1982年、南極大陸…
アメリカ観測隊第四基地に、予想外の客がやってきた。それは一頭のハスキー犬。しかもこの犬を追ってやってきたノルウェーの観測隊員は、犬をライフルや手榴弾で殺そうと基地内で乱射を開始する。驚いたギャリー隊長は、このノルウェー人を射殺、ハスキー犬を保護した。一体、なぜこの犬を追っていたのか。謎を解くため、ヘリ操縦士のマクレデイらがノルウェー基地に向かうが、そこは燃え尽きた廃墟と化しており、不気味な死体が山積されていた。そこから書類やビデオを押収した彼らは、基地に戻って解析を行う。そしてノルウェー観測隊が円盤を発見し、何かを氷の中から持ち帰ったことがわかった。その夜、保護したハスキー犬が犬舎の中で〈変形〉を開始。これを目の当たりにしたマクレデイらは、基地内に異星生物が入り込んだことに気づく…
はい、こちらが〈あの名作〉こと「遊星からの物体X」です。4歳の時にホークス版の「遊星よりの物体X」を見てリメイクの夢を抱いていたカーペンターが、ついに本懐を遂げた作品。
言うことなしの傑作ですよね。クリーチャーの造形、絶望的なホラー描写、疑心暗鬼サスペンス、どの側面も、文句なく良く出来ています。まさか観てない人はいないですよね?(笑)。
カート・ラッセルも良いのですが、隊長役のドナルド・モファットが俺の一押し。威厳の塊だったのに、徐々に弱くなっていく様がツボでした。「いまそこにある危機」の大統領役ほどじゃないけど、ハマり役だったんじゃないかなぁ。
(通算1041タイトル)
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