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2016年07月24日20:56

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日馬富士の“有終の美”の優勝は見事だったが、来場所もまだ続くのか、“アレ”が。

■日馬が8度目V 稀勢は綱とりならず 大相撲千秋楽
(朝日新聞デジタル - 07月24日 18:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4108998
大相撲七月場所千秋楽、白鵬と日馬富士の横綱同士の結びの一番は、立ち合い日馬富士が左に動いて上手を取り、右差しから白鵬に上手を与えず巻き替え、両差しから寄り切りに仕留め、日馬富士は13勝2敗で8度目(名古屋では3度目)の優勝、“有終の美”を飾りました。
それにしても、今場所の日馬富士は隠岐の海、合い口の良くない嘉風に不覚を取りながらも十日目以降は本来の強さを取り戻し、稀勢の里、豪栄道、白鵬の上位3力士には「これぞ日馬富士」というべき速さと巧さの横綱相撲を見せてくれましたね。今日、三敗で追走していた稀勢の里と貴ノ岩がそれぞれ勝って決定戦の可能性を残していましたが、右足親指の負傷の影響を残す白鵬を終始圧倒、「日馬富士こそ今場所の主役」だと思わせる見事な一番で賜杯ゲットを決めました。
さて、三敗で優勝の可能性を残していた大関稀勢の里は立ち合い踏み込んで左差しも上手が取れず、豪栄道に右巻き替えをされるも往なして崩し、豪栄道の振り向き様を押し出し、平幕の貴ノ岩は嘉風を右小股掬いでそれぞれ制して12勝3敗。決定戦は実現せず優勝には至りませんでしたが、稀勢の里は今場所も「優勝次点、横綱一人を倒した」ことを理由に、審判部長の二所ノ関親方(元大関若嶋津)は引き続き来場所も「優勝で綱取り」と明言。「稀勢の里を横綱にする会会長」を自称するテレビ正面解説の第52代横綱北の富士、「副会長になりましょう」と語った向正面解説の元小結舞の海に加え、実況担当の藤井康生アナウンサーも揃って安堵の様子でしたが、栃煌山、松鳳山の二人の平幕に敗れ、栃煌山に不覚を取った五日目以降は左差しが決まらず腰高となるなど勝った一番でも「脇の甘さ」を感じさせる印象を持ちました。テレビ中継の最後で、舞の海が「オリンピックの日本代表を応援するのと同じように、大相撲ファンは日本人の横綱の誕生を心待ちにしている」という趣旨で、依然高まっている稀勢の里への期待を語っていましたが、日本人横綱への期待には異論はないとは言え、「だから稀勢の里」である必然性も理由もあるとは思えないのが正直なところ。そこそこ数字は残し、強さを見せて勝つ相撲も増えたとは言え、立ち合いの待ったが多く土俵上の所作も雑になることも少なからずあり、序盤で下位力士に取りこぼすこともしばしば。腰高となったり、“負けっぷりの悪さ”も目立つのが稀勢の里。14勝以上、そして優勝決定戦進出もなく、共に優勝次点、一横綱を制しての13番だった先場所や先々場所は序盤の取りこぼしはなかったものの横綱戦の続く二番に連敗、特に先場所は14日目に白鵬に優勝を決められ、その後の千秋楽に日馬富士に勝って「横綱一人に勝つ」という“実績”を残した程なので、これで先場所、今場所と、横綱昇進のための「優勝、またはそれに準ずる成績」と言えるのかは、甚だ疑問と言うほかないのではと感じますね。第63代横綱旭富士から第70代横綱日馬富士まで厳守された昇進の条件である「二場所連続優勝」を、この30歳の大関にこそ遵守させるべきではと思います。
その他。今場所の三賞力士は、殊勲賞が日馬富士に勝った西前頭五枚目の嘉風、敢闘賞が意外にも初の三賞の西前頭二枚目の宝富士と最後まで賜杯レースに名を連ねた東前頭十枚目の貴ノ岩の同期生コンビ(平成21年1月場所初土俵)、西小結の高安は初の技能賞に輝きました。また、決定戦となった序二段優勝は東38枚目の木崎(木瀬部屋 ・23歳・日本大学出身)が東10枚目の池川(八角部屋・近畿大学出身)との同期生(平成28年3月場所初土俵)対決を押し出しで制して決めました。
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