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2016年07月17日23:34

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日本郵趣史 2012年

日本郵趣史
明治初期から終戦まで
2012年11月10日発行
著 者 天野 安治(あまの やすはる)
資料協力 財団法人 切手の博物館
発 行 公益財団法人 日本郵趣協会
ISBN978−4−88963−748−9
C0076

目次

まえがき

第1章 日本郵趣の黎明期
 1.切手蒐集のはじまり
  ・時代の先端を行く切手趣味
  ・切手収集のはじまりとカタログ、アルバムのはじまり
  ・切手収集家の団体・郵趣会のはじまり
  ・切手商とオークションの始まり
  ・定期刊行物のはじまり

 世界の切手収集黎明期「事始め」年表

 2.日本切手誕生と欧米での受けとめ
  ・日本切手の誕生
  ・龍文切手の実物を確認
  ・“tempo”という貨幣単位
  ・龍文4種、実物切手を貼ったメモ
  ・龍銭切手と額面表記
  ・カタログ・ハンドブックでも

 3.ブライアンの活躍と輸出シート
  ・ニュー・イッシュとしての手彫・小判切手
  ・ブライアンからスタンレー・ギボンズにあてたはがき
  ・ブライアンによる手彫・小判切手の取り次ぎ

 4.それは外国人商人の買入れから始まった
  ・外国商館による使用済日本切手の輸出
  ・ペイル兄弟の日本郵便切手総代理店
  ・最古の日本切手カタログ
  ・協力者ヴェルラン
  ・使用済日本切手の仕入れ先
  ・残されているそのほかの諸資料
  ・まだまだ新しい史資料が

 5.日本人切手商も後につづく
  ・草創期の切手会を語る座談会
  ・外国人商人に一括販売
  ・積極的な吉澤商舗
  ・横浜のタカハシ
  ・伊東祐毅と山田義容、公務員の切手商
  ・おみやげ用切手台紙と切手帳
  ・高橋の切手帳

 6.遅ればせながら日本人収集家も出現
  ・だれが最初の日本人収集家か、特定は難しい
  ・伊東祐毅
  ・前田蒐堂と藤井徳兵衛
  ・藤井の大活躍
  ・1897年、スタンレー・ギボンズへ宛てたはがき
  ・日本最初の郵趣団体

 7.国産日本切手カタログと切手アルバムの出現
  ・日本人によってつくられた最初の日本切手カタログ
  ・向上した内容
  ・枠の中へ切手を囲い込む編集
  ・無評価と米ドル評価
  ・最初の日本切手アルバム
  ・興味深い広告ページ
  ・模造切手の大宣伝
  ・ヒンジは使われたのか
 
 筆者のつぶやき1 晩年の藤井徳兵衛さん

 8.「大日本帝国郵便切手沿革志」
  ・逓信省編の切手目録
  ・樋畑雪湖の活躍
  ・和田製、二つの模造沿革志
  ・貼付されている模造切手
  ・本物と模造

 9.逓信博物館と樋畑雪湖
  ・逓信博物館創設と樋畑雪湖
  ・

 筆者のつぶやき2 樋畑雪湖が関わった外信用日付印の改訂

 10.絵はがきの流行と特殊通信日付印
  ・絵はがきの誕生と流行
  ・写真、印刷、郵便、ハイテクの結晶
  ・日本の絵はがきブーム
  ・記念絵はがきと特印

 11.ウッドワードの最初の著作
  ・ウッドワードの掘り出し
  ・ウッドワードの生い立ち
  ・ウッドワード最初の著作“A SUMMARIZED
CATALOGUE OF THE POSTAGESTAMPS
OF JAPAN”
  ・ウッドワードの分類
  ・現代からみたウッドワードの分類

 12.20世紀初頭の日本郵趣界
  ・20世紀初頭の収集傾向
  ・郵趣付属品の普及

 13.和田商店の出版物
  ・和田商店の「大日本郵券録」
  ・特異な分類と配列、分類の誤り
  ・初版と新版、別に評価リスト
  ・三六判の「大日本郵券録」
  ・最初の切手収集入門書の出現

 14.菊切手の偽造事件
  ・事件の顛末
  ・関係者の中に切手商
  ・偽造切手に関心を示さなかった日本の収集家
  ・偽造切手を手に入れ、使用したウッドワード
  ・わずか1ポンド15シリング
 日本郵趣史 年表 その1 1871(明治4)〜1913(大正2)

第2章 最初の郵趣団体、有楽会とその時代
 1.新普通切手図案の懸賞募集
  ・はじめての懸賞募集
  ・募集要項と賞金、その結果
  ・懸賞募集と田沢型大正白紙切手の発行
 
 2.定期刊行物の登場
  ・「通信交換雑誌」と小畠實
  ・「通信交換雑誌」の内容
  ・「趣味交換の友」
  ・ラムスデンの「大日本古銭古郵券雑誌」
  ・「ラムスデンの雑誌」の内容

 3.郵楽会の結成と機関誌「郵楽」の創刊
  ・機関誌をもった最初の郵趣団体
  ・ニュー・イッシュの記録
  ・日本切手と消印の記事
  ・木村梅次郎の執筆活動
  ・War Stamps(戦時切手)
  ・郵楽会、その後
  ・支部と各地の郵券会

 4.和田商店の偽造、郵楽会からの除名
  ・サンダースの告発
  ・その後の和田商店

 5.最初の本格的日本切手カタログ「大日本郵便切手類鑑」の刊行
  ・「類鑑」の登場
  ・「類鑑」は計6巻

 6.海外への窓口としての木村梅次郎
  ・「郵楽」の英文ページ、外国との情報受発信
  ・世界的高名収集家として認められる
  ・国際切手展への出品

  コラム 郵楽会グッズ

 7.官白の収集
  ・官白のはじまり
  ・「官白」の呼称のはじまり
  ・色変り日付印、小型印、風景印
  ・官白の公認と衰退
  ・特印の偽造
  ・特印の目録、カタログ

 8.記念切手の発売騒動
  ・立太子礼10銭、極端に少ない発行枚数
  ・実際の発売状況
  ・日本の顔になる
  ・飛行郵便試行記念
  ・郵便創始50年10銭

 9.郵便印研究の夜明け
  ・樋畑雪湖の業績
  ・ラムスデンの雑誌
  ・森孝助の単片満月消
  ・鳩屋主人・神田柳吉の活躍
  ・まず、タイプと使用局の確認

 10.航空郵便の始まり
  ・飛行郵便試行のフォアランナー
  ・飛行郵便試行
  ・2度の延期の後に
  ・実際に飛んだ記念切手貼り郵便物は少ない

 11.「寸葉趣味」と「郵朋」、二つの郵趣誌
  ・「寸葉趣味」と伊藤子郎
  ・伊藤子郎と郵楽会
  ・相互補完の関係
  ・「郵朋」と梶原元継

  筆者のつぶやき3 祖父、天野小太郎の収集と雑誌「郵楽」

 12.「青島軍事」切手
  ・軍事切手とは
  ・青島軍事の出現
  ・青島軍事の特徴
  ・ウッドワードと青島軍事
  ・戦前の日本切手カタログの取り上げ方

 13.サザーランド切手と土佐村送り切手
  ・サザーランド切手とは
  ・郵趣界への登場
  ・日本に出現したサザーランド切手
  ・「郵楽」誌上に
  ・土佐村送り切手の登場

 14.関東大震災と切手、郵趣界
  ・郵政関係の震災被害
  ・震災切手の発行
  ・富士鹿第1次旧版8銭
  ・不発行「御成婚」騒動

第3章 世代交代の波
 1.青年、三井高陽の挑戦、「郵便切手雑誌」
  ・三井高陽の貴重な経験
  ・日本人の執筆した最初の入門書
  ・「郵便切手雑誌」の発行
  ・「郵便切手雑誌」の刊行と休刊

 2.吉田一郎の登場、日本郵券倶楽部と「スタンプコレクター」
  ・吉田一郎の登場
  ・日本郵券倶楽部と「スタンプコレクター」
  ・新しいタイプの切手商
  ・既成切手商の反撃
  ・吉田一郎の渡欧
  ・関東大震災を乗り越えて

 3.偉大なジャーナリスト 大柴峯吉
  ・郵趣誌を総嘗め
  ・書店売りの郵趣誌、「郵便切手」
  ・木村梅次郎との確執
  ・「郵便切手」の挫折

 4.手彫切手の専門収集の発展
  ・ペプロウの回想記、欧米の手彫切手収集
  ・ウッドワードの日本切手コレクション
  ・ペプロウと欧米の其の他の収集
  ・稀品を未使用で揃える欧米と日本の違い
  ・大正前期の日本切手専門収集家達
  ・「小島」ショック
  ・「小島」効果

 5.現行切手収集事始め
  ・白耳切手の登場
  ・それまでは現行切手に無関心
  ・現行切手のヴァラエティ続出
  ・大御所が口火を切る
  ・寺本義雄の活躍
  ・「白耳内閣」の発見
  ・切手帳の研究
  ・開拓者たちが姿を消して
  ・「大正切手」と「製造文字入りブロック」

 6.自前の額持ち寄りから本格切手展へ
  ・日本最初の切手展
  ・自前の額縁を持ち寄る
  ・出品規定と統一された額縁、最初の本格的な切手展
  ・出品者と出品作品
  ・U.P.U.加盟50年記念切手展

 7.「郵楽」の活性化と木村梅次郎の死、郵楽時代の終り
  ・「郵楽」の活性化
  ・木村梅次郎個人としては
  ・創業者としての業績
  ・木村亡き後の郵楽会と「郵楽」

 8.ウッドワードの大著
  ・莫大な情報量
  ・「日本手彫切手シート写真帖」
  ・“THE POSTAGE STAMPS OF JAPAN
AND DEPENDENCIES”
  ・分類の具体例 その1 龍文切手
  ・分類の具体例 その2 小判切手
  ・「秘宝」となったウッドワードの大著

 9.初日カバーと初飛行カバー
  ・初日記念押印
  ・初日実逓カバー
  ・普通切手の実逓初日カバー、誕生日切手
  ・ルイス・カバー
  ・航空郵趣の先駆者と初飛行カバー
  ・初飛行カバーの収集拡がる

 10.「切手趣味」の創刊と三昧会
  ・「切手趣味」の創刊
  ・ひと味違った「駅鈴」
  ・「切手趣味」創刊を支えた人たち
  ・「切手趣味」の内容
  ・単行本の出版
  ・三昧会の発足
  ・三昧会の発展

 11.標準型録と日本郵便切手詳解
  ・ポスト「類鑑」
  ・大柴峯吉の力量
  ・はじめて、分野別にリスト、そして横組み
  ・評価は切手商が
  ・「日本郵便切手詳解」
  ・ウッドワード本と大柴本、小判切手の目打
  ・田沢型切手でも

 12.吉田一郎をめぐる消印研究の種々相
  ・「明治初年の郵便消印」
  ・記号入番号消印の研究、山中庄治郎とウッドワード
  ・人気印 ボタ印
  ・ボタ印、名称の起こり
  ・吉田一郎のボタ印収集と研究
  ・吉田論文を出発点として

 13.吉田一郎VS江口彪一郎
  ・官白嫌い
  ・江口彪一郎の収集と研究
  ・「切手趣味」に発表できず、出版に苦労

 14.B級趣味誌の時代
  ・昭和初期の収集傾向
  ・風景印の登場と官白
  ・多彩な紙分類の収集世界
  ・「交菟」
  ・「飛鴻」
  ・「漫歩」
  ・「莵集趣味雑誌」と「京都寸葉」

第4章 逓信省の切手発行政策の積極化と戦時下の郵趣
 1.最初の小型シート、制定シートの発行と西邨知一の登場
  ・震災後、新図案切手への期待
  ・昭和切手を待望
  ・日本切手の流れを変える
  ・ドイツの小型シートを手本にして
  ・意外な売れ行き

 2.珍しい郵便切手の展覧会
  ・珍しい郵便切手の展覧会 切手収集普及の試み

 3.昭和切手の発行
  ・普通切手改訂への動き
  ・吉田一郎の尽力
  ・図案改正へ動き出す
  ・慌ただしい門出
  ・新感覚のデザイン
  ・個々の切手のできばえはよいが…

 4.日本郵便切手会の設立と活動
  ・国立公園切手と愛国切手、斬新な大型切手の発行
  ・国立公園シリーズ
  ・日本郵便切手会の設立をめぐる波乱
  ・日本郵便切手会の設立
  ・機関誌「郵便切手」の刊行
  ・切手会の頒布品

 5.日中戦争下の郵趣界
  ・「満州国」切手の収集
  ・華北と蒙疆、省名加刷
  ・切手を集める自由
  ・個性ある郵趣誌「郵燈」

 6.盆廻し交換会の盛況
  ・ビショップの体験
  ・盆廻し式入札
  ・それは如水会から始まった
  ・盆廻し交換会の全盛時代

 7.南方切手フィーバー
  ・南方占領地切手と収集

 8.昭和切手ブーム
  ・第2次昭和切手
  ・銘版のヴァラエティ
  ・米軍の空襲下、昭和切手ブーム
  ・三島良績の業績

 9.有力郵趣誌の廃刊と謄写版のミニコミ誌
  ・有力郵趣誌の廃刊
  ・謄写版印刷の「大阪雑誌信」
  ・敗戦の中から

 日本郵趣史 年表2 1912(明治45)〜1946(昭和21)

参考文献

あとがき

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