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2017年03月13日21:35

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【TRPG】『黒絢のアヴァンドナー』考察

恋のホレホレ蜂………何という神回!(挨拶)

転んでもただでは起きない。当日のセッションの記憶だけで書いているので、運用、ルールの間違いなどが含まれている可能性大。

荒廃した世界で、企業戦争の主力として用いられ、その管理が放棄された後も製造され続ける生体兵器「アヴァンドナー」。彼女たち(女性体の方が多いと思われる)の戦いは終わりはあるのか?

………そんな感じのシステム。

世界観は戦争(?)で荒廃したホロコーストもの。『永い後日談のネクロニカ』に近いものがある。

システムは『朱の孤塔のエアゲトラム』などと共通のシステム。


判定方法は、10面体を使用した下方ロール。このシステム、キャラクターには「能力値」なるものが存在しない!通常パートでの判定はダイス1個振り、目標値以下が出れば成功。

戦闘パートはウェポン(武器)ごとに目標値が決まっており、「連撃数」の数だけダイスを振って、目標値以下を出すと成功。

そして「クラス」的なものも存在しない。キャラクターの差異は、素体にパーツを装備することで表される。「ウェポン」(武器)、「チェスト」(胴体)、「アーム」(腕)、「マニューバ」(脚)、「アクセサリ」の5種類。

故に、レベルアップ的なキャラクターの成長という概念がない。稼いだルアド(通貨の単位)でより強力なパーツを買い替えて強くしていく。なので、「累計消費ルアド」記入欄なるものがある。


戦闘マップは「ダイアクロックマップ」と呼ばれるマップを使用。円型マップで、中心はひとつ、その一つ外「IN」マスの円を12分割、さらにその一つ外「OUT」マスの円を12分割、合計25マスから構成。『詩片のアルセット』とは異なり、中心マスに侵入も可能(ただし、移動する際は中心マスに侵入すると移動力が残っていてもそこで終了する)。

12という数字に特別な意味がるのかは不明。戦闘は行動カウント制。『セブン=フォートレス』のようにカウントを進行させて行動を行う。行動カウントの最大値は12。

PCたちの行動は二種類あり、「マイナーアクション」「メジャーアクション」がある。行動カウント記入欄にそれぞれ、マ、メと記入される。なお、1ラウンドに行われるマイナーアクションとメジャーアクションの回数はPCごとに異なる。パーツの総重量で「軽量級」「中量級」「重量級」などに分かれ、軽いほどメジャーアクションが多い傾向。

移動は、それぞれのアクションの前に行う。移動力はマニューバで決まる。

MPの概念はなく、ジアドスフィア(ZSと表記される)と呼ばれる値が一つあるのみ。ZSがゼロになると戦闘不能で、アビリティのコストもZSを使用する。

攻撃のダメージ算出方法は、「成功した連撃の数」×「武装の攻撃力」。連撃数が6あり、攻撃力が6だとして、成功したダイスの数が5つだとすると、30点のダメージ、という具合。

ウェポンは射撃武器と白兵武器があり、1キャラクターにつき、2つまで所持、装備が可能。ただし2つ装備するにはアームが2つ必要だ。2つの武器を同時に使用することもでき、それだけ威力は増大するが、目標値が2下がる。下方ロールなので下がるというのは難しくなるということ。


ちなみに、自分のキャラクターである、ナスノ(17歳・男性)が装備しているのはディアスポラと呼ばれるスナイパーライフル。それを2丁!狙撃銃を右手と左手にひとつずつ装備しているのだ。連撃数は当然1だが、威力は50点と、どちらかというと高め。射程は1〜4だが、3以内だと威力が5点上がる。2発とも射程3以内で使用し、命中すると110点のダメージ。

サブマシンガンのように、連撃数多くて威力低め、スナイパーライフルのように連撃数少なくて威力高め、と、武器の性能によって連撃数と威力のバランスが取れている。

軽量級と重量級、どちらがよいのか?

手数多めでいきたければ軽量級。ただし、その分、軽い武器しか持てないし、他も同様。このシステムには「回避」という概念がなく、ジグスラスト(JSと表記される)と呼ばれるリアクション的な移動をすることにより、敵の攻撃の目標値が下がる。1歩進めば−1、的な。軽量級はJSの値が大きい。

いわゆるHP的なもの、ジアドスフィア(ZS)はウェポンとアクセサリを除くパーツで決まって来る。重量が重ければ重いほどZSは高い。

なので、自分が思うに、初心者には重量級をお勧めする。ZSはコストとしても減っていくので、やはり高い方がいい。そして、実はクリンナップでチェストの性能である「ZS出力」の値だけ、ZSが自動的に回復する。戦闘不能になっても機能するので、とどめを刺されない限り、キャラクターをロストすることはない。


ブレイクスルー的なものは存在しない。チャリスと呼ばれる、『ダブルクロス』でいうロイスのようなものが存在するが、使用方法は不明。


個人的には、『詩片のアルセット』よりも戦闘が楽しいシステムだと思う。純粋に火力が違うのもあるけど、パーツによって性能を高めていくのは『永い後日談のネクロニカ』にも通じる。世界観は説明がなかったのでよさは分からないが、荒廃ものなので、むしろなんでもできるんじゃないかな?

ラスボスは「ルーチン」と呼ばれる、固定した行動しかとらないので、敵の行動は読みやすい。ルーチンはラウンドを重ねると増えていくので、さっさと倒すのが吉。


実際の戦闘は、3ラウンド目に敵の本気の攻撃を受ける前に倒すことができた。敵のHP的な値は1200点位だろうか?

なお、キャラクターは女性体が多いと書いたが、男性体もいない訳ではない。ライフパスの「製造プラント」で性別は決まる。ROCなので、好きに選べばいい。自分はダイス振って決めたけどな!なお、性別がない機体もいる。

同人システムゆえ、再び遊ぶ機会がやってくるとは考えにくいが、一度やれば、キャラクターメイキングのコツも分かるし、リベンジしたいな。むしろ『詩片のアルセット』よりも『黒絢のアヴァンドナー』の方が好みだ。シナリオも作りやすそう。戦闘兵器PCに感情的な(PCは感情が全くない訳ではないと思われる。根拠は「チャリス」の存在)出来事をシナリオに組み込めば、単純な戦闘シナリオじゃなく、ドラマチックなシナリオになるだろうな。

うん、こうしてまとめてみたら、もう一度遊んでみてもいいかなと思えてきた。

ハイマニューバ傭兵少女TRPG「黒絢のアヴァンドナー」 - 黒絢のアヴァンドナー
http://draconian.pya.jp/AVD/index.html
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