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2017年06月08日16:56

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錦織に「爆発的強さ」「突然表れるもろさ」同居





 第3セット、0―7で失ったタイブレイクを、錦織は「もったいないミスばかり。一番悔いが残る」と振り返った。

 フォアハンドの強打がラインを越え、バックの返球がネットにかかる。サーブのリターンを外し、揚げ句はダブルフォルト。ミスの連続で瞬く間に差を広げられ、手放した流れは再び戻っては来なかった。

 鉄壁の守りを誇るマリーが相手でも、平常心を貫けば勝機はあった。第1セットは力のこもった球を相手陣深く左右に打ち分け、「作戦通り、自分がしなければならないことを的確にできた」。第3セットも粘って、2度のブレイクで食い下がった。ただ、試合中でのアップダウンが大きいのが、今の錦織でもある。

 1―6で圧倒された第2セット。「戦術的には変わらなかった」と振り返るマリーのショットが、厳しさを増したのは間違いない。錦織が反省したのは自らの攻め急ぎ。相手のプレッシャーが強まったと感じ、「焦りが出て、自分のしなければならないことができなくなった。どちらかと言うと自分に原因がある」。サーブの不調も痛かった。

 第4セットも1―6であっけなく敗れたが、4回戦までにも「0―6」が2度あった。爆発的な強さと、突然、表れるもろさ。二つの顔を持つ錦織にとって、世界1位の壁はさすがに厚かった。






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