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2017年10月11日05:04

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東急池上線開通90周年フリー乗車デー

月曜日は東急池上線が開業90周年記念で無料となり、普段なかなか行く機会がない場所だけにこの機会に散策してみようと思い、乗りに行ってきました。
まずは池上線の始発駅の五反田より乗車。JRからの乗り換え改札口で配布中のフリー乗車券をもらって改札に入りました。
五反田駅の池上線ホームは、高架にあるJRのホームのさらに上にあって、かなり高いところから発車します。

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止まっていた電車は、東急最古で首都圏でも有数のビンテージ車両となった7700系でした。内装も機器も一新した大掛かりなリフォームが行われているとはいえ、リフォームから30年で製造から50年超だけに先は長くなさそうです。かつての日比谷線直通車両ですが、同時期に日比谷線で活躍した他の車両は遥か昔に引退しました。またこの車両は違いますが、現存する7700系には昭和39年(1964年)製のものがあり、2020年までに廃車にならなければ、東京で2度のオリンピックを迎える数少ない車両になるかもしれません。
電車内は混雑していましたが、思ったよりは酷くない混み具合で出発。まず最初は戸越銀座で下車しました。その名の通り有名な戸越銀座商店街の最寄り駅で、駅前の踏切を商店街が横切っています。
ここの駅舎は最近リニューアルされましたが、ホーム屋根などが木造なのが特徴的です。多摩産材の使用を売りにしており、新築で敢えて木造駅舎にするのは近年にない試みだそうです。
自動改札機はさすがに木製ではありませんが、駅舎に合わせた木目調の柄になっています。
駅を降りてからは戸越銀座を散策。
ここの商店街のキャラクターは猫で、商店街の案内所にも像が置かれていました。
途中では、昭和30年代以前の建築と推定される豊町1丁目会館や宝徳稲荷神社を見ました。宝徳稲荷の総本社は新潟県長岡市(旧越路町)にある宝徳山稲荷大社で、ここはその唯一の分社だそうですが、唯一の分社をここに置いたのには何らかの縁があったのでしょうね。
ちなみに豊町1丁目は、1ヶ月だけですが住んだことのある場所です。
新卒で入った某社で、東京支店研修の間だけここにある寮に入りました。戸越銀座の大井町寄りの末端の坂を上がったところにあって、ホーンテッドマンションか軍艦島になりかけのかなり古い3階建ての建物で、築年はおそらく昭和30年代初頭とのことでした。壁は薄っぺらいしトイレは共同だし、共同浴室はあるけど非常に汚くてネズミが出入りしていそうな穴も開いていました。ただ、高台にあって見晴らしは良く、私のいた部屋からは遠くまで一望でき、朝は新幹線の通過音で目覚めていました。
ボロくて居住性最悪だったこともありあまりいい思い出はないのですが、ここに住んでいたネタは後に、この辺を知る某所の西野カナ×新垣結衣系な人や、以前の仕事のお客さんでこの辺の生まれの人がいて、そういう人たちと共通の話題が得られたなど、いいこともありました。
今はどうなっているのだろうと思い見に行ったら、新築されて以前の建物とは似ても似つかないコンクリ打ちっ放し+木を多用した洒落たデザインの今時のマンション風の建物になっていました。
そこの坂を上がったところには、西品川3丁目石造庚申供養塔がありました。
再び坂を下りて反対側の平和坂を上がると(戸越銀座は坂と坂の間の谷にあります)記念湯という銭湯があり、ここは寮の風呂が混んでいて使えない時や汚くて毎日使うのは気が引けたので、住んでいた1ヶ月の間によく来ていました。サウナがあったり、トレーニングマシーンが色々置いてあったりでなかなか立派な銭湯です。
この辺りが戸越銀座の末端となるので引き返しましたが、往路は時間が早過ぎて開いていなかった店が次々と開店し始めました。
途中に牛乳店なのに酒を置いているところがあり、戸越銀座のオリジナル酒を売っていました。
次いでパンのハリマヤに寄って甘食を1袋買いました。この前のネットニュースで甘食が話題になっていたけど最近何故かあまり見かけないので食べたくなってしまいました。
その後は商店街を少し外れた場所にある戸越八幡神社に行ったところ、今回の散策での第一猫発見。逃げなくて写真を撮らせてくれる猫でした。
また、神社境内はベンチなどが設置された休憩所があり、誰かのペットなのか神社の飼い犬なのか犬もいました。ここではお茶も無料で振る舞われていて、なかなかいい雰囲気の場所でした。
隣には行慶寺があり、こちらもいい雰囲気の寺でした。

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この周囲は猫が多く、商店街に戻る間にさらに2匹に遭遇しました。
商店街に戻るとおでん屋の後藤かまぼこ店に列ができていて、おでんとコロッケを売っていて「おでん屋が作ったおでんコロッケ」(70円)なるものが気になったので1個買ってみました。おでんの具を練り込んでつゆで味付けしたおでん風味のコロッケで、変わっているけどなかなか美味しかったです。後で知ったのですが、戸越銀座はコロッケを売りにしていて、その一つとしてノミネートされているものだそうです。
数軒隣には賑わっているパン屋がありましたが、カレーパン220円など値段が少し高めだったし、これからも買い食いの可能性があることを考えて自粛。
また、商店街の案内所に100〜200mくらいの物凄い行列ができていたのですが、無料クーポン配布などの特典があるとのことでした。おでんコロッケを買っているときに知ったのですが、今から並ぶのは時間がないので断念せざるを得ませんでした。
そして、戸越銀座駅から再び池上線に乗ると、来た電車は先程乗ったのと同じものが来ました。しかも先程乗ったときにいた2人組の篠田麻里子みたいな人(相方は横澤夏子みたいでしたが)も乗ってきました(汗)。

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次の目的地は洗足池ですが、この区間は連続立体交差化で地下化された場所が多いです。そして洗足池で下車したら、篠田麻里子みたいな人も下車。洗足池にはボートがありますが、この日に合わせてなんと無料開放で、物凄い行列ができていました。しかも、並んですぐ乗れるのではなく、時間を指定した整理券を配布していました。
混んでいなければこの機会に乗りたいですが、他に回りたい場所が沢山あるだけに断念。篠田麻里子みたいな人は早速並んでいましたが、この機会に私もボートに(以下略)
ボートはさすがに断念せざるを得なかったので池の周囲を散策し、まずは千束八幡神社に立ち寄りましたが、ここは平家物語「宇治川の先陣」の名馬「池月」の伝説がある場所です。馬の銅像も設置されていました。
また、池のほとりは水辺間近まで近寄れる場所がいくつか設けられていて、コイなどを間近で見ることができました。
池の北側には小さな川がありますが、ここから約1km北にある清水窪弁財天の池から続いているものだそうです。開渠になっているのは公園内だけであとは暗渠ですが、機会があれば辿ってみたいですね。洗足池の水源は4つあると言われていて、清水窪弁財天はその1つとのことです。
次いでその河口横の島にある洗足池弁財天を見ました。弁財天に渡る橋の下はボートの通行も可能だそうで、ボートに乗れたらここをくぐってみたかったです。
その後は木道のある湿地帯を抜けて勝海舟夫妻の墓に来ましたが、あいにく9月〜来年3月までの予定で改修工事中につき公開は中止されていました。また、勝海舟の死後に遺品を保存したり後進の教育のために設立された鳳凰閣(旧・清明文庫)がこの後ろにあったのですが、私のしたことか見逃してしまいました。これは元々フェンスで囲まれていて外観しか見られませんが、将来は勝海舟記念館として整備されるそうで17年度以降に工事着手となっていたので、今行っても工事中で見られなかった可能性はあります。
次いで、日蓮袈裟掛の松がある御松庵妙福寺を見て池を1周し終えました。
洗足池での最後は展望台に上がって池の全景を撮って、再び池上線に乗車しました。この時間になってくると乗客もだいぶ増えてきて、混雑による遅延も発生していました。
この後は雪が谷大塚まで移動しましたが、ここで乗ったのは新型の7000系。蛙のようなデザインが特徴の車両で、登場時は古い7700系を全てこれで置き換える予定だったそうですが、その間に東横線の日比谷線直通廃止が決まって、それにより余った車両を池上線や多摩川線に転用する方針に変更されたので製造は打ち切られました。しかし、それだけでは7700系を全て置き換えることはできず、さらには田園都市線の車両置き換えが優先されるようになったりで新車の追加導入は結局なく、今のところはあまり走っていません。
雪が谷大塚は車庫のある駅ですが、有名な観光スポットは特にないため乗降客は少なめでした。昼頃になったので食事にしようと思い、ここならあまり混雑していないと思ったのですが、行列が物凄いつけ麺の店があり、それ以外で探したところ高そうな店とどこにでもあるチェーン店しかなかったので、手短に散策後に移動しました。
その後は次の御嶽山で下車。駅の真下を東海道新幹線と横須賀線(湘南新宿ライン)が通過していて、しばしば「新幹線の新駅設置を」とネタにされる場所です。
駅のそばには昭和終わり頃の雰囲気の駄菓子屋や入口に松が植えられている銭湯がありました。
そして、駅名の通りここには御嶽神社があります。名前の通り木曽御嶽山とつながりのある神社ですが、元々は小さな祠だったところ江戸時代の天保年間に木曽御嶽山の修験者が集まるようになって社殿を寄贈して大きくなり、現在の形になったそうです。
ここには「杜の霊神水」という湧水や、兵庫県西宮市からはるばる移ってきた延命地蔵などがあります。

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ここで食事を考えたのですが、チェーン店くらいしか見つけられなかったので次の久が原に移動。ここで乗ったのは1000系のレトロ調塗装の車両でした。旧型電車の塗装を再現したもので、車内も木の吊革が設置されています。内装は新型の7000系と1000系の更新車だと元々木目調ですが、この車両はレトロ感を出すためにより渋めの色調になっています。
久が原駅は上下線で駅舎が別々になっていて、蒲田方面は新しめの駅舎ですが、五反田方面はおそらく開業当時のものと思われる六角形の窓が特徴的な古い木造の駅舎でした。
久が原もどちらかというとマイナーな駅だけに店は少なかったのですが、「おあそびバー」、「カレーあります」という立て看板を見て、電気店の地下にある小さなバーに入り、豆スパイシーカレーを食べました。
店内には客が1人と女性店員1人だけしかいなかったし、真っ暗なので怪しい雰囲気もあったのですが、店内でトランプやボードゲームが楽しめるという面白い店でした。店が店だけに安くは食べられませんでしたが、こういう店も悪くはないと思いました。今回ゲームはしていませんが、客同士で楽しむのか店の人と楽しむのかは聞けませんでした。また、戸田恵梨香似の怖いお姉さん系メイドにビンタされる秋葉原の某店のような罰ゲームがあるのかも聞けませんでした。
食後は池上まで移動。
池上駅は今のところ東急で唯一構内に踏切があります。かつては目蒲線にもそういう駅が多数ありましたが、目黒線化に伴う改築で消滅したそうです。
降りてからはまっすぐ本門寺に向かいましたが、途中には暗渠化された六郷用水跡の遊歩道、元禄9年の道標、古い建物の萬屋酒店など見どころが多数ありました。
そして呑川の橋を渡って正門から入り、加藤清正によって築造された石の階段を上がりました。ちなみに池上本門寺は、今年は10月11〜13日の日程で日蓮の命日に行われる御会式が開催され、この際もかなりの人出が予想されます。もしかしたら、今回のイベントでここを訪れてそれを知り、また訪れてみようという人も多いでしょうから、今年はさらに賑わうのではないでしょうか。
上がってからは本堂、五重塔を見てから力道山の墓を見ました。
力道山の墓の前には銅像が設置されていて、台座に刻まれた設置に関わった人たちの名前に初代タイガーマスク佐山サトル、天龍源一郎、三澤光晴など著名なプロレスラー、漫画のタイガーマスク原作者の梶原一騎などと並んで北野武の名も刻まれていたのが印象的でした。力道山の墓があるという縁もあって、節分の豆まきにはプロレスラーがよく招かれるそうです。
そして、有名な寺だけにここには各界の著名人の墓が多いです。

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その後は池上会館の展望台から本門寺や街並みを一望。ここから見る五重塔がなかなかいい感じでした。
展望台を見終えた後は墓地を抜けて正門のほうに戻ったところ、猫が数匹いました。本当はいけないことですが、餌付けをしている人がいるので猫が集まってくるようです。
階段を降りた後は、萬屋酒店の前の池田屋久寿餅店を覗いたら葛餅やあんみつなどが美味しそうでしたが混雑していたので断念。
その後、浅野屋本舗の前を通ったら空席があったので入ってしまい、ここで白玉抹茶クリームあんみつを食べました。こういう場所の店だけに値段はそれなりにしますが、なかなか美味しかったです。餡はこしあんで蜜は黒蜜が標準ですが、つぶあんと白蜜も選べます。
食べている間に店が混み始め、気付いたら並んでいました。そして、真後ろの席にお一人様の整形前のスザンヌみたいな人がいました。
食べ終えた後は駅に戻り、今度は終点の蒲田まで移動して池上線完乗。駅のホームには御会式の献灯が飾られていました。
蒲田駅では人が殺到してピーク時に入場規制が行われていたそうで、観光シーズンの江ノ電並みと書かれていましたが、私が到着した頃はそこまで酷くはなかったです。
また、ここは多摩川線も発着しますが、多摩川線のほうは空いている普段の昼間のような状態で、大混雑する池上線とは全く違う混み具合なのが印象的でした。
蒲田といえば東急プラザ屋上遊園地の観覧車が有名なので、改札を出たらまず最初に行ってみました。ここは3年前の東急プラザのリニューアル時に遊園地の閉鎖と観覧車の撤去が予定されていて、改装に伴う閉店時にはさよならイベントが行われて観覧車も無料開放されましたが、地域住民や利用客を中心に多くの人から閉鎖反対の声が出て、その結果なんと一転して閉鎖を免れて半年後にリニューアルされて復活しました。観覧車は復活にあたって新たな愛称が公募され、「幸せの観覧車」と呼ばれています。

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当初は乗ってみようかと思ったのですが、並んでいるのが子供ばかりで並ぶのが恥ずかしかったので断念。さよならイベント時とリニューアルオープン時は大人も普通に沢山乗っていました。
東急プラザを出た後は駅前の商店街を散策。昔ながらの雰囲気で活気あふれるのがいいですね。中には昭和の面影を色濃く残す映画館「蒲田宝塚・テアトル蒲田」もありましたが、最近は都心か大型ショッピングモール内の映画館のどちらかが主流になり、こういう昔ながらの街中の映画館は激減した気がします。
そして、商店街の一つ裏は飲み屋横丁になっていて居酒屋などが多数あります。昼間から開いているところもいくつかありました。また、韓国、台湾、中国、インド、ネパール、タイなど世界各国の料理店も多く、バラエティーに富んでいました。
また、裏道沿いにカードやゲームの店があり、店頭で30円で売られているカードの山の一番上に篠田麻里子のものが2枚あってすかさず買ってしまったのですが、高値で取引されるものもある中でたった30円というのは何だか寂しい気もします。いつだか神保町の古本屋でフランスに行った怖いお姉さんもとい藤本美貴の写真集がたった250円で売っていた時も寂しく感じましたが、ピークを過ぎると一気に値が下がってしまうのはこの世界にいる人たちの宿命なのかもしれません。
商店街を見終えた後は改札に入り帰路につきました。
当初の計画では、蒲田から引き返す際に往路で降りなかった駅での途中下車を考えていたのですが、相変わらず混雑が激しいし疲れたのでまっすぐ五反田まで向かいました。
混雑が激しいため1回では乗り切れず次の電車を待つことになりましたが、終着駅で折り返す際に一旦全員下車は常識なのに守らない奴がいて、人が降りた車内で撮影してそのまま折り返しの電車で座ってしまう奴がいました。また、悪質マニアなのか偏屈な奴なのかは分かりませんが帰りの車内で邪魔だとかおばさんに言いがかりをつけていびる若い奴がいて、今回はイベントがイベントだけにおかしな連中はそれほど多くなかったかと思いきや、最後の最後で立て続けにおかしなことをする奴を見てしまいました(怒)。
蒲田から乗る人は多かったですが、途中駅での乗降客は一時期ほど少なく、観光スポットのある駅でも乗降はだいぶ少なくなっていました。ただ、お帰りモードの人が多いようで大部分の乗客はそのまま五反田まで降りませんでした。みんな考えていることは同じなのでしょうか。
その後も寄り道はしないつもりだったのですが、何か食べて帰りたくなり、五反田でらーめん嵐丸という店に入り、200円引きセール中だった肉らーめんを食べました。味はあっさり目の醤油で可もなく不可もなく的な感じでしたが、200円引きだけにお買い得でした。当初は大きな猫もここに(以下略)
帰ってからは綿のように疲れて気が付いたら寝てしまい、5時過ぎに目が覚めるまで結局10時間も寝てしまいました。ただ、寝ても疲れが取れなかったり悪夢にうなされたりで、出社時の足が重かったです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40718275.html
(2)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40718283.html
(3)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40718285.html
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