素人の思いつきと思って読んでいただきたい。トランプ政権にも関係するので、最後まで。
どうも、「独裁者」というのは民族や社会の非主流派から出る傾向があるのではないか、という気がする。証明、理論化は時間がかかるので、幾つかの実例を挙げるにとどめる。
独裁者、といえば誰しも思い浮かべるのはナチスを組織したアドルフ・ヒトラーであろう。この人の出身はドイツ本土ではなく、「オーストリア」である。オーストリアというのは「東の領土」という意味で、ドイツに含めるか含めないか、歴史的に議論されてきたところである。ドイツであって、ドイツでない。ドイツ系以外の民族もたくさん住んでいる。またオーストリア・ハンガリー帝国という別の国家を形成していた歴史がある。しかも、ヒトラー家にはユダヤ人の血が混ざっているという話が根強く流布している。ヒトラーは生粋のドイツ人ではなさそうである。
さて、ヒトラーといえばそのライバルはソビエト連邦の独裁者スターリンである。この男は本名を「ジュガシビリ」といい、グルジア人である。もう、はっきり、「ロシア人」ではない。それどころかスラブ系ですらない。ロシア帝国に支配された「異民族」である。
ナポレオンはどうか?コルシカ島出身である。姓をボナパルトというが若い時はイタリア風の呼び方で「ブオナパルテ」と言われていたようだ。どう見てもフランスの主流派でははない。
まあ挙げればキリがない。
新大統領ドナルド・トランプの先祖はドイツ人である。従ってアメリカの主流派と言われる「WASP」(白人、かつ、アングロサクソン、かつプロテスタント教徒)の要件を満たしていない。次期副大統領ペンスの経歴も調べたがアイルランド系カトリック教徒である。これもWASPではない。非WASPが「危ない」ということもできない。J.F.ケネディもアイルランド系カトリック教徒である。
一応、頭の片隅に入れておくといいと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する