mixiユーザー(id:43667821)

2016年07月27日03:25

339 view

困った時はお互いSUMMER!

■TOKIOは背中で語りかけるーー「DASH村」福島の活動でみせた“お互い様の精神”
(リアルサウンド - 07月24日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=4108291






※SCHOP DAN事務局から許可をいただきまして、2011年3月11日に発生しました東日本大震災の特別漫画『DANCHO』から、作中のセリフを引用しています。



発売元:一般社団法人 スコップ団
宮城県仙台市青葉区栗生6-10-17
e-mail schop-dan_2011@mail.goo.ne.jp
http://schop-dan.com/












被災地、被災者、物資、ライフライン.......

使い慣れない言葉がとても嫌だった。

それを巧みに使う人達は、仲良くなんてなれないと思った。




二万人の犠牲者が出た一件の大きな災害のように言われるのが嫌だった。
一件一件の悲しい出来事が二万件も起きたのだ。

とても普通じゃなかった。
夜の七時って、本当に暗い。
灯りがないと、気持ちまで暗くなる。
暗いと寒く感じる。

そんな日々はとても普通じゃなかった。




様々な活動をしたのは何故かとよく問われる。
これまで、ボランティア活動と呼べるものをしたことなんてなかった。
犬や猫の保護活動。
ドライアイスを安置所に届ける活動。
バースデーケーキを子ども達に届ける活動。
ドロカキを手伝うだけの活動。

全て、泣きながらやっていたことを思い出す。
今は、どれもこれも二度とやりたくないと省みる。


色々行った活動だったけど、結局は一つだけだったと思う。

【やれることをやる】

これ以外に何もないと思う。
やれることをやらないって奴はカスだ。
やれないことをやるのは、どうもおかしい。
やれないことはやれない。


やらない理由を述べるのは皆とても上手だった。
しかし、やる理由を上手に述べられる人が少なかった。
捨て身で手を延ばしたって、結局救えるものなんて一つもなかったかもしれない。




ボランティア=かっこ悪い


そんな雰囲気もあった。
俺はボランティアという【言葉】が好きじゃないから使わない。
定義的には使う。してやってるんじゃない。
かといって、させていただいてる訳でもない。
お互い様という言葉がある。

困った時はお互い様。




人助けに理由はいらねぇ。
別に感謝されたい訳じゃない。
別に好きでやってんじゃない。

そこを間違ってはいけないと、常に肝に命じ、カッコつけを極めてやろうと思った。



そんな時にスコップ団が誕生した。
大切な仲間が亡くなって、その人の娘たちに毎朝毎朝ママの命を奪った光景の後を見せるのが嫌だった。
それだけが動機。
一秒でも早く片付けたい。
それだけの団体。
だから、ありがとうもいらない。
ヒーローになんてなれない。
でも正義の味方はいるんだってことを、子ども達に見せたかった。
友達の家の片付けをするだけの団体はこうして始まりました。

俺達は友達だからボラセンとか関係ないし避難指定区域も関係ない。
普通じゃ入っちゃダメなところも、家の人たちと「共に」片付けをした。
そんな破天荒をゲリラだの無法者とバカにされたものだ。
名前なんてどうだっていいし、
「こんなに人が集まってすごいですね!」
などと言われるが、俺の目標は一万人集めることだったから実は失敗なのだ。
もっと早く、もっと沢山の家の中から思い出を取り出したかった。
二度と手に入らない思い出を、もっと沢山、あの泥の中から出したかったんだ。
俺には子どもがいる。
息子が二人。
彼等とはいっぱい、いっぱい思い出がある。
これからも増えていく。
全ての家にそんな思い出がギュウギュウに詰まっていた。
最後まで慣れることはなかったし、慣れない性格で良かったと思う。
作業になってはいけない。
家を綺麗にすると、家が笑っているように見えた。
本当にそう見えた。
前日の3月10日のようにはいかなくても、ナニカをやっつけてやるつもりで俺達はそこを元通りにしようと思ってた。
無理だけどね。
無理だけど。
無理なんだけど諦めたくなかった。
だから、「諦めるなよ!」
と言い続ける人がいてもいいのではないかと思っていた。
諦める事の方が俺は難しい気がする。
諦めない事の方が簡単だ。
諦めるってことは、実は嫌になってんでしょう?
それで、大人のフリして、「諦めましょうか。」なんて言うのだ。

俺には言い訳にしか聞こえない。




Smile For Birthday というケーキを届ける活動の時に一人の女の子と出会った。
いくつなんだろう?
しっかりしてるけど、儚げで、とても幼くも見える。
「ケーキなんていらないから、ママを返して下さい!」
俺はなんてバカなんだろうと思った。
活動すら意味がなく、人を傷付けるのならば、もうやめようと思った。
本来、いつやめたっていいんだ。
そう思って、謝って帰ろうとしたら追いかけてきて、「ごめんね。」と言われた。
俺は抱っこして、ママによく見せようと高い高いをした。
この子は元気です。
この子が見えますか?
この子を泣かせてしまいました。
この子に、俺は何ができますか?
「また来てね。また遊びに来てね!」
一年以上が経過して、その子から電話が来た。
「お兄ちゃんにもらった名刺に電話番号書いてあったから、おばあちゃんと相談して電話しました。
なんでも電話しろってお兄ちゃんに言われたから。
あのね、私ね、いっぱい勉強して偉い学者さんになります。
それで、タイムマシンを作って2011の3月10日にママを助けに戻ります。
私が大人になっててママは驚くかなぁ?分からないかもね。でも、いいの。
ママを助けに行きます。
ねぇ、できるかなぁ?」
俺はできると思う。
とだけ話して、もう喋れなくなった。



彼女の夢を叶えたい。
俺は今、全国を講演してまわっています。
子ども達に、彼女の夢を手伝ってやってくれねぇかと、お願いしながら、伝えておくべきことを伝えに。



伝えておくべきこと。
それは、当たり前の日々が実は特別なんだってこと。


それ以外には何にもない。
それ以外には、何にもないんだよ。







ボランティアに参加します




そういう意思があるのは良い事だよ。
でも、その人たち全員がまじめだとは言い切れないし、コンビニの前でたむろしてるやつらが不まじめとも言い切れない。
「施す側」と「施される側」という関係になってしまうと、みんなの行動やパワーを引き出しづらくなってしまう。

「ボランティアしてやっている」なんて論外だ。
変な力関係が出来ると、ボランティアかっこわるいとか、変な風潮まで出てくる。
スコップ団はそういうところから外した、浮動票の集まりにしたかった。
困ってる人がいれば助ける。
困ったらたすけてもらう。
当たり前の事だ。
そういうことにすれば、立場なんてなくなるし、
困った時は、お互いSUMMER!
って言えるようになる。

そうなればいいと思って
スコップ団を立ち上げた。







スコップ団は「ボランティア」という言葉が好きじゃない。
友達が困ってるのを助けに行くことが「ボランティア」って言う?
まだ友達じゃなくても、これまでのお宅のじいちゃんとか、ばあちゃんは、
皆、「また来い!」って言ってくれる。
メンドクサイから、行かないと思う。
でも、いつか行きたいとも思う。

名前もポーズもださいけど、アホにしかできねぇ事がある。


仲間が死んで、家族が死んで。
俺たちはもう、泣き疲れたからな。
俺たちはもう泣きたくねぇんだ。
力いっぱい、スコッピング!
Yes!ナイスコップ!
死んだ仲間の分。
瓦礫という字に【オモイデ】ってルビをふって頑張るよ。
出動要請もドンドン来い!
ちくしょう。
早く終わらせてやろうぜ。
こんなこと。
くだらねぇ。


必要なものって、スゲー地味に見える。
贅沢が、俺たちを貧しくしてる。
そんな事を震災は教えてくれたと思う。
そんな事を、知れて良かったとも思う。
ただ、代償がでかかった。


無駄にしちゃいけない。
若い俺たちがやるから意味がある。

お金で買えないものの方が、大切だったりする。
それを知った。

たったひとつ、あればいい。

俺が今日も生きていて、君を好きだってことをちゃんと伝えること。

それ以外の運命だのなんだのは、もう分からねぇよ。
ジッとしてられないだけ。

一緒にどうかね。








「ただいま」とか、
「おかえり」とか。
「今日は遅いの?」とか、
「あとでメールするね。」とか。


なんでもない日々の、なんでもない会話。



【三月十日】は全員、
他愛もないことで悩んで怒って笑ってた。


【三月十一日】の、
「昨日に戻ればいいのに。」
その気持ちは誰も忘れない。


けど、一番忘れてはいけないものは、
今日は【三月十日】なのかもしれないということ。


もしね、明日が最後って知ってたら、
なにを、どうすればいいんだろう?


この景色も最後かもしれないって思えたら、
もしかしたら、もっと人は一生懸命になるのかもしれない。


結局、捨て身で手を伸ばしても、
救えないものの方が多いのかもしれない。

それでも僕は、精一杯ナニカと戦って、
今日という日の終わりに毎日感謝をしようと思う。


そして、好きな人に、
「愛してるよ」
と伝えておくことこそが、一番の防災意識なのだと思う。







帰宅困難時の簡要指南
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1967096340&owner_id=43667821


天使が舞った日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1939786310&owner_id=43667821
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する