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2018年01月09日22:14

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「まさか国内大会で……」かもしれないが。

室伏広治氏「離れる際は必ず誰かに」薬物対策は重要
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4936317
今朝、カヌーの鈴木康大(32歳)と言う選手がライバルである小松正治(25歳)と言う選手の飲み物に故意に禁止薬物(筋肉増強剤である蛋白同化薬の一種)を混入したことを認め、さらにカヌー連盟に対して他の複数の選手にも妨害行為をしたことを認めたというニュースが報じられた際、日本も五輪を狙うアスリートがこうした浅ましい攻撃でライバルを貶めることが行われる国になったのかと、すっかり幻滅しましたね。
レース中に放置されていた小松選手の飲料水用ボトルに混入したとのことで、動機として、「東京五輪出場が危うくなったと感じたのでライバルを陥れようとした」と説明したのだそうですが、このニュースを聞いて、1994年のリレハンメル冬季五輪のフィギュア・スケートの米国代表選考会となる全米選手権の会場で、練習を終えた女子選手のNancy Kerriganが何者かに襲撃されて膝を殴打されて負傷、その全米選手権を欠場せざるを得なくなったと言う事件を連想しましたね。
Kerriganのライバルで、この大会で優勝したTonya Hardingの元夫が逮捕され、Harding自身にも疑惑の目が向けられたと言う経緯を辿った一件で、私としてはこれを機にフィギュア・スケートなる競技そのものが駄目になってしまった事件でもありました。競技も性別も方法も違いますが、ライバルの選手を“蹴落とす”ためにダメージを与えて攻撃することでは共通しており、記事が触れているように、室伏広治ならずとも「前代未聞でスポーツマン精神に反する出来事。大変残念で言語道断」と非難される事柄となってしまった一件となりましたね。
一方で、室伏広治は自身の経験から被害を受けた側としても万全の対策を取るべきだったと指摘しており「海外ではよくある話。ボトルを一回空けて席を離れたら、もう飲むなというのは当たり前」と小松正治にも“落ち度”があったことを指摘していて、「日本のアスリートは少し危機感を持つべきだと思う。口にするものはアスリート自身の責任というのは当然のこと」と語っていますが、海外旅行での注意事項の定番的事柄のような「身の回りの物から目を離すな」(そして、「ボトルを一回空けて席を離れたら、もう飲むな」)と言うような“万全の対策”を、国際大会(海外はもとより、国内でも)で取るのは当然と考えても、小松正治としてはまさか、国内の選手による国内の大会でこのような対策を講じる必要があるなどとは考えも及ばなかったのではないかと思います。
しかし、国内の大会で“このような対策を講じる必要がある事態”が起こってしまった。被害にあったのは気の毒ですが、五輪選出のためのライバルは「何をやるかわからない」と警戒すべきと言うことも、教訓となったかも知れませんね。
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