トランプ・安倍氏会談に異議 米政府(2016年12月5日 東京新聞 朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016120502000121.html
「安倍総理が慣例を破って 就任前のトランプ氏と会談したことで メンツを潰されたオバマ政権が激怒。リマで最後の首脳会談を行う予定だったのが オバマ側からキャンセルされて 立ち話だけという冷遇を受けた」と、オバマ政権とケンカ別れしたみたいな内容の報道だったのだけれども、
安倍首相、真珠湾訪問へ=歴代初「未来に不戦の決意」−26日から、オバマ氏と慰霊
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500667&g=pol
と、別にケンカ別れではなかったことが、わずか半日に露呈。「日米外交筋からの情報」とは一体なんだったのだろうかという疑問。
もっとも、アメリカ議会でスタンディングオーベーションされたときも、安倍晋三に否定的な人たちは「オバマは一日しか安倍に付き合わなかった 冷遇された」だったし、さらに遡って第二期政権就任直後にTPP詰めに行ったときも、よく分からない理由をつけて「安倍は冷遇された」だったわけで、もはや単なるお約束なのかもしれないが。
まぁ典型的アメリカンのトランプが、そのうち真珠湾について文句をつけてくるのは明らかなので、言われる前に訪問するのは悪くない選択。オバマ大統領にも広島の借りを返せるし、最後に花道作ってやれる。
日米が戦争を乗り越えての和解ムードを見せることは、日露交渉で「第二次世界大戦の勝者敗者の立場」を持ち出してくるであろう、プーチン大統領に対しての牽制にもなるし、たとえ日露交渉が進まなかったとしても、真珠湾訪問のインパクトでリカバリーできる。
そして、中曽根総理の在任期間を越えた直後で、外交的に大きなポイントになる真珠湾訪問発表は、安倍政権のさらなる権威付けにも繋がるはずで、タイミングを計算しての発表なのだとしたら、安倍晋三は相変わらず食わせ者だなと。
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