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2016年09月07日11:26

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優勝へ、真っ赤な「カープ仏壇」=伝統工芸復権に思い込め―広島




 プロ野球・広島東洋カープの25年ぶりの優勝を祈願し、広島市内の仏壇店が真っ赤な「カープ仏壇」を製作、8月末から店内で展示を始めた。

 ひときわ目を引く赤い色には、カープの応援と共に「広島の伝統工芸を広め、衰退著しい地元仏壇業界の明るい材料にしたい」という願いも込められている。

 故人の生前の趣味を形にした墓石はあるのに、仏壇は同じタイプしかないことに疑問を持ったのが製作のきっかけ。「手を合わせるたびに故人が野球ファンだったと思い出すのも一つの供養ではないか」。木原仏壇店(同市中区)の専務木原賢治さん(47)は、自身も熱狂的カープファンということも相まってカープ仏壇をデザインした。

 仏壇は高さ60.5センチ、幅48.5センチ、奥行き31センチ。製作に携わったのは広島の職人3人で、扉にカープの活躍を表現した「コイの滝登り」が、内部には広島県花のモミジが蒔絵(まきえ)で描かれている。現在は展示されている1点のみだが、販売も検討している。

 木原さんによると、「広島仏壇」は経済産業相の指定を受けた伝統的工芸品だが、最近は中国産の安価な製品に押されるなどして販売不振が続くという。カープ仏壇の展示を通じ「素晴らしい技術を持つ職人が広島にいると分かってもらいたい」。木原さんはカープ優勝に伝統工芸復権の思いを重ねている。 






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