赤子は、右足の踵に印をつけられ孤児院に出された。
「ダレシュ」
母ナワルが大学生活を送っていた、中東のダレシュという町を訪れたジャンヌ。そこで、ナワルが刑務所に入れられていた可能性が浮上する。
「南部」
ジャンヌは、母の故郷である南部の村に行ってみた。そこでナワルの名を出した途端、村人たちは突然冷たいそぶりを見せる。母にはいったい、どんな過去があったのか?ジャンヌは刑務所の跡地に赴き、当時の看守を見つけ出す。彼は、ナワルが学生時代に反キリスト派のテロに手を染めたために逮捕され、何と15年間も収監されていたと語り出した。その間、尋問官のアブ・タレクという男に拷問とレイプを繰り返され、子を生んだらしい…
「灼熱の魂」。カナダのフランス語圏映画で、ドゥニやんの名を初めて知った作品です。中東の小国で激動の半生を送った女性の物語と、その子供たちが母の過去を探るドラマを交錯させるプロット。劇場では絶句するしかなかったクライマックスをまたもやBlu-rayで体験しましたが…いやぁ、ヘビーでした。
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