mixiユーザー(id:2940502)

2016年09月22日08:02

312 view

水曜クビクビ日記397:コロニア



フォト


1973年、チリ。

社会主義政権が始まったばかりのこの地に、ルフトハンザ航空のスチュワーデス・レナが降りたった。恋人のダニエルが、数ヶ月前からサンティアゴで暮らしている。ダニエルは政治活動家で、大統領擁護のデモに協力するためポスター製作に励んでいるのだ。久々の再会を喜び、愛し合うレナとダニエル。だがレナは、あと4日後には復路のドイツ行きフライトに搭乗しなければならない。別れがたいレナは、ダニエルにドイツに帰って欲しいと願っている。

滞在3日目、ダニエルとレナは突然軍兵士に拘束されてしまった。軍によるクーデターが勃発し、現政権に協力する者たちは根こそぎ逮捕されていたのだ。レナは旅行者として釈放されたが、ダニエルは彼女の目のまえで救急車に乗せられ、民間の教会〈コロニア・ディグニダ〉に連れていかれる。コロニアは、表向きは信者たちが自給自足で生活する共同体だが、実態は軍部の庇護を受けた拷問施設であった。自発的な入信者扱いされてしまうと、ドイツ大使館も身柄を要求することは出来ない。レナは何とかダニエルを救出するため、出家希望信者を装いコロニアに入り込む。彼女が目にしたのは、教祖シェーファーが支配する、不気味なカルト教団施設だった。男性信者たちがマシンガンで武装し、ドーベルマンと電流柵で囲われた脱走不可能な陸の孤島…果たしてレナはダニエルを見つけ出し、脱出することができるのか?

フォト



ハーマイオニーが「オナニーするのか?」と教祖に問われて否定する「コロニア」を鑑賞(笑)。実話を基にしたフィクション…おそらくコロニア・ディグニダという施設の実態とシェーファーの造形は現実どおりでしょうが、ドイツ人カップルの脱出行は創作なんでしょうか?詳しく知りたいところです。
映画の出来としては、エマ・ワトソンのたくましさと美しさで引き込まれる佳作といったところですね。カルト教団映画としても、「サクラメント」と比べて見劣りしません。要因は、シェーファー役のミカエル・ニクヴィストの存在感のデカさでしょう。チリのクーデターの混乱は、ジャック・レモンの「ミッシング」を観て知識として知っていましたが、こんな施設も存在していたんですな…


3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年09月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930