テキサスの田舎で暮らすビーム家は5人家族。パパのケビンは獣医で、最近診療所を開いたばかり。サッカー好きの長女アビー(13歳)、読書が趣味の次女アナベル(10歳)、アイドル歌手になるのが夢の三女アデリン(6歳)と女だらけの家を束ねるのは、頼れるママ、クリスティだ。彼らは日曜日には必ず教会に行き、皆に好かれる明るい一家だった。
ある日、次女アナベルの身体に異変が表れる。食事をとるたび吐き気と腹痛に襲われ腹が膨れるようになってきたのだ。いくつもの病院に行っても乳糖不耐症やら逆流性食道炎やら的外れな診断と治療ばかりで埒があかない。そんな中、ついにアナベルは腸閉塞で緊急手術を受けるようになってしまう。入院先で、小児外科の医師から驚くべき病名を聞かされるクリスティとケビン…アナベルは、原因不明の小腸機能不全で食事の消化吸収ができず、一生腹痛と嘔気がつきまとい、チューブで栄養を取るしかないというのだ。治療法は無いと告げられ、絶望するクリスティ。だが、この病気を何例も診ているボストン小児病院のヌルコ医師の存在を知るや、ボストンに電話をかけ診察のアポを取ろうと試みる。しかし病院は、多忙を理由になかなかヌルコに取り次ごうとはしなかった。どんどん衰弱するアナベルを見ながら心を傷めるクリスティ。家族1信仰心が篤いアナベルが、なぜこんなに苦しまなきゃならないの…?信仰が揺らぎ、教会から足が遠のいていったクリスティは、強引にもアナベルを連れてボストンへ飛び、予約なしで病院に押しかけてしまうのだった。
「天国からの奇跡」。キリスト教プロパガンダ映画と予め知った上で鑑賞したため、イエス様バンザイ臭が少なめだったことに拍子抜けでした。実際、イエスやマリア様や聖書への言及はなく、ユニークな牧師は出てくるものの、押し付けがましさはありません。キリスト教映画というより、信仰映画と呼ぶべきでしょうか。素直に感動できる、学校で見せたい映画です。実話というのが強みでもありましたね。
「この世には奇跡が溢れている。奇跡とは、出会う人々の優しさなのです」(クリスティの台詞)
「苦難に直面した時、より信仰を強くしたことも神に背を向けたこともありました。どちらが良かったかというと、経験からは前者ですね」(牧師の台詞)
などなど、台詞も胸に沁みました。この程度の映画で泣いてしまうなんて、オメー映画ファン失格だよっ!と言われるの覚悟でオススメです!
ログインしてコメントを確認・投稿する