実話に基づく映画「殿、利息でござる!」(歴史家・磯田道史さん原作)を観た。すばらしい作品だ。江戸時代中期に重い年貢に苦しむ宿場町・吉岡宿を消滅の危機から救うため、町民らが資金を拠出し、財政危機に陥った仙台藩に1000両(約三億円)という大金を貸し付け、その利息で町を救おうというアイディアが生まれ、そして本当に実行されたという話。磯田道史さんの書くものは面白くてためになることが多いのだけれど、原作の「無私の日本人」(文春文庫)は読まねば、と思った。
いわゆる「ヒーロー映画」の時代が過ぎ去ったかに見える今、長い時をかけて市井の人々の強い思いと粘り強い取り組みがおおやけの政治をも変えていったストーリーは観る者に勇気を与えるだろう。政治も社会も、人々が力を合わせて真実を訴え続けるならば、きっと変わるのである。諦めてはならない。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4035852
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