東海道三島の宿を過ぎると、難所の一つの「箱根八里は馬でも越すが〜」と
歌われている箱根越えです。やはり急坂が多いことや標高差845mの箱根峠
をはさんで、三島側を西坂、箱根町側を東坂と総称されるが、その西坂の中の
甲石坂がある。傍らに甲石(冑石)と呼ばれる石があったためである。
豊臣秀吉が小田原攻めの時に冑を置いて休んだ石という、伝承ととともに紹介
されることも多いそうだ。筆者は里人から聞いたとして別の話を紹介する。
それは、源平合戦の時に源頼朝がこの石に冑を掛けたというもの。箱根路
には古戦場も多いので有名な武将の名前が引き合いにだされたろうと推測。
この甲石坂の近くにはあま酒を商う店がいくつかあったという。いずれも土間に
藁屋根を掛けただけの簡単な仮屋(仮設店舗)であり、竈に鍋を据え、麹を入
れてあま酒を作っていた。小さい皿にショウガをおろし、箱に蓋に並べる店も
あった。一杯が六文(百八十円くらい)。旅人はここで休憩して、山旅の疲
れをしのいでいた。この甲石坂だけでなく、箱根山の所々に同様の店があった
と記している。
店の中に竈の上や、軒下には奇妙な干物のようmpんpがぶら下がっている。
これ箱根名物の「サンショウウオ」だ。これもここで売られていた。
いくつもったというお店は今はほとんど姿を消した。東坂のほうに1軒、その
名も「甘酒茶屋」(箱根町畑宿)にあります。
)、
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